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歴代主人公が兄弟だったらpart8【ブラザー】

1 :通常の名無しさんの3倍:03/06/18 13:16 ID:???
シーブック「ココは、」
ウッソ 「アムロ以下13名の兄弟(映像化作品限定)の、」
シロー 「家、職場、学校、外等での生活を書いてみるネタスレです。」
キラ 「以上、影の薄い人達からでした。」
3人 「お前らも最初のころは薄かっただろ!!」
キラ 「今では濃いですが何か?」
アル 「負け惜しみ、イクナイ!!」
3人 「クッ・・・。」
ドモン「このスレのルールを説明する。
    1 年齢はある程度無視OK、
    2 原作にある程度乗っ取ったキャラ設定、他の作品を崩さない作品推奨
     (ただしあくまでも推奨。これに反すると思った作品も叩いてはイケナイ!)
    3 自分がウザイと感じた作品とそれを煽った奴は無視
    4 作品叩き禁止、公序良俗に反するような事は禁止、職人叩きは特に厳禁
    5 議論は、議論スレで。このスレで議論はしない
  守らない奴はゴットフィンガーが待っているぞ。」
アムロ「過去スレの倉庫はhttp://members.tripod.co.jp/ybuewrei/brotherindex.htmlだ。
    過去の雰囲気を掴みたい者は見ていくといいだろう。」
ガロード「参考までに、今までに出たネタでの各キャラの設定等については>>2-10辺りにあるぜ。」
ジュドー「別にこの設定を絶対守れって訳じゃないぜ。でも読み手が入りやすくはなるかも。」
ヒイロ「…議論スレはhttp://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=shar&key=1042456798&ls=50だ。」
コウ「後、職人さんにお願いです。自分で続けるネタについては終りに「続く」と書いてください。
   続くと書かれてる作品は他の方は書くのを自粛推奨。書かれていないものは自由にリレーしてください。」
カミーユ(コウ兄さん、目立とうと長台詞取ったな…)」


2 :通常の名無しさんの3倍:03/06/18 13:17 ID:???
関連リンク先
【避難所】歴代主人公が兄弟だったら【議論所】(長引きそうな議論、ルール改正、愚痴はこちらで)
 http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=shar&key=1042456798&ls=50

過去スレの倉庫(ミラー係さんが作成してくれています。dat落ちしたスレはこちらに)
 http://members.tripod.co.jp/ybuewrei/brotherindex.html

歴代キャラ達のキャラ表(参考用にどうぞ)
 ttp://www.gundam.channel.or.jp/goods/videogame/ggeneneo/chara/home.html

 前スレ
歴代主人公が兄弟だったらpart7【ブラザー】
 http://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1045005549/
歴代主人公が兄弟だったらpart6【ブラザー】
 http://comic.2ch.net/shar/kako/1043/10430/1043077156.html
歴代主人公が兄弟だったらpart5【ブラザー】
 http://comic.2ch.net/shar/kako/1042/10425/1042536705.html
歴代主人公が兄弟だったらpart3(4)【ブラザー】
 http://comic.2ch.net/shar/kako/1042/10424/1042438188.html
歴代主人公が兄弟だったらpart3【ブラザー】
 http://comic.2ch.net/shar/kako/1042/10422/1042299487.html
歴代主人公が兄弟だったらpart2【ブラザー】
 http://comic.2ch.net/shar/kako/1042/10420/1042015848.html
【ブラザー】歴代主人公が兄弟だったら【ブラザー】
 http://comic.2ch.net/shar/kako/1041/10413/1041386950.html

3 :通常の名無しさんの3倍:03/06/18 13:17 ID:???
長男アムロ・レイ(29)
一家の大黒柱にして纏め役。個性の強い弟達を相手に四苦八苦している。
株式会社ラーカイラム所属
次男シロー・アマダ(24)
まじめで基本的に善良な次男。だが、たまに暴走するのが玉に瑕。
三男ドモン・カッシュ(20)
無骨で不器用な三男。武術オタクでやや協調性に欠けるのが欠点。
一般常識に著しく欠けている
四男コウ・ウラキ(19)
お坊ちゃん気質の強い、無邪気な性格。まだまだガキっぽいところあり。
五男カミーユ・ビダン(17)
名前にコンプレックスを持っていて粘着質。なぜか女にもてる。
六男シーブック・アノー(17)
性格は割とまとも。しかしそれが仇になって目立たない。
口癖はなんとー
七男ロラン・セアック(17)
一家の主夫。いい意味で優等生タイプ。女装は趣味ではない。(本人談)
本人の預かり知らぬ所でかなり有名らしい
八男キラ・ヤマト(16)
優等生。しかし裏では盗撮画像の販売もやっていた。(現在は足を洗っている)
彼女のラクスや友人のアスランと平和にやっていたいのだが学校ではフレイに虐めを受けている。かなり哀れな役回り。


4 :通常の名無しさんの3倍:03/06/18 13:18 ID:???
九男ヒイロ・ユイ(15)
無口でなにを考えているかいまいちわからない。
何も考えていないのかもしれないが。彼女はリリーナ
十男ガロード・ラン(15)
行動力にあふれた、脳天気な奴。どちらかというとかき回すタイプ。
彼女はティファ
十一男ジュドー・アーシタ(14)
おおらかで一家のムードメーカー的存在。結構周囲に気が回るマメな性格。
だが、かなりお茶目な餓鬼大将的性格ではある。彼女はルー
十二男ウッソ・エヴィン(13)
こいつも優等生タイプ。周囲におもちゃにされて、引っ張り回される役割。
でも裏では盗撮行為をしている。
十三男アルフレッド・イズルハ(11)
末弟。一家の中ではマスコット的存在。


5 :通常の名無しさんの3倍:03/06/18 13:18 ID:???
家内でのそれぞれの部屋の状況
ジュドー+ガロード(2F)(荒れまくり、ヤヴァい)
キラ+ウッソ(3F)   (PC器具で埋め尽くされている。位置は計算し尽くされている)
シーブック+シロー(1F)  (まぁまぁ綺麗。セシリーとアイナの写真が所々)
コウ、アル(2F)    (特筆する点はない)
ドモン、ヒイロ(1F)  (銃器にダンベルなどがずらりと揃っている。)
カミーユ、ロラン(2F) (埃一つ落ちていない。写真はフォウとディアナ)
アムロ(1F)      (PC機器で埋め尽くされている(文字通りの意味で)
台所、居間、風呂等は1階、地階に。
2回に少し広い庭がある
ジュドーは庭に離れを勝手に建設。
ヒイロは地下に個室を勝手に作成。

なお皆の通う学園は中高一貫校で、授業は大学のような単位制、学年はない。
一応担任はいるが授業は各個人で自由に選択できる
(年齢が違うキャラを一緒に出せるようにとの一案。参考程度に。)


6 :通常の名無しさんの3倍:03/06/18 13:18 ID:???
部屋のわりふり

┌───┬──┬──┬─────┬──┐- - - - - - - - - - - - -  
│ 風   │WC.      │          │台所│                  │  
│ 呂   ├──┤    │          |___.... │   ウッソの畑       
│     脱衣室.       リビング.       │                  |
├┬┬┬┼┬┬┘          &       .│                
│┼┼┼┼┼┼┐    │     ダイニング.  │- - - - - - - - - - - - ┘ 
├┴┴┴┴┴┴┤    └────    ─┬┘ 
│ シーブック                     玄関
│    &      ├───  ┬─  ───┴┐ 
│シローの部屋 │.アムロ ..│.   ドモン   ..│   
│            │ の部屋 │     &     │   
└──────┤        │   ヒイロ.   │  
              └────┤            │  △ ドモンのテントとか
                  └──────┘
┌──────┬─┬─────┬───┐
│ カミーユ&   │  │       .│      │
│. ロランの . │  │          │      │
│.  部屋   .  .  │.ガロード&..│      │
│._ _ _ _ _ _ _ _ _. |    ジュドーの │ . ベ .│    
│┬┬┬┬┬┬┘  │ 部屋    . . ラ  │
├┼┼┼┼┼┼    ├─────┤ . ン   |
│┼┼┼┼┼┼┐             . ダ  │
├┴┴┴┴┴┴┤  │   コウ&   |      │
│ 洗面台等       │   アルの . |      │
│         .│  │    部屋  │      │
└──────┴─┴─────┴───┘


7 :通常の名無しさんの3倍:03/06/18 13:19 ID:???
┌─────────────┐
│                    │
│     ベランダ・・?        │
│                          │
├─────┬  ┬─────┤
│┬┬┬┬┬┘  │       .│
├┴┴┴┴┴┐   . キラ&   │
│  納戸        │  ウッソの .│
│          │  │   部屋   │
└─────┴─┴─────┘


8 :通常の名無しさんの3倍:03/06/18 13:24 ID:3ASumhw7
ココまで妄想が広がると
ただのアホでは済まされんな


9 :通常の名無しさんの3倍:03/06/18 13:28 ID:???
キモう

10 :◆9ey3gSFpqs :03/06/18 13:52 ID:???
ニノマエは思った。これは陰謀だ、と。

11 :(;´Д`):03/06/18 14:01 ID:???
凄い・・・呆れて物が言えない・・・
って言うか漏れも混ぜれw
凄く楽しそうだw

12 :通常の名無しさんの3倍:03/06/18 14:06 ID:???
┌──────┬─┬─────┬───┐
│ カミーユ&   │  │       .│      │
│. ロランの . │  │          │      │
│.  部屋   .  .  │.ガロード&..│      │
│._ _ _ _ _ _ _ _ _. |    ジュドーの │ . ベ .│    
│┬┬┬┬┬┬┘  │ 部屋    . . ラ  │
├┼┼┼┼┼┼    ├─────┤ . ン   |
│┼┼┼┼┼┼┐             . ダ  │
├┴┴┴┴┴┴┤  │   コウ&   |      │
│ 洗面台等       │   アルの . |      │
│ >>11の部屋      .│  │    部屋  │      │
└──────┴─┴─────┴───┘




13 :(*´∀`)・゚。:03/06/18 14:12 ID:???
12さん有り難うwあんたいい人だ!!

14 :通常の名無しさんの3倍:03/06/18 14:12 ID:???
なんだ、穴兄弟じゃないのか

15 :通常の名無しさんの3倍:03/06/18 14:51 ID:???
アムロ「えー、お前ら兄弟喧嘩の度にMS持ち出し過ぎです。このままだと近所の家々に支払う慰謝料だけでウチは破産します。そこで兄さんちょっとお前らが兄弟喧嘩の時に使う武器を作ってみました。つーかお前ら喧嘩する時はMS使わずにコレ使え」
シロー:ペンダント(殴打用)
ドモン:指パッチン
カミーユ:バイザーの割れたヘルメット(殴打用)
シーブック:質量ある残像(殴打用)
ロラン:女装セット(殴打用)
キラ:カガリ風女装セット(カガリの装備一式)
ヒイロ:羽(殴打用)
ガロード:Gコン(殴打用)
ジュドー:女装セット(イーノとセット)
ウッソ:ヤナギランの種(食用)
アル:ザクでガンダムを倒すであろう漢がくれたビデオ(殴打用)
アムロ「よし、これで全員行き渡ったな。因みに言っておくが兄さんの武器はガンダムハンマーだ」
コウ「あのー、兄さん、僕の分は?」
アムロ「ああ忘れてた、お前のはコレだ」
コウ:白いゲルググ
コウ「 ゚∀゚」

16 :通常の名無しさんの3倍:03/06/18 15:52 ID:TYJG5for
>>15
指パッチンでガンダム呼べるという罠

17 :通常の名無しさんの3倍:03/06/18 15:54 ID:???
ガンダムハンマー最強

18 :通常の名無しさんの3倍:03/06/18 15:57 ID:???
コウのゲルググはどうした

19 :通常の名無しさんの3倍:03/06/23 15:29 ID:???
こっちをチョト修正して使うで決定?

20 :通常の名無しさんの3倍:03/06/24 17:54 ID:???
>>前スレ757-761
乙!面白いです。
続きに期待(´∀` )

21 :通常の名無しさんの3倍:03/06/24 22:01 ID:???
>1-7.13のテンプレは板分割以前のものです。
板分割に伴い若干のローカルルール変更、あとリンク先などが違いますので
新しいテンプレを貼り付けておきます。

あとこのスレはpart9です。次はきちんと10にして立てようぜ。

22 :通常の名無しさんの3倍:03/06/24 22:01 ID:???
シーブック「ココは、」
ウッソ 「アムロ以下13名の兄弟(映像化作品限定)の、」
シロー 「家、職場、学校、外等での生活を書いてみるネタスレです。」
ジュドー 「以上、影の薄い人達からでした〜。」
ウッソ・シーブック 「シロー兄さんと一緒にするな!」
シロー「おまえらは周りが濃いだけだろ!」
ドモン「このスレのルールを説明する。
    1 年齢はある程度無視OK、
    2 原作にある程度乗っ取ったキャラ設定、他の作品を崩さない作品推奨
     (ただしあくまでも推奨。これに反すると思った作品も叩いてはイケナイ!)
    3 自分がウザイと感じた作品とそれを煽った奴は無視
    4 作品叩き禁止、公序良俗に反するような事は禁止、職人叩きは特に厳禁
    5 議論は、議論スレで。このスレで議論はしない
  守らない奴はゴットフィンガーが待っているぞ。」
キラ「<検閲により削除>」
アル「え?キラ兄ちゃんどうしたの?」
アムロ「ああそうだ。キラの代りに説明しよう。板変更に伴って、放映終了から一年後までSEED関連ネタはこの板では禁止となっている。しかしSEEDキャラメインのネタもシャア専用@アクシズの方にある議論スレではOKだ。どんどん出してくれ。」
ヒイロ「…議論スレはhttp://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=shar&key=1049403320&ls=50だ。」
キラ「<検閲により削除>(アムロ兄さんとヒイロありがとうと言ってるらしい)」
カミーユ「過去スレの倉庫はhttp://members.tripod.co.jp/ybuewrei/brotherindex.htmlにあります。
    過去の雰囲気を掴みたい時は、ここを見ていくことをおすすめしますね。」
ガロード「参考までに、今までに出たネタでの各キャラの設定等については>>2-10辺りにあるぜ。」
ロラン「別にこの設定を絶対に守ってくださいという訳じゃありません。でも読み手の方が入りやすくなるかとは思います。」
コウ「後、職人さんにお願いです。自分で続けるネタについては終りに「続く」と書いてください。
   続くと書かれてる作品は他の方は書くのを自粛推奨。書かれていないものは自由にリレーしてください。」
アル(コウ兄ちゃん、目立とうと長台詞取ったな…)


23 :通常の名無しさんの3倍:03/06/24 22:02 ID:???
関連リンク先
【避難所】歴代主人公が兄弟だったら【議論所】
 (長引きそうな議論、ルール改正、愚痴、また声優ネタや放映中のSEEDキャラのネタなどはこちらで)
 http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=shar&key=1049403320&ls=50

過去スレの倉庫(ミラー係さんが作成してくれています。dat落ちしたスレはこちらに)
 http://members.tripod.co.jp/ybuewrei/brotherindex.html

歴代キャラ達のキャラ表(参考用にどうぞ)
 ttp://www.gundam.channel.or.jp/goods/videogame/ggeneneo/chara/home.html

 前スレ
歴代主人公が兄弟だったらpart7【ブラザー】(実際はpart8)
 http://comic3.2ch.net/test/read.cgi/x3/1048336109/
歴代主人公が兄弟だったらpart7【ブラザー】
 http://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1045005549/
歴代主人公が兄弟だったらpart6【ブラザー】
 http://comic.2ch.net/shar/kako/1043/10430/1043077156.html
歴代主人公が兄弟だったらpart5【ブラザー】
 http://comic.2ch.net/shar/kako/1042/10425/1042536705.html
歴代主人公が兄弟だったらpart3(4)【ブラザー】
 http://comic.2ch.net/shar/kako/1042/10424/1042438188.html
歴代主人公が兄弟だったらpart3【ブラザー】
 http://comic.2ch.net/shar/kako/1042/10422/1042299487.html
歴代主人公が兄弟だったらpart2【ブラザー】
 http://comic.2ch.net/shar/kako/1042/10420/1042015848.html
【ブラザー】歴代主人公が兄弟だったら【ブラザー】
 http://comic.2ch.net/shar/kako/1041/10413/1041386950.html

24 :通常の名無しさんの3倍:03/06/24 22:02 ID:???
長男アムロ・レイ(29)
一家の大黒柱にして纏め役。個性の強い弟達を相手に四苦八苦している。
ハロの製作者で、現在は株式会社ラーカイラムの幹部。
次男シロー・アマダ(24)
まじめで基本的に善良な次男。だが、たまに暴走するのが玉に瑕。
町の平和を守る使命に燃える刑事。でも彼女のアイナにはそれ以上に萌えている。
三男ドモン・カッシュ(20)
無骨で不器用な三男。武術オタクでやや協調性に欠けるのが欠点。
一般常識に著しく欠けている
四男コウ・ウラキ(19)
お坊ちゃん気質の強い、無邪気な性格。まだまだガキっぽいところあり。
大学でラグビー部に所属。
五男カミーユ・ビダン(17)
名前にコンプレックスを持っていて粘着質。なぜか女にもてる。バイト先はハンバーガー屋。
男の証明と称して、空手、小型飛行機(ホモアビス)、プチモビなど男くさい趣味多数。
六男シーブック・アノー(17)
性格は割とまとも。しかしそれが仇になって目立たない。
ガールフレンドのセシリーの実家のパン屋でバイト中。口癖はなんとー
七男ロラン・セアック(17)
一家の主夫。いい意味で優等生タイプ。女装は趣味ではない。(本人談)
本人の預かり知らぬ所でかなり有名らしい
八男キラ・ヤマト(16)
優等生。しかし裏では盗撮画像の販売もやっていた。(現在は足を洗っている)
彼女のラクスや友人のアスランと平和にやっていたいのだが、その願いはなかなかかなわない。かなり哀れな役回り。


25 :通常の名無しさんの3倍:03/06/24 22:03 ID:???
九男ヒイロ・ユイ(15)
無口でなにを考えているかいまいちわからない。
何も考えていないのかもしれないが。彼女はリリーナ
十男ガロード・ラン(15)
行動力にあふれた、脳天気な奴。どちらかというとかき回すタイプ。
彼女はティファ
十一男ジュドー・アーシタ(14)
おおらかで一家のムードメーカー的存在。結構周囲に気が回るマメな性格。
だが、かなりお茶目な餓鬼大将的性格ではある。彼女はルー・ルカのはずだが、ハマーンやプル&プルツーにも狙われてる?
十二男ウッソ・エヴィン(13)
こいつも優等生タイプ。周囲におもちゃにされて、引っ張り回される役割。
でも裏では盗撮行為をしている。シャクティと仲が良いが、お姉様方も大好き。
十三男アルフレッド・イズルハ(11)
末弟。人なつっこく、一家の中ではマスコット的存在。
クリスやバーニィといった大人たちと仲良し。

ゲストキャラ:
宇宙世紀作品、平成三部作、∀、SEEDなど全作品から、シャア、ブライト、ギンガナム、ディアナ様、東方不敗、鉄仮面、
シーマ、バニング、キース・レジェ、バーニィ、クリス、ゼクス、グエン、ウォン・リー、フレイ、アスランなど、
主役級から脇役中の脇役まで登場しました。


26 :通常の名無しさんの3倍:03/06/24 22:03 ID:???
家内でのそれぞれの部屋の状況
ジュドー+ガロード(2F)(荒れまくり、ヤヴァい)
キラ+ウッソ(3F)   (PC器具で埋め尽くされている。位置は計算し尽くされている)
シーブック+シロー(1F)  (まぁまぁ綺麗。セシリーとアイナの写真が所々)
コウ、アル(2F)    (特筆する点はない)
ドモン、ヒイロ(1F)  (銃器にダンベルなどがずらりと揃っている。)
カミーユ、ロラン(2F) (埃一つ落ちていない。写真はフォウとディアナ)
アムロ(1F)      (PC機器で埋め尽くされている(文字通りの意味で)
台所、居間、風呂等は1階、地階に。
2回に少し広い庭がある
ジュドーは庭に離れを勝手に建設。
ヒイロは地下に個室を勝手に作成。

なお皆の通う学園は中高一貫校で、授業は大学のような単位制、学年はない。
一応担任はいるが授業は各個人で自由に選択できる
(年齢が違うキャラを一緒に出せるようにとの一案。参考程度に。)

27 :通常の名無しさんの3倍:03/06/24 23:13 ID:???
テンプレ貼り直し乙。こっち使うってことでよさそうですね。


28 :通常の名無しさんの3倍:03/06/24 23:58 ID:???
乙!

29 :通常の名無しさんの3倍:03/06/25 16:21 ID:???
もしかしたら職人さんに知られてないかもしれないので、とりあえずage

頭おかしいですよカデジナさん!!

30 :通常の名無しさんの3倍:03/06/25 17:31 ID:???
>>29
ストレートなことを言うなよw

31 :フットボール狂騒曲6:03/06/26 02:53 ID:???
前スレの最後からの続きです

ウッソ「芝生のグラウンドが何面もある……」
アムロ「試合は芝のピッチで行われるみたいだから、こいつはありがたいな」
 ギンガナム加入の騒動の後、午後になって、兄弟たちは、ギンガナムの計らいによって用意された
練習場に来ていた。
ギム「ふふ、我がギンガナム家の力をもってすれば、これくらいのことはたやすいのだよぉ! 大会開始
   までの一ヶ月間、この練習場のメイングラウンドは貸しきりである」
ロラン「さすが月の御三家のひとつ、ギンガナム家ですね。いやこんなことぐらいで感心するのもまだ
   失礼なんでしょうけど」
 感心する兄弟たちが多いなか、カミーユはジュドーにそっと耳打ちする。
カミーユ「どうせ、その栄光もこれまでだろうけどな。だって現当主があれじゃあさ」
それを聞いたジュドーは意地悪い笑いを浮かべた。二人はギンガナムの加入をこころよく思っていない。
ギムは、そんな意見があるのを知っているのであろうが、全く気にも留めない態度で、グラウンドに
併設されている建物のなかに兄弟を招きいれた。
ギム「ロッカールームにスパイクや練習用のユニフォームを用意させてあるから、適当に選ぶがいい!」
ガロード「偉そうにしちゃってさ……」
不満たらたらといった様子でロッカールームのドアを開いたガロードだったが、部屋に入ったとたんに
目に飛び込んできた新品のスパイクやユニフォームを見た瞬間、今までの不満が一気に消し飛んでしま
った。
ガロード「す、すげえ、とにかく、なんかいっぱいある!」
コウ「なに変なこと言ってんだよ、ガロード」
そう言いながらコウはガロードに続いてロッカールームに入ったが、その瞬間、コウも驚きの声を上げた。
コウ「うお、こ、これは……アディ○スも、プー○も、ナ○キも、ディ○ドラも、アシッ○スや、ミズ○の
   まで、各種メーカーのスパイクがそろってる……ユニフォームも、たくさん……!」
ジュドー「レアル・マ○リード、ユベント○、マンチェ○ターU……有名なクラブや、代表チームのものも……」
ギム「サイズも色々とテキトーにそろえておいてある!好きなものを選ぶがいい!」
 目の前に広がる宝の山−よほどのスポーツ嫌いでなければ、ロッカールームはまさに宝物庫そのものだった−
は、さっきまで陰口を叩いていたカミーユたちも、シローのような年長の兄弟でさえ、狂喜乱舞するよう
な素晴らしさだった。ましてやアルなど、である。
アル「ロラン兄ちゃん、ロラン兄ちゃん、ナイ○とア○ィダスのスパイク、どっちがいいと思う。ていうか、
   両方いるよ、絶対いる! まちがいないよ!」
ロラン「僕はディア○ラのスパイクにします。……でも、ただより高いものはないっていいますけどね」
シロー「なに言ってんだよ、ロラン。みろよ、これレアル・マド○ードの5番だぞ、5番」
ウッソ「シロー兄さん、DFでしょ。まあいいんですけど。ぼくはバル○ロナの7番にしよっと」
ドモン「やっぱり俺は日○代表のキーパーシャツを選ぶべきだろうか、うむ、そうだよな」
シーブック「なんだかんだでア○ックスのスパイクが一番足に合うみたいだなあ」
 思い思いにスパイクやユニフォームを選ぶ兄弟たち。アムロは、みんな少し浮かれすぎているように
思ったが、これからキツイ練習や、ポジション争いをせねばならないのだから、今ぐらいいい思いを
させてやらなければ、と黙認した。
アムロ「ユニフォームやスパイクを選んだら外にでて、準備運動とストレッチをこなしておくんだ。それ
からパスとシュートの簡単な練習をする。そのあとに二手に分かれてミニゲームだ」


32 :フットボール狂騒曲7:03/06/26 02:54 ID:???
 真新しいスパイクとユニフォームに身を包み、意気揚々と兄弟たちはピッチに立つ。風が、熱気に
ほてった彼らの体を、心地よくひとなでした。
 すでにパスとシュートの練習までを終え、兄弟たちはミニゲームに取り掛かかろうとしていた。と、
そのときギムが彼の部下、スエッソンのそのまた部下であるシッキネンを連れてきた。
ギム「キーパーの控えが必要だということなので、連れてきたのである。シッキネンだ。大会にも同行する」
シッキネン「ああ、よろしく頼むぜ」
アムロ「ありがたいが、ギンガナム艦隊の仕事はいいんですか?」
ギム「艦隊の長である小生が大会に出る以上、協力するのは部下の努め。問題ない、というより誉れである!」
ジュドー「……やっぱギンガナム家はつぶれるな」
ジュドーは小声で、誰にも聞こえないように呟いた。
 ギンガナム家の未来はともかく、人数もそろったところで、ハーフコートの6対6でのミニゲームを
することができるようになった。
アムロ「キラは審判、アルは見学だ。俺は監督としてみんなを見ている。いいな」
アル「あーあ、ぼくもみんなに混じってやりたいなぁ」
キラ「アルはすこし小さすぎるのさ、ウッソだって結構体格的にはきついからなぁ」
ゲーム開始前に、監督でもあるアムロが皆に叫んだ。
アムロ「これからピッチのなかでは、みんな呼び捨てで呼びあうんだ!いちいちさん付け
    したり、兄さん、なんていってたら、プレイがおそくなるからな!」
ロラン「わかりました、アムロ兄さん! あ、いや、ア、アムロ!」
ギム「小生のことは御大将と呼ぶがいい!!」
アムロ「例外は認めない! ギム、だ。わかったな!」
ギム「ギンガナム家の当主が、ソレル家以外のものに呼び捨てにされるとは。しかし、勝つためか。ふふ、
勝つ……いい響きだ」
ジュドー「ギム、ボーっとしてるな! もう始まってんだぞ!おい、ボール行くよ」
 ジュドーから、ギンガナムの頭に合わせたパスが出される。そのボールをめぐって、競り合うギンガナムと
相手DFのコウ。
頭ひとつ、いやふたつぶんもギンガナムが競り勝つ。ギンガナムはゴールに向けて強烈なヘディング
シュートを叩きつけた。が、しかしこれはゴールキーパーのドモンが何とか弾き出した。
アル「すごいや、今のヘッド! 打点がかなり高かったよ!」
アムロ「ああ、いいシュートだった。ドモンの好セーブに阻まれたけどな。やはりあの二人は使える……」
しかし、アムロがそう言った瞬間、ギンガナムはドモンに突っかかっていった。
ギム「小生の素晴らしきヘッドを止めるとは、無礼なやつめぇ! 決まっていたはずなのだ!」
ドモン「何言ってんだ、アンタ! 俺はキーパーなんだから止めて当然だろうが!」
ユニフォームの胸ぐらをつかみ合う二人を、キラが笛を吹いて止める。
アムロ「使える……と、思う。うん、そのはずだ」


33 :フットボール狂騒曲8:03/06/26 02:55 ID:???
 カミーユがボールをキープしながら、パスの出しどころを探る。ロランが素早いフォローでボールを
受けた。攻守が変わり、今度はギンガナムたちが守る局面である。
シーブック「ディフェンスしろよ、ギム! おい!」
ギム「小生はディフェンスなどしない! 攻め、あるのみだ!わかったか、パンの小僧!」
シーブック「な、なんとぉー、ミニゲームだろ! 第一、今はFWでもある程度ディフェンス……」
ギム「小生は流行など追いかけん! わが道を行くのみである!」
シーブック「そういう問題じゃない!」
結局、ギムが守備しない数的不利が遠因となって、相手チームのカミーユにゴールを決められて
しまった。
ギム「ええぃ、なにをやっているのだ、シッキネン!意地でも止めてみせるものだろうが!」
アムロ「使える……と、思ってるんだけどなぁ」

 ウッソは、シローの助けもあって一瞬だけヒイロの激しいマークから逃れることができた。その瞬間を
逃さず、前にいるギンガナムへスルーパスを出す。ガロードが何とかカットしようとするが間に合わない。
絶好のチャンス。フリーで前を向いて、ギンガナムはペナルティエリア中央手前で、思いっきり右足を
振りぬいた。
ボールは物凄い勢いで、とんでもない方向、クロスバーのずっと上を超えていった。
ドモン「見事な宇宙開発だな。御大将」
ヒイロ「決められてもおかしくなかった……しかし、外した」
ガロード「ふぃー、あぶねぇ、あぶねぇ、助かったぁ」
ギム「……小生、少し足が滑ったのである。ひどいグラウンドだなぁ! おい!」
そう叫んでギンガナムは、見事に手入れされているグラウンドをけり散らかした。
アムロ「使えると、信じたい、な」

続く


34 :通常の名無しさんの3倍:03/06/26 13:07 ID:???
乙!
ギム微妙だなw

35 :通常の名無しさんの3倍:03/06/26 13:42 ID:???
ぉっ
ギムが

36 :通常の名無しさんの3倍:03/06/26 16:48 ID:???
ギムすてき!乙。
アムロ・・・乙。

37 :通常の名無しさんの3倍:03/06/26 17:01 ID:???
続き待ってました!
ギムもアレだけど…
ドモンが珍しくマトモな事や洒落た事を言っているなー

38 :小ネタ 意外な兄弟の繋がり:03/06/27 00:42 ID:???

カミーユ→アムロ:ブライトキャプテン(元高校球児)のサイン待ち

カミーユ「兄さん、早く頼むよ。」
アムロ「お前、よくブライトが甲子園優勝校のキャプテンだったなんて知ってたな・・」
カミーユ「兄さんがエースだったじゃないか、魔球投げたりして。」
アムロ「昔の話だ・・」

ヒイロ→ドモン:銃弾素手で掴む方法教えてくれ

ドモン「なぜそんなことを知りたいんだ?」
ヒイロ「・・今だリリーナは狙われることがある」
ドモン「護衛のためか、まあいいだろうついて来い」
近所の公園、面白そうだったのでシーブックが見学に来ていた。
ドモン「銃弾なんぞは所詮ちょっと速く飛ぶ鉄の塊だ、お前ほどの動体視力があれば捉えられんことはない」
シーブック(無茶言うなあ・・)
ヒイロ「・・・(こくっ)」
ドモン「後はどう掴むかだ、さすがに真正面から掴んでは怪我するからな」
シーブック(怪我ですむんだ・・)
ヒイロ「・・・(こくっ)」
ドモン「そこで、少し身体をずらし横から(シュッ)掴む・・とりあえず石を投げるからやってみろ」
シーブック(言う事はめちゃくちゃだけど意外と普通なことするんだ・・)
ヒイロ「・・了解」
ドモン「いくぞ・・はっ・・」
ヒイロ「・・(パシッ)」
ドモン「だんだん早くするぞ・・はっ」
ヒイロ「・・(パシッ)」
・・・・略・・・
ドモン「・・・はああっ、はぁっ!!」
ヒイロ「・・(パシッ)」
シーブック(兄貴だんだんムキになってきてるな・・)
ドモン「・・・(ムカっ)・・はあああっでぃやぁぁっ!!」
ヒイロ「・・(パシッ)」
ドモン「・・・・(プチッ)」
シーブック(あ、キレた)」
ドモン「はああああ!!流派ッ!当方不敗が最終ぅ奥義ぃぃっ石破ぁっ天驚ぉーいしぃぃッ!!!」


ゴウっという音は後から聞こえてきました(シーブック後日談)

ヒイロ「・・・い、命なんて・・安いモノだ・・特に・・お、おれの・・は(ゴフッッ)」
シーブック「ヒ、ヒイローーっ」
ドモン「・・・あ、ごめん」




39 :フットボール狂騒曲9:03/06/27 02:03 ID:???
 30分行われたミニゲーム全体の結果は、3−1でカミーユ、ロラン、ヒイロ、コウ、ガロード、
ドモンのチームが勝った。カミーユとヒイロが一点ずつゴールを決め、もう一点は相手の
オウン
ゴールである。
 いっぽうギンガナムは結局一点も決めることは出来なかった。しかし、ギンガナムのほうのチームの
得点は、競り合いに勝ったギンガナムが頭で落としたボールをジュドーが決めたものだから、一応、
注文どおりの形で点に絡んではいる。しかし、えらそうな口をきいていた手前、チームメイトである
シローやシーブック、ジュドー、ウッソの対応は冷たいものだった。
 少しの休憩の後、アムロはチームのメンバーを組み替えて、ミニゲームを再開させた。何度かミニ
ゲームを繰り返して、今日の練習はそれで終わりだ。最後のゲームを終えたあと、アムロは兄弟たち
にクーリングダウンの指示を出した。
アムロ「ちゃんと念入りにやっておけよ。筋肉が張ってしまうからな」

 その後一週間、兄弟たちはアップ→基本練習→ミニゲーム→ダウンのメニューを繰り返した。アムロも
毎回ではないが、選手としてミニゲームに参加している。仕事や学校が終わった後に、練習するのは
なかなか体力的に辛いもので、兄弟たちは学校で授業中に眠ったり、仕事中に集中力を欠いたりして
いた。ロランは金曜日の練習のとき左ほおを軽くはらしていた。
ロラン「昨日、何度も話を無視したって、ソシエお嬢さんにやられたんですよ。今日になって少しはれ
    ちゃって……」
シーブック「俺もザビーネのやつにボーっとするなって怒鳴られたけど、それ、張られたのか?」
ロラン「グーです。右ストレート」
コウ「さすがソシエさんだな。でも可愛いじゃないか。俺なんて……はぁ……」
なにがあったのか、コウは深い溜め息をついた。ロランが、「どうしたんです?」と尋ねる。
コウ「シーマさんが、疲れているから差し入れだって、謎の精力増強ドリンクをくれたんだ……捨てたよ、
   なにが入っているのかわからないからな」
シーブック「……へ、へぇ〜、シーマサンも、か、可愛いとこあるじゃないか……コウ兄さんも、結構
      冷たいなあ……な、ロラン」
ロラン「……そう、ですね」

カミーユ「シロー兄さんは今日は来られないんだろ?」
アル「そう言ってたよ。ねえ、僕もミニゲームに混ぜてもらえるよう、アムロ兄ちゃんに頼んでよ。
   アムロ兄ちゃんが入る時に外される人と練習するだけなんだもん」
 シローは警察官という職業柄、夕方から夜が必ず時間を空けられるわけではないので、練習への
参加が出来ない日もあった。


40 :フットボール狂騒曲10:03/06/27 02:06 ID:???
 金曜日の練習もいつもどおりに終わり、次の土曜日は軽い練習メニューをこなしただけで終わり
だった。が、その日のメインイベントは、練習後のミーティングにあった。練習終了後、メンバー
全員がロッカールームに集まったときに、アムロは手をたたいて全員の注目を引き付けた。
アムロ「よし、今日はシローもいるし、ポジションを発表する。多分、これで決定だ」

 アムロとコーチのキラは、昨夜、一週間のミニゲームを通して見てきた兄弟たち+2のプレイの
印象を話し合い、ポジションを決めていた。ちなみにロランは今回の選考には関与しない。
公平性を
保ち、アピールするためだ。

金曜の夜。
キラ「アムロ兄さん、一週間の感想はどういうものなんです。」
アムロ「ああ、兄弟の特徴もだいぶ把握できたし、有意義だったよ。発見も多かった」
キラ「例えばロラン兄さんですか? 練習前はどこで使うか、実は悩んでいたんでしょう」
アムロ「ああ。ロランは長短のパスの使い分けが上手いし、視野も広い。味方のプレイヤーへのフォロー
    も早くて的確だ。DFラインと前線を繋ぐ役目に向いているな。当たり負けもあまりないし」
キラ「ロラン兄さん、一時期は炭鉱で働いていましたしね。苦労かけちゃって……おっと、決定的なパス
   を何本も通したり、自分でゴールを決めたりするタイプじゃないですよね」
アムロ「そうだな。そういうのは、ジュドーやカミーユが適任だし、あいつらもやりたがっているな。
    ジュドーは思ったより、当たりに強いし、あれでなかなか冷静で安定している。ディフェンス
    は下手だけど。」
キラ「カミーユ兄さんは反面いいときと悪いときのムラが大きいですよね。でも、プレイの一瞬の切れ味
   なら一番ですよ、いいときなら。ディフェンスはあまり好きじゃなさそう。やればできますけど」
アムロ「ガロードはちょっと技術的に厳しい。攻撃的なポジションからは外したほうがいだろう。やる気
    なら人一倍あるんだから、それを潰したくないんだが」
キラ「シーブック兄さんはだいたいのプレイをそつなくこなしていましたね」
アムロ「どのポジションでもやれそうだが、スピードを活かしたフェイントが得意だったな」
キラ「ウッソはやっぱりガツガツ当られると苦しいから、サイドのほうがいいでしょう。」
アムロ「機転が利くというか、相手の裏をかくのは上手いな。フル出場はまず無理だから、交代するのは
    決定事項だ」
キラ「ヒイロは口癖どおり問題ないですね。シロー兄さんは、練習への参加が少なくなっちゃうのが
   問題だけど、それは仕方ないですし」
アムロ「コウはこの頃はギンガナムさんにもそう負けなくなってきた。体の使い方はもともと上手い
    からな。さすがラグビー部。ドモンはセービングに問題はないが、DFとの連携やコーチングは
    改善の余地ありだ」


41 :フットボール狂騒曲11:03/06/27 02:09 ID:???

         FWギンガナム

MFカミーユ   MFジュドー   MFウッソ 

     MFヒイロ    MFロラン

DFガロード            DFシーブック
      DFシロー   DFコウ
         GKドモン

リザーブ  FWアル  MFアムロ  GKシッキネン

アムロ「4−2−3−1だ。最初はディフェンスを重視していたが、もう少し攻撃に力を入れること
    にしようとおもっている。キャプテンはシローにやってもらう。だが、DFの中心はコウがやれ。
    質問は受け付けるぞ」
ギム「ふはははははあ、わが世の春が来たぁーーー!! やはり小生がエースストライカーである!」
ロラン「ギンガナムさん、結構不安だったんでしょう。トイレの個室でブツブツ言ってましたもんね」
ギム「な、しょ、小生はそんな情けないことはしていないのである。人違いではないか、ローラ」
ジュドー「ははっ、まあいいじゃない。それぐらいのことばれても」
ジュドーはギンガナム反対派だったが、トップ下という花形のポジションを与えられた今は、もうどうでも
良くなった。ロランとギンガナムの話に陽気に加わる。
 しかし、FWかトップ下をやりたかった他の兄弟は黙っていない。
カミーユ「……なんで、ギンガナムがFWで、ジュドーがトップ下で、俺が左サイドハーフなんです?」
アムロ「ギンガナムさんは体格を活かしてポストプレイをやってもらう。ターゲットにしやすいしな。
    トップ下はカミーユかジュドーにしようと思っていたが、ジュドーのほうが視野が広いのと、
    カミーユのほうが守備が上手いから、ジュドーをトップ下、お前をサイドにしたんだ。SH
はトップ下より守備に走る場面が多くなるからな」
 カミーユは、その説明で何とか納得することにした。不満はあるが、あの位置でのSHも結構な花形
なのだ。敵のサイドをえぐったり、中に切れ込んだりして、ヒーローになれる可能性は高い。
だがガロードはそうではない。希望実らずサイドバックなのだ。
ガロード「俺はFWかトップ下がやりたいって言ったじゃんか」
アムロ「はっきり言うが、お前の技術じゃ前線は任せられない。体格的に相手を上回ることもまず無い
だろうしな。攻撃的にいくカミーユの後ろをフォローすることがお前の仕事だ」
ガロード「……そんな、カミーユ兄のフォローかよ」
カミーユはガロードに、「頼むな、ガロード」と声をかけた。ガロードは短く「ああ」とだけ答えてそっぽ
を向いた。カミーユにとっては何気ない一言が、ガロードにとっては勝者と敗者を分かつ一言である
ように思えたのだ。


42 :フットボール狂騒曲11:03/06/27 02:10 ID:???
 次に質問をしたのはヒイロだった。
ヒイロ「ロラン兄さんと俺の関係はどうなっている?」
アムロ「ロランはDFと前線の繋ぎ役、お前は最初に言ったように潰し屋だ。ロランにも攻守に走り回って
    もらうが、役割はロランのほうがオフェンシブになる」
ヒイロ「問題はない。任務了解」
が、もう一人のほうは納得ができなかった。というより、まごついていた。
ロラン「あ、あの僕が攻撃を繋ぐっていうことは、攻撃の土台をつくるわけですよね。僕にそんな力、
あるんでしょうか」
アムロはロランの目を見て、はっきりと言った。
アムロ「ロラン、お前にならできる。もっと自信を持て」
ロラン「は、はい。頑張ります」
ガロード「そうそう、ロラン兄は期待されてるんだから。俺と違ってさ」
ロラン「ガロード……」

 ミーティングはさらに続いた。
コウ「何で俺がDFの中心なんです? シロー兄さんのほうがいいんじゃ……」
アムロ「シローは練習に参加できない日が何日かあるからな。ラインコントロールはまず使わない
    だろうが、念のためだ。しかし、シロー、キャプテンはお前しかいない。練習にいない日が
    あろうとかまわん。それと、副キャプテンはロランだ」
シロー「ああ、任せてくれ兄さん。練習も出られる日をなんとか増やすよ」
ロラン「副キャプテンまで……責任重大だ……」
ウッソ「あの、なんでアムロ兄さんは控えなんですか?」
アムロ「最初に言っておくが、ウッソ、お前にはフル出場は無理だ。だから交代で僕が入ろうと考えて
    いる。僕も会社勤めで体力が落ちているしな。シーブック、ウッソはフィジカル面で厳しい。
    当たり負けする局面もあるだろうが、お前が後ろからフォローしてやってくれ。少し負担が
    大きいが、頼む」
シーブック「ああ。大丈夫。なんとかこなせると思うよ」
 大抵の話し合いが終わったところで、アムロは全員に向けて言った。
アムロ「みんなもわかっているだろうが、うちは勝つしかないんだ。決して参加賞をもらいにいくわけ
    じゃない。ここで発表したのは勝つためのチームだ。いいな、勝ちに行くぞ! あと来週には
    大会に向けて練習試合の相手を用意してある。その相手にも、もちろん勝ちに行くぞ!」

続く

43 :フットボール狂騒曲:03/06/27 02:12 ID:???
訂正。>>42のタイトルは 11 ではなく 12 です。

44 :通常の名無しさんの3倍:03/06/27 15:54 ID:???
>>38
ドモンとヒイロにワロタ。こういう小ネタ(にしては長文だけど)ももっと増えて欲しいな。

>>39-42
相変わらず良質。乙。

45 :通常の名無しさんの3倍:03/06/27 16:33 ID:???
なんか、ここまで文章が良いと
挿絵が欲しくなるな

46 :ある日曜の朝1(特撮オタか20歳以上推奨作品):03/06/27 23:44 ID:bR92W93w
日曜日にチャンネル争いは起こらない。「8時ですよ!!カテジナさん!」を始め、兄弟の知人が出演する番組が多いためである。
朝7時半。

アムロ「ふわああ、久しぶりに早く起きたな。おはよう」

テレビの音『熱血同盟シャッフレンジャー!!』
ドモン「師匠ォオー!どうしてこんな番組にィ!!」
アムロ「ん、どうしたんだ?ドモンの奴?」
ロラン「ほら、例の戦隊シリーズですよ。お師匠様がご出演なさっているらしくて」
アムロ「ドモンの師匠というと、アレか」
アル「悪役で、敵の幹部だよ」
ロラン「脚本無視して、何年も負けたことがないので、一向に番組が終わらないんですよ」
ドモン「師匠ォオーー!!」
(続く)

47 :ある日曜の朝2:03/06/27 23:49 ID:???
8時。
アル「そろそろ、新番組が始まると思うと、ワクワクするね」
カミーユ「前の番組は面白かったなあ。たしか、『赤い刑事シャアバン』だっけ?」
アル「違うよ。シャアバンは前の前の前の番組。シャアバンの後に、『赤い刑事シャアダー』、『特捜ピースクラフト』と続くんだから」

カミーユ「……お前、何歳だ?」
アル「あ、始まった」

ナレーター『仮面ライダー、サイ・アーガイルは強化人間である。
彼を強化したコーディーネーターは悪の秘密結社である。コーディネーターの野望をうち砕くため、日夜、彼は戦いに挑むのだ』
サイ『変身!とぉ!』
アスラン『く、クルーゼ隊長!?コーディネーターのあなたがなぜ?』
クルーゼ(声はサイ)『違う!俺の名は復讐の戦士、仮面ライダー333(サイズ)だ』

キラ「……アスラーン!!サイ!まさか、そんな……敵同士だなんて」
(続く)


48 :ある日曜の朝3:03/06/27 23:54 ID:???
8時半。
アムロ「さて、そろそろ、おジャ魔女戦士セイラムーンが始まる時間だな」

アル「アムロ兄ちゃんって、ほんとセイラムーンが好きなんだね」
ガロード「違うよ、アル。一緒に出てくるセイラマチルダが目当てなんだろ」

ジュドー「一度も見たことがないけど、どんな話なんだ?」
アル「えーと、お金持ちの娘のセイラが
父を暗殺されて、
屋根裏暮らしの貧乏になって、妖魔と戦いつつ、魔女の修行もするという、お話」
ジュドー「名作劇場までもパクってるのかよ」

30分後。
ジュドー「どうして、シャアバンが金塊を持って登場するんだ?」
アル「シャアバンはセイラの実の兄なんだよ。うーん、今日が最終回だったみたい。」
アムロ「そ、そんな。水兵姿のマチルダさんにもう会えないなんて。マチルダさーん!」

ロラン「静かにしませんか。朝っぱらから」
ドモン「師匠ォオーーー!」キラ「アスラーン!」
アムロ「マチルダさーん。マチルダさァーーーん!」
アンディ(不法侵入)「うーむ、ここのコーヒーはうまいねえ」
ランバラル(不法侵入)「よそとは違うのだよ、よそとは。(ゴクッ)」
ギンガナム(自分が法律)「絶好調である!」
キラ「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ・・」
ロラン「(プチッ)」

ウッソ「ふあああ、よく寝た。今日の昼食は?って、うわ!!誰か暴れたの?」
ウッソは部屋を覗きこんだ。中は、ただ、黒洞々(こくとうとう)たる血ばかりである。武人の行方は、誰も知らない。(了)


49 :AさんBさんCさん:03/06/28 00:26 ID:???
コウ「ベイト先輩、アルファ・A・ベイトって名前、由来はもしかしてアルファベットですか?」
アルファ(Alpha)・A・ベイト「だったら何だというんだ坊や?そんなこと気にするより肩揉めや」
ベルナルド(Bernard)・モンシア「練習後はマッサージが当然だよなぁ。ウラキぃぃ?手を抜くとわかってるんだろうな」
チャップ(Chap)・アデル「二人とも無茶押し付けすぎですよ。ところでウラキ君、ドリンクぐらい用意してくれても良いですよね?」
コウ(……(´・ω・`)ショボーン)

|
|⌒^ヽ
|^^^^i
|д‘ノ
|⊂ノ
アル(Alfred)「何やってんだよー。せっかく二人きりにしたのに…」
バーニィ(Bernard)「おーい出てこーい」
クリス(Christina)「アルー、どこへ行ったのー」

ドモン(Domon)「お前、この少年(=アル)を見てないか?」


||  |     r'⌒⌒^'、 〆⌒⌒ヽ  r'⌒⌒⌒ヽ     |...};||::;;;{
||  |    ( rνyyソ (y^^^,,^^ミ (ミ""メ"""ミ)    |....{||::;;}
||  |___ヾ ゚∀゚ノ_ヾ `_ゝ´ノ_(▼∀▼ ツ___|....{||::;;}
||  |     ( ]¶甘E). (  ]¶[ ) ⊂ ¥  つ━■○△{||::;;}
||  |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄旦 ̄ ̄ ̄ ̄旦 ̄ ̄\ ̄ |....{||::;;}
アムロ(Amuro)「こっち生の追加よろしくー」
ブライト(Bright)(アムロめ、少しは遠慮しろ)
シャア(Char)「ふ、やはりタダ酒が一番美味いな。親父、銘酒「西来来」をくれ」
ブライト(Bright)「貴様までいつの間に何やってんの!!」

50 :通常の名無しさんの3倍:03/06/28 00:52 ID:???
>>49
うまいなー乙!

51 :小ネタ 意外な兄弟の繋がり:03/06/28 01:58 ID:???

ドモン→キラ:泣くな!!

ドモン「お前は泣きすぎだ、鍛えなおしてやるから表にでろ」
キラ「・・・(おもむろにビデオテープを取り出し再生)」
ビデオのなかのドモン『s、師匠ォォォ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁ』
ドモン「おい、待てそんなものいつの間に・・」
ビデオの中のドモン『兄ぃさぁぁぁぁんあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ 』
ドモン「・・・・鍛えるのはまたの機会にな」
キラ「(・∀・)ニヤニヤ」




52 :通常の名無しさんの3倍:03/06/28 02:06 ID:???
>51
泣くこと自体は恥じゃないはずだ、ドモン!

53 :通常の名無しさんの3倍:03/06/28 02:49 ID:Trg1C2/Z
いいねー。みなさんthx!

54 :フットボール狂騒曲13:03/06/28 04:09 ID:???
 兄弟たちは賞金目当てでサッカー大会での優勝を目指している。あるグラウンドにも、多くのものが
兄弟と似たような動機によって集まった一団があった。
グエン「皆さんと練習するようになって、一週間ですね」
 グエン・サード・ラインフォードはそう言うと、彼がスポンサードするチームのメンバーを見回した。
グエン「当初の約束どおり、私は賞金も何もいりません」
 それが本当であることは、集まった一同はすでに確認している。しかし、確認したゆえになおさら、
なぜわざわざ街のサッカー大会などに出場するのかを疑う気持ちが強くなっていた。
シロッコ「私は賞金はいらない。副賞の全自動大型洗濯機が必要なのだ。経営している保育園で使う
     ものでね。グエン・ラインフォード、あなたこそなぜこんなことをするのですかな?」
グエン「なに、一人の政治や経済の中枢に携わろうとしているものとして、草の根のレベルから人々と
    触れ合いたいのです。それだけですよ。できれば他の皆さんの参加の動機も聞きたいのですが」
 どこか人を食った態度が、シロッコとグエンに共通している。そういう雰囲気が、ジェリドは大嫌いだ。
なめられ、嘲られているように感じるし、それが彼の一番嫌いなことだった。今回は協力するが、人間
して連中を好きになることはたぶん一生ないだろう。
ジェリド「ふん、俺はマウアーになにかアクセサリーでもプレゼントしたいだけだ。カクリコンも、女さ。
     アメリアとか、そんな名前だったか?」
カクリコン「あ、ああ、まぁな」
カクリコンはジェリドにひそかに感謝した。あのことは秘密にしておいてくれたのだ。
マシュマー「私もハマーン様にお返しをせねばならん。この、バラの……」
 そういってマシュマーは胸のバラの匂いをかいだ。コーティング済みらしい。クロノクルは、そんな
マシュマーの姿に、女性に対する幻想を見て、へきえきした。そんなものは抱かないほうがよい、と
いうのが、今の彼の考えだからだ。
クロノクル「私も彼女、というか、そんな女性にプレゼントをねだられて、というか、せっつかれて、
      というか、でな」
はっきりしない優柔不断な性格がかいま見えるように、クロノクルは吐き出した。
グエン「女性のため。大いに結構な理由です」
ガトー「いや、女子のためだなどと、軟弱だな! 私、アナベル・ガトーは、今の政治を許しはしない! 
    賞金はジオンの掲げた理想の宣伝費に当てるのだ! 諸君からの寄付も待っているぞ!」
グエン「理想のためですか。私とは理想の中身が異なるようですが、お互いに頑張りましょう」
ガトー「ふん、白々しいな。中身が違う? 我らの掲げる理想こそが唯一、未来に光をもたらすのだ!」
ゼクス「まあ、ここは政治を語る場ではあるまい。私の動機は……妹の尊敬を取り戻したいのだ。笑う
    かも知れないが、そういうことだ」
グエン「笑うなどと、とんでもない。ライトニングカウント、それは立派な考えですよ」
 皆に合わせるグエンを見て、食えない男だ、とシロッコは思った。あと、恥ずかしい通り名を持って
いるやつもいるのだな、とも。

 そのほかのメンバーにも、グエンは一言ずつ声を掛けていった。大会の組み合わせによっては、グエン
の目的を達成するためには、決勝まで勝ち進まなければならない。何より、彼ら兄弟チームが自分たちと
戦ってくれねばならないが、心配しても始まらない。シナリオとしては、決勝で対決するのがベスト
だろう。すこしでも不自然に見えなくなる。
 グエンは、沈み行く太陽を手の中に収めるようにして拳を握り、言った。
グエン「私が欲しいのは、賞金などではない。世の中には、金では買えないものもあるのだ」


55 :フットボール狂騒曲14:03/06/28 04:11 ID:???
 翌週、アムロが連れてきた練習相手は、ブライトのつてを頼って来て貰った30歳過ぎたサッカー
愛好家たちのチームだった。なかには、お世辞にも走り回らねばならないスポーツ向きではない腹を
抱えているものも何名かいて、ジュドーやカミーユなどは、「今日は楽勝だな」とそれを見てささやき
あい、笑った。
 しかし、30分ハーフの試合を前後半おこなった結果、前半は2−0で折り返したものの、後半は1−2
と巻き返され、結果こそ3−2で勝利したが、その内容は、決してほめられたものではなかった。ミスを
相手に的確に決められていれば、よりひどい結果になっていたことも充分ありえたのだ。ちなみに、
ゴールを決めたのは、前半はギンガナムとジュドー、後半はアムロである。
 アムロは、まず、「勝ててよかった」と全員をねぎらい、得点を決めたギムとジュドー、多くチャンス
に絡んだカミーユとシーブックのプレイをほめた。しかし、ディフェンスに関して、2失点という数字
は受け入れがたかった。
アムロ「前半はドモンがキーパーをやり、後半はシッキネンさんに代わったが、失点の責任を、キーパー
    に求めるのは酷だ」
 そう言って、アムロはロランを見据えた。一点目の失点は、ロランがセンターサークル付近で、簡単に
ボールを失ってしまったことが原因だった。まだ周囲との連携がうまくいかないシーンが多く、ドモン
の好セーブや相手のミスで失点は免れたものの、前半にも自陣でパスをカットされていた。即、失点に
つながる、危険なプレイである。
アムロ「11人でプレイするときの連携の上達は、人数の都合上試合でするしかないし、ミスの全てが
    お前の責任だとは言わないが、お前のポジションはミスが即、失点につながるんだ。それを
    肝に銘じておけ! だけど、相手のスピード不足を考えて、カミーユやシーブックにサイド
    からスピードを活かして攻めるように誘導したのは良かったぞ」
ロラン「はい。わかりました……」
ロランはうつむき、ぐっ、と体全体に力を込めた。悔しかった。アムロに対する反発ではなく、何度も
同じミスをした自分が情けなかった。
 続いて、アムロは二失点目の元凶に視線を飛ばした。
アムロ「ガロード、2失点目の原因になったあのプレイ。左SBのシーブックがすでにオーバーラップ
    していたにもかかわらず、なぜお前まで上がったんだ。ヒイロが下がってきても、あれではカバー
    しきれないだろう」
ガロード「……いい感じにボール回してたしさ。俺もせめても大丈夫かな、って」
アムロ「でも、結局お前が上がった裏を突かれて、失点につながるクロスをあげられた」
ガロード「結果論だろ。たまたま、運が無かったんだよ」
アムロ「違う! 無理に上がる試合の流れじゃなかっただろうが! それにお前は何回も……」
ガロード「俺だって攻めたいんだよ!なんで今日はシーブック兄ばっかり……」
 意見をぶつけ合うアムロとガロードのあいだに、ギムが割って入る。
ギム「そんなこと、失点のエクスキューズにはならんなあ。守りがそれでは困るのだが」
ガロード「なにぃ、点取ったからっていい気になるなよな!」
ギム「ゴールを決めていい気になって、なにが悪いのである!」
 つかみ合い寸前の二人を周りの兄弟たちがなだめる。
アル「やめなよ、二人とも!」
シッキネン「御大将、抑えて下さい!」
後ろからヒイロとキラに左右の腕をおさえられているガロードに、アムロは言った。
アムロ「お前のポジションはDFだ! 守りをおろそかにするな、いいな!」
 その後、アムロから二人以外の各ポジションにも何個かの指摘を受けてから、兄弟達はその日の帰途に
ついた。

 その途中、カミーユとウッソ、ジュドーはギンガナムがたくさん持ってきているイオン飲料を飲み
ながら、今日のアムロの「叫びっぷり」について話しあった。
カミーユ「やっぱり、連鎖するんだろうか。子供の虐待とかも、そうらしいって言うしさ」
ジュドー「ああ、アムロ兄、むか〜し、よくブライトさんに怒鳴られてたらしいしね」
ウッソ「それが受け継がれったってこと?」
カミーユ「俺やジュドーは何度か会ったことあるけど、ブライトさん、叫びやすいものな」

続く   ネタが増えて、嬉しい。みな面白く読ませてもらいました。

56 :通常の名無しさんの3倍:03/06/28 06:04 ID:???
>>46-48
ワロタyo(w)自分もそんな番組が見てみたい。ところで新番組にこんなのどう?
http://jbbs.shitaraba.com/movie/bbs/read.cgi?BBS=606&KEY=1056721105


57 :通常の名無しさんの3倍:03/06/28 15:12 ID:???
>46
>「8時ですよ!!カテジナさん!」
どうせなら、ウッソの「時間ですよ!カテジナさん!!」で毎回始まる、
戦闘シーンもとい銭湯シーンいっぱいの大家族ホームドラマとかもいかがでござんしょ。

58 :通常の名無しさんの3倍:03/06/28 18:56 ID:pFGJ6Gbg
オモロイ。

59 :ある日曜の夜:03/06/28 21:17 ID:???
>>57
ちょっと、設定が変わっててしまうけど、番外編として書いておいたネタがあるんで、
それを捧げます。

日曜の夜8時。「8時ですよ!!カテジナさん!」が始まった。
兄弟たちはじっとテレビを見守る。
MSに乗ったカテジナがテレビの画面の舞台に現われる。

カテジナ「8時だよ!全員集合しな!!」
OP「お魚くわえたドラ猫 追っかけって MSで駈けてく おかしなカテジナさん
みんながおびえてるー 子犬のようにおびえてるー ルールルルー 今日も……」

ウッソ「シャクティ、後ろ、後ろ!カテジナさんが!!」
アル「あ、ハマーンさんに、ララァさんやら、フォウさんにクェスまで出てきた。うっかり、キングギドラとゴジラとガメラとジェットジャガーが
出会っちゃったって感じだな」
ジュドー「……お前、ほんとは、ザクマニアじゃなくて、特撮マニアだろ」
ウッソ「V2で今、助けに行くぞ!シャクティ!!」
アル「大丈夫。みんな、これから銭湯に入るだけだから」
ウッソ「だから、戦闘だから、まずいんだろ!今行くぞ!」
アル「あーあ、行っちゃった。楽しみにしていたいはずなのに」

全員「ハァハァ、銭湯マンセー」(終り)

60 :通常の名無しさんの3倍:03/06/28 21:26 ID:???
面白いなあ。
しかし、長文ネタの人ってよく長文規制とか行数規制に引っ掛からないな。

61 :57:03/06/28 21:31 ID:???
>59
グッジョブジョン!!

62 :通常の名無しさんの3倍:03/06/28 22:01 ID:???
   .,.,.ヽv,,.. >>59 グッジョブ!!
  /    ヽ、        '^⌒⌒ヽ
  /W〈 W从 _n    n (,(、(r'ノr )
  | リ*゚∀゚リ, ( l   ( E) ( ・∀・ ) アル、"バロムクロス"トカイウナヨ?
  ̄     \ \ \///⌒   )
 フ     /ヽ ヽ_ヽ  ̄ ̄ /    /
             ̄ ̄

63 :フットボール狂騒曲15:03/06/29 06:50 ID:???
 今日も今日とて練習。昨日も練習なら、明日も練習だ。兄弟たちは友人や恋人と遊ぶひまもなかった。
そのため、兄弟たちもこんなことを言いたくなる。
ジュドー「今日も練習、明日も練習。あ〜、遊びたい〜。最近全然あいつらと遊んでないな〜」
カミーユ「フォウ……ファ……お〜まえに♪あいたい〜よと〜♪」
アル「なに歌ってんのさ、カミーユ兄ちゃん……」
ウッソ「なんていうか、こういう状況って、美人のマネージャーさんがいて、タオルとか渡してくれる
     んじゃないんですか。まったく女のひとが出てこないなんて、おかしいですよ……もう限界……」
ガロード「ティファ……今ごろなにしてんのかなぁ……練習なんて面倒だよ。どうせ俺は怒鳴られるだけ
     だしさ」
シロー「おい、みんなしっかりしろよ! 今だけなんだから! でも、俺もアイナに会いたいな……」
練習が始まって二週間、そろそろ兄弟たちも、最初は新鮮だったサッカーをわずらわしいと感じること
もあった。何より、たんに恋人や友人との時間が欲しかった。
 そんな状況の中、ある事件が起こった。
シロー「アイナに会いたい……アイナ……ああ〜!アイナ様ああ!アイナ様あああ、垂れ目かーいいよーーー!
    かーいい〜!」
キラ「シ、シロー兄さんが壊れちゃった!」
アムロ「お、おいシロー、いったいどうしたんだ」
シロー「いや、ちょっと叫んでみて不満を発散しただけさ。弟たちは学校や仕事先でちょっとは会う時間
    があるだろうけど、俺はこの頃なかなか会えないからな」
アムロ「あ、ああ、そうか。そうだ、ドモンもレインさんに会いたいだろ」
ドモン「そ、そんな、俺は別にあいつのことなんか……お、そうだ、ガロード、ガロードがいないぞ」
シロー「別にいいじゃないか、認めても。ガロードは遅刻かな。もうすぐ来るとおもうけど」
ドモン「たるんでるぞ!だいたいあいつはこの頃やる気がないっていうかだなあ……」
ことの発端は、ドモンが照れ隠しにガロードへの文句を口にしたという、他愛のないものであった。


64 :フットボール狂騒曲16:03/06/29 06:51 ID:???
 そのガロードは、友人のキッドなどと話しこんでいたため練習に遅刻してしまい、練習場への道を
急いでいるところだ。アップ代わりだといわんばかりに全速力でグラウンドに駆けつけたとき、ふと
兄弟たちとギンガナムの話が耳に入ってきた。ガロードはつい物陰で聞き耳を立てる。
アムロ「ガロード。練習試合で怒鳴って以来、あいつはやる気がない。言い過ぎたかな」
シーブック「でもロランは真面目にやってるからな。FWがやれない不満が大きいんだろう」
ギム「ふん、やる気がない奴などほおっておけばよい! 小生はあいつがそんなにチームに必要とは思えん
    がな。シッキネンが左SBをやっても何も問題ないように思うが」
ロラン「ギンガナムさん! ガロードだってチームメイトなんですよ! 必要ないなんて……」
コウ「だけど、大会までこのままのやる気がない状態だったら問題だよな」
ヒイロ「アムロ兄さん、その場合の対策は考えているのか?」
アムロ「……もし、ガロードが今のままだったら、シッキネンさんを左SBに入れることも考えている」
ウッソ「そんな、ガロード兄さんを外すの?」
ヒイロ「俺は賛成だ。中途半端なプレイをするやつは、必要ないどころか、マイナスになる。勝つためには」
ロラン「そんな、ヒイロ、冷たいですよ。兄弟じゃないですか」
ヒイロ「任務は仲良くすることじゃない。勝つことだ」
ドモン「ロラン、ヒイロやアムロ兄さんは、正しい。俺たちは勝つしかないんだからな」
アムロ「しかし、シッキネンさんを左SBにするとなると、控えのGKがいなくなっていしまう」
ギム「そのときは、小生がもう一人ぐらい新しくつれてくればすむことだ」
キラ「でもガロードさ、まだ来ないのかな」
 ガロードは、その話を最後まで聞かなかった。自分の持ち物をまとめて、こっそり誰にも見つからない
ようにその場を抜け出し、あてもなく街をさまよった。夜が遅くなってから、家に帰ろうか、という
思いが何度も浮かび上がってくるが、ガロードは、それをかたくなに無視し続ける。どこかに泊まる
金も無いガロードは、キッドのやっているジャンク屋を訪ねた。
キッド「あれ、ガロードか。サッカーの練習どうだった?」
ガロード「サボったよ。俺はチームに必要ないみたいだからさ。それと、今日泊めてもらっていいか?」
キッド「珍しいな。アンタは真面目なやつじゃないけど、家にはいつも帰るじゃん」
ガロード「別にいいだろ、そんなこと。泊めてもらうぞ」
キッド「おいおい、強引だな〜」
 翌朝。ガロードは昨日の夜と同じく、コンビニのおにぎりで寂しい朝食を取っていた。ロラン兄の作る
ご飯が食べたい、という気持ちを、首を振ってごまかすと、ちょうどキッドがやってきた。
キッド「や、ガロード。俺は学校行くけどさ、アンタはどうすんの?」
ガロード「あー、俺? めんどくさいからサボるわ」
学校に行けば、他の兄弟に会わなければならない。だから、学校には行けない。

 いっぽう兄弟の家では、一人足りない朝食の時間だった。
アムロ「ガロード、結局昨日は帰ってこなかったな。なにも連絡はなかったんだろう」
ロラン「練習をサボって、それっきりですけど、いったいどうしたんでしょう。心配ですね」
カミーユ「普通に友達のところにでも、泊まったんじゃないかな」
ジュドー「もしかしてティファちゃんのところだったりして……」
コウ「それって、つまり……ま、まさかな。早すぎるだろ……なぁ」
 自分たちの昨日の話がガロード失踪の原因であることなど、もちろん兄弟たちは知らない。


65 :フットボール狂騒曲17:03/06/29 06:52 ID:???
 その日の午後、ガロードはひまをもてあましたすえに、公園のベンチで昼寝をしていた。と、向こうから
ティファが歩いてくる姿が見えた。ガロードはなにか合わせる顔がないように思って、隠れるところを
探したが、あいにく、というか当然、周囲には身を隠すところなど、何も無かった。それに、ティファ
はもうガロードに気付いている。
ティファ「……ガロード……」
ガロード「や、やあ、ティファ、偶然だなあ」
妙なしゃべり方になってしまった、と自分でもガロードはわかった。
ティファ「偶然じゃない……」
ガロード「え?」
ティファ「ガロードが……寂しい思いをしているような……」
ガロード「捜してたのか、俺を?」
ティファは、可愛らしい顔をコクンと、縦にうごかした。それを見た瞬間、ガロードは、昨日のことを
しゃべりたい衝動に駆られた。ガロードは、うつむき、ティファの顔をみて、もう一度
うつむいて
から、口を動かした。もう我慢できなかったのだ。
ガロード「ティファ、俺は、その……」
 ガロードはティファに、昨日の兄弟たちの話だけでなく、FWをやらせてもらえないことや、それに
対する不満、練習試合でアムロに怒鳴られたことまでも、全てを話した。ティファは、その話をただ
黙ってガロードの横で聞いていた。そして、ガロードの話が終わると、持っていた通学用のかばんから、
あるものをとりだした。手製のお守りのようだ。布を縫い合わせた袋に、首にかけるためのひもがとお
してある。
ティファ「ガロードが……怪我をしないようにと思って……」
ガロード「ティファ……でも、俺はもうサッカーなんかやらないよ。どうせFWやらせてもらえないし
     さ。だから、もう怪我もしないし、もっとティファと一緒にいられるし……」
ティファ「……兄弟のひとたち……待っていると思う……ガロードを……」
ティファはガロードの手に自分の作ってきたお守りをのせると、そのままそっと握った
そうして、ガロードの目をみつめて言った。
ティファ「あなたに、力を……」
 ティファは立ち上がって、ガロードのもとから歩み去った。残されたガロードは、お守りを握りしめて、
地面をじっとみつめていた。


66 :フットボール狂騒曲18:03/06/29 06:52 ID:???
 夕方と夜がせめぎあう練習時間、ロランは、念入りに体をほぐしながら、アムロに話しかけた。
ロラン「ガロード、今日の学校にも来ていなかったそうです。今も来ていないし……」
アムロ「いったいなにやってるんだ、あいつは。これじゃ真剣にガロードを外すことを……」
その大声が響いたのは、アムロが言い終わらないうちだった。
ガロード「やっべぇー、遅れた、遅れた。一日以上遅刻しちまったぜ!」
ロラン「ガロード! いったい今までどこにいたんですか?」
ガロード「いや〜、心配かけてゴメン、ロラン兄。ははは、まあ、ちょっとね」
アムロ「なにが、ちょっと、だ。昨日の練習もサボって、今日は遅刻か! 罰として練習が終わった後、
    グラウンド50周だ!」
ガロード「そ、そんなあ……まあ、仕方ないかぁ。それより、アムロ兄、俺はやるぜ!やるっていったら
     やるんだ。もう止められないぜ、俺を」
ガロードは、まるでアムロに食いついていくような勢いだ。
アムロ「そ、そうか。わかった」
ロッカールームに向うガロードの後姿を見ながら、アムロとロランは顔を見合わせた。
アムロ「いきなりどうしたんだ、ガロードは。妙にやる気をアピールしたりして」
ロラン「昨日サボっちゃったから、っていう感じじゃなかったですよね。でも、よかった。やる気を取り
    戻してくれて」
 さらにガロードは、練習用のユニフォームに着替えてきてから、ヒイロとギンガナムに宣言した。
ガロード「ギンガナムに、ヒイロ! よくも必要とは思えないとか、マイナスだ、とか言ってくれたなぁ。
     お前らが間違ってたってことを、これから証明してやるからな!」
しかし、ギンガナムとヒイロは、二人とも不思議そうにまゆを寄せると、こう言った。
ギム「小生がそんなこと言ったのか。うむ、いつだ?」
ヒイロ「俺も覚えていない。ガロード、勘違いではないのか?」
ガロード「お、お前ら、覚えてもいないのかよ! くっそぉ〜、納得いかねぇ〜〜」
ガロードは拳を握り締めて、うなだれたが、ヒイロもギンガナムも、なおさら不思議がるだけだった。


67 :フットボール狂騒曲19:03/06/29 06:54 ID:???
 ティファの励ましを受けてガロードもやる気を取り戻し、兄弟たち+2は、大会に向けて練習を重ねて
いった。何度かの練習試合も経験。チームとしての連携も攻守にわたって上達し、結束も生まれつつ
ある。さらに、ウッソ待望のマネージャーも入ることになった。
ロラン「お嬢さん、大丈夫ですか、本当に」
ソシエ「何回もうるさい! 私にだってレモンのシロップ漬けぐらいできるわよ!」
ロラン「でも、レモンをナイフで切るとき、指を怪我しちゃったじゃないですか、さっき」
ロランはソシエが心配で、練習を抜け出してきてしまっていた。
ドモン「おーい、ロラ〜ン! あいつ、いったいどこにいったんだ?」

リリーナ「ヒイロやみなさんのため、わたくし、腕によりをかけて作りましたのよ」
ロッカールーム隣のキッチンルームのテーブルにならぶ、謎の物体Xたち。
アル「なに、なんなの、それ?」
リリーナ「ケーキです。みなさん、遠慮せずにどうぞ」
コウは思った。あの醜悪な塊の数々は、ケーキなんかじゃない、と。しかし、ヒイロは決して逆らえない
運命に果敢に挑んでいった。いや、挑むしかなかったのだ。
ヒイロ「……死ぬほど、うまいぞ……ゴフッ」
リリーナ「ヒイロ、おいしいからって口に詰め込みすぎですわ」
アムロ「あ、あのリリーナさん、お気持ちは嬉しいんですが、選手の体調管理もありますし……」
その後もヒイロのコンディション悪化の危機は続いたが、なんとか乗り切れているようだった。

 ソシエもリリーナも、一度やってみたかったらしく、兄弟がサッカー大会に出場するのを聞きつけて、
マネージャーを買って出てくれたのだった。それが、兄弟たちの役に立っているかはともかく。
ロラン「そ、そんな、お嬢さんに汚れ物の洗濯だなんて、させられませんよ」
ソシエ「私たちはマネージャーなのよ。これぐらい当然よ。ね、リリーナさん」
リリーナ「はい。それに洗濯機に入れるだけのことですわ。えーと、洗剤ってこれぐらいでいいのかしら」
ヒイロ「……明らかに入れすぎだ、リリーナ」
ソシエ「そうかしら?」
ロラン「その二十分の一の量で結構です……」
ウッソは、空に叫んだ。
ウッソ「僕は、選手たちを温かく見守ってくれる、優しいお姉さんタイプを望んでいたんですよー!」

 マネージャーも加わり、兄弟たち+4となったメンバー。そして、ついにサッカートーナメント大会
開始の日の太陽が昇った。

続く

68 :通常の名無しさんの3倍:03/06/29 12:05 ID:DVUFT7Zb
続き期待

69 :通常の名無しさんの3倍:03/06/29 12:07 ID:???
>63
>そんな状況の中、ある事件が起こった。
シロー……(w

70 :通常の名無しさんの3倍:03/06/29 12:24 ID:???
アムロの彼女は誰ぽ?

71 :サイド10:03/06/29 12:32 ID:53SDbvHV
あいかわらず面白いですね。

72 :通常の名無しさんの3倍:03/06/29 14:39 ID:???
細かいツッコミをさせてもらうと、
キッド→ガロードは「アンタ」じゃなくて「ガンダム坊や」か「お前」

73 :試合中継(妄想):03/06/29 15:20 ID:???
 _______________________
 |兄弟 2−0 宙狼                       |
 | λ←ソシエ                          |
 |                   κ   て /       |
 |                  ξξξξ て,       |
 |                 ξξ・米・ξ   `ヽ     |
 |                ξξ\仁lソξ     ヽ    |
 |   ,,-==-、          ⊂  ⊂ )       ,○  |
 |  〃/ヾヽヽi 裸漢ダカラ?   /  X/て),)        |
 |  川;´∀`)      彡  ノ ノノ ノ てゝコノラカンガ!!   |
 |  ⊂   つ      彡 ,(_ノ (_ノ⊃  つ        |
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

74 :フットボール狂騒曲20・フランの瞳にうつるもの:03/06/29 22:06 ID:???
 フラン・ドールは、競技場に向うバスに乗っている。取材のためだ。フランはバッグのなかから
競技場の配布している紹介用のカラーパンフレットを取り出し、もう一度眺めてみた。
 大会の会場になっている市営複合競技場には、サッカーに使える芝生のグラウンドが3面もある。
他にも陸上競技用の設備や体育館、野球場にテニスコートなど、多くのスポーツ大会に対応できる
ように施設が充実しているが、その建設費も維持費も、ほとんどが市民の税金によってまかなわれ
ていた。何らかのスポーツのプロチームと長期の使用契約を結んでいるわけでもなく、もちろん
毎年大幅な赤字を計上している。市民のあいだでは、立派過ぎる、というのが定評であり、
こんな
分不相応な競技場が建設されたのは、長らく市政を牛耳ってきた連邦党とアナハイム土建
との癒着
のせいである、という噂が、まことしやかに囁かれていた。もっとも、その類の噂はどの地域でも
聞くことができる。アナハイムグループと連邦党との結びつきの強さはこの市に限ったことでは
なく、彼らは全地球圏の規模で固く手を結んでいるからだ。
 しかし、今回記者フラン・ドールが行うべき取材は、前述の話のような、記者魂をくすぐって
やまないものではなかった。街のサッカー大会を取り上げる、地域版のための取材だ。今回の仕事を
軽んじるつもりはないが、できれば大会の裏に隠れている裏の事情を探りたい、というのが、フラン
の本音だった。正義感よりも、なにがうごめいているのかを単純に知りたい好奇心ゆえだ。
フラン「このサッカー大会だって、競技場が使われているってことをアピールしたい、市の思惑が
    明らかよね」
 そのセリフを口のなかで言って、フランはそちらにばかり考えを向けるのをやめなければ、と自省
した。今回の取材は、あくまで市民の活躍を中心にまとめろと、地域版の責任者からきつく言われて
いたのを思い出したからだ。そして、それもまた大切な報道の仕事なのだ。華やかな政治記事ばかり
でも、新聞ではない。気持ちを切り替え、サッカー大会の白黒のハンドアウトを取り出す。
フラン「でも、わかんないわね。なんで、ラインフォード家の御曹司がこんな大会に参加するのかしら。
    わざわざメンバーを集めたっていうし。それに、ロランの兄弟はそんなにサッカー好きだったっけ」
 とりあえず、ロランの兄弟に取材にいこう。せっかくつながりがあるわけだし、今日の試合では負けて
ほしくないわね。フランは考えてきた取材の段取りを確認した。

続く

75 :フットボール狂騒曲:03/06/29 22:07 ID:???
テキトーにサブタイトルをつけることにしてみました。途中からであれですけど。あと、
今回使った 連邦党 とか、 アナハイムグループ だとかは、適当に作ってみただけの
ものです。兄弟たちの世界に現実感をもたせてみたかったので。なので、このネタだけの
パラレルでおねがいします。

>>70 まだ確定はしていなかったような。チェーンも、ベルトーチカも、セイラさんもいますし、
ネタごとでもいいかも。このネタでは決めてないです。

>>71 あのスレ見てます。頑張ってください。

>>72 申し訳ないです。

>>73 ラカンは出そうかな、と考えてます。スペースウルフ隊ではないですけど。


76 :通常の名無しさんの3倍:03/06/29 23:46 ID:???
 /巛 》ヽ,
ヾノ"~^ヽ,^
 (´∀` リ  
 ( つ旦O    _亞里亞!グゥレイトォ!!
 と_)__) 旦

77 :フットボール狂騒曲21・決勝までは何マイル?:03/06/30 02:34 ID:???
 競技場に到着した兄弟たちは大会の掲示板を見ていた。今日は日曜日であり、仕事も学校も休みで、
シローも今日を休みにしてもらっている。もちろんギンガナムとシッキネン、マネージャーのソシエ、
リリーナも一緒だ。
 大会には全部で8チームがエントリーしており、4チームずつ、AとBのブロックに分けられている。
それぞれのブロックを勝ち上がったチームが決勝で戦うことになる仕組みだ。日程は、日曜である
今日の午後が一回戦、3日後の水曜の夜が準決勝、さらに3日後の土曜日の午後が決勝戦というもの
である。
 兄弟たちのチーム、<FCギム・ギンガナム>はAブロックだった。
コウ「Aブロックか。それにしても、あのBブロックのチーム、<ラインフォード・ユナイテッドFC>
    か……グエン卿が大会に出るって噂は本当だったんだな」
ロラン「さっきもらったハンドアウトに乗っていた登録メンバー、知り合いばかりでしたよ」
カミーユ「ジェリド、シロッコにカクリコン。あいつらがなんで大会に?」
ジュドー「俺たちと一緒でなんか事情があるんでしょうよ。マシュマーとか、ラカンもいる」
ドモン「ガトー? ああ、あのうるさいやつか。ん、GK:チボデー・クロケットだと……」
他にも、兄弟たちにとって知らない名前などほとんどなかった。たった一人を除いて。
シロー「この、エドワウ・マスっていう人だけは知らないよな。FWで登録されてる人」
アムロ「セイラさんと同じ名字だけど、エドワウなんて、聞いたことないな」
キラ「名字ぐらい同じ人がたくさんいるよ。赤の他人じゃないかな」
ウッソ「でも、なんだか知っているような気がするよ……聞いたことない名前なんだけど」
 兄弟たちがエドワウ・マスという人物に興味を引かれていると、突如、笑い声が響いた。
ドレル「ふっふふふふ、はは、Bブロックのチームを気にして、君達は決勝までいけるつもりかい?
    ははははは」
ソシエ「何よアンタ! いきなり出てきて大笑いして……バッカじゃないの」
ドレル「君達の初戦の相手、<SCクロスボーン>のキャプテンのドレル・ロナさ。品のないお嬢さん」
最後の言葉に顔を真っ赤にして怒るソシエの前に、ロランが腕をだしてかばうようにする。
ロラン「お嬢さんは、口の悪いところはありますけど、品のない人じゃありません」
ドレル「これは失礼した。使用人かい、君?」
ドレルはキザったらしく前髪をなでる。ソシエは、舌を出してわざとなおさら下品に振舞ってみせた。
 初戦の相手と名乗る者の登場に、兄弟たちの緊張感が急激に膨れ上がっていく。


78 :フットボール狂騒曲22・開幕のダストブロー:03/06/30 02:37 ID:???
 突然現れた男、ドレル・ロナは、<FCギム・ギンガナム>の初戦の相手である、<SCクロスボーン>
のキャプテンだと名乗った。
シーブック「ドレル……聞いたことあるぞ。確かセシリーの従兄弟だか、異母兄じゃ……」
ドレル「ん、君はセシリーの知り合いか。そうか、君がシーブック君だね。セシリーやザビーネから
    聞いているよ。確か、一緒に働いているんだろ、ザビーネ?」
ザビーネ「ああ。彼はカロッゾさんにも可愛がられている」
 物陰からザビーネが姿をみせる。シーブックは、驚きを隠せず、口をぱっくりと開けてしまった。
シーブック「ザビーネ、さん……どうして、ここに?」
リリーナ「ザビーネ・シャル……<SCクロスボーン>のMFとして登録されています」
ハンドアウトを確認して、リリーナが言う。
ドレル「怪我をしてしまったチームメイトがいてね、急遽入ってもらったんだけど、今じゃうちの武器
    はザビーネだよ」
ドモン「ほぉ、試合前にそんなことわざわざ言うなんざ、よっぽど自信があるんだな」
ドレル「ああ。先にすすむのは僕らだ。君らなど敵ではないな。兄弟中心のアットホームなチームだろう」
ギム「敵ではないだと? 今の言葉、聞き捨てならんなぁ」
ドレルの一言に、少なからぬ反感をかきたてられる兄弟たち。その気持ちを代表するように、ドモンと
ギムはドレルとにらみ合う。ザビーネは、付き合いきれん、というように嘆息してから、言った。
ザビーネ「ドレル、私はもう行くぞ。……シーブック、フィールドでな……」
 ザビーネの鋭い視線がシーブックを打ち抜く。シーブックは、その視線からつい逃げてしまった。
ドレルもザビーネの後に続いて去っていく。去り際に不敵な笑みを残して。
ソシエ「ドレル・ロナ、嫌なやつね。なんであんな自信満々なのかしら。あいつのチームってそんなに
    強いの?」
フラン「<SCクロスボーン>は、ドレルの通っている大学のサッカーサークルよ。サークルでやって
    いるチームとしては、結構レベルが高いらしいって話だけど」
 ドレルの次は、フランがいきなり登場した。どうも今日の兄弟たちは不意打ちを喰らってばかりで
ある。
フラン「それにしても、試合前のぶつかり合いなんて、ドラマやってるわね」
ロラン「フラン、いったいどうしてここに?」
フラン「この大会を取材するためよ。さっそくだけど、チームの取材を許可してくれない?」
アムロ「そういう話は、一応僕がやることになってるんだ。監督でもあるからね。」
 この大会は、プロはもちろん、アマチュアでも大学の正式なサッカー部や地域リーグに所属して
いるようなチームは出られない。あくまで草サッカーを楽しんでいるレベルの愛好家たちのための
大会である。だから、フランの情報は、ドレルの自信にそれなりの根拠はあることを示していた。

続く

79 :フットボール狂騒曲:03/06/30 02:47 ID:???
ドレルはF91を見ても、あんまり性格がわかるほど詳しい描写がなかったので、
勝手にガルマを嫌みたらしくしたような性格にしてしまいました。
ドレルはそんなやつじゃない、という方、すいません。

80 :通常の名無しさんの3倍:03/06/30 12:43 ID:???
>79
ガロードといったらやっぱ家出だな(w
原作に通じるものもあってワロタ
グッジョブ!

81 :パンは剣より強し ウソ予告01:03/06/30 23:11 ID:???
ある休日の午後。ロランに夕食のおつかいを頼まれたヒイロ・ジュドー・ガロードの14〜15歳陣は
隣町のスーパーまでカレーの材料を買いにきていた。今回は特に高額の軍資金を渡しているため、
おつかい担当コンビのネコババを余計に恐れたロランは、ヒイロに2人の監視とサポートを依頼したのだった。
ヒイロ「カレー粉、牛肉、ニンジン、ジャガイモ、タマネギ、ウスターソース。それぞれ確保に成功。
    余った資金でデザート用のドーナツとアイス、そしてメンチカツを人数分購入。
    現時点における任務遂行上の障害は無い」
ガロード「・・・今更だけど兄貴のそれ系の行動、もうちょっと何とかならないのかよ?」
ヒイロ「任務中は何が起こるか予測できない。特に、俺たちのような身の上の者にはな。
    状況を逐一記録していけば万が一の時、次の奴が任務を遂行しやすくなる」
ジュドー「ただ買い物してるだけなのにそんなこと・・・あるわけないとも言えないんだよな、俺たち兄弟の場合じゃ」
そうぼやくジュドーらを無視し、ヒイロはテレコによる録音を続ける。その沈んだ声とテレコのノイズ音は、
すぐ近くにいる2人にとっては少々苦痛であった。通行人の視線も痛い。
自分たちも自分たちで、それぞれ山盛りのドーナツとアイスクリームが入った袋を両手にぶらさげているのだ。

 しばらく練り歩きが続いた後、駅の近くまで戻ってきた3人。
ジュドー「このままいけば、ちょうど昇りの列車がホームに来るな」
ガロード「帰ったらさ、みんなより先にアイス食おうぜ。一人2個の割り当てだから、食っても1個ずつ余るし」
ジュドー「おう!」
それから程なく、どこからか金属がきしむような音が聞こえてきた。
またヒイロのテレコかと考えた2人は後方の彼に顔を向ける。だが、その予想は外れていた。
ガロード「あっ!あれだよあれ。遠くの方で工事やってる」
ヒイロ「大きい工場だな」
ジュドー「ほんとだ。こっから見てもでかいな〜。巨神イデ・ドームくらい?」
ヒイロ「・・・・・・」
ガロード「おいヒイロ、カレーの材料持ったままでどこへ行くんだよ?」
ヒイロ「あからさまに怪しい。調べてくる」
ガロード「・・・・・(;゚Д゚)まずは買い物を無事済ませてから、な?」
ヒイロ「・・・俺としたことが・・・任務失敗、自(ry」
2人「それもちょっと待てぇーっ!!」



ドーン

82 :パンは剣より強し ウソ予告02:03/06/30 23:14 ID:???
ジュドーとガロードと通行人がアフロヘアーと化した日の夜。
キラ「うあ゛ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
ウッソ「泣いてないで崩れたバリケードを直してください、キラ兄さん!」
対するは、
シロー「第08ガノダ家小隊員へ緊急連絡!ドーナツ・アイス数十個の安否は不明!人質の身が危ない!」
ドモン「チマチマ攻めていてもラチが開かん!俺が突っ込む!」
カミーユ「血気にはやった強攻策は最悪の結果を生むぞ!」
コウ「数秒で押さえればドーナツ1、2個で損害は止まる!ウラキ中尉、突貫します!」
ロラン「キラたちも兄さんたちも落ち着いてくださいっ!」
ジュドー、ガロード「俺たちが買ってきたのに〜っ!!ドーナツ返せ〜!!」

 3Fの住人であるキラとウッソが『最近出番無いから腹いせに(御大将に朝食を取られてばかりだから)』
を理由にドーナツとアイスクリーム山盛りの袋4つを夕食の混乱に乗じて強奪。
バリケード(イスとPCジャンク)とトラップを仕掛けたのちに、自らの部屋に立てこもったのだ。
アムロとアル、シーブックはロランに仲裁を任せ、事の決着を待っている。
ヒイロは自室でアイスを賞味中。自分の分は帰ってきた時にちゃっかり確保しておいたようだ。
やがてアイスを完食したヒイロは、食べかすを捨てにキッチンに姿を見せた。
ヒイロ「上はまだやっているのか。仲裁なら引き受けるが?」
アムロ「いや、いい」
これ以話をややこしくしてたまるものか。
シーブック「みんながまたガンダムを引っ張り出さなきゃいいけど」
ヒイロ「・・・そうだ、お前に見てもらいたいものがある」
ヒイロがアイスと一緒に持ってきた愛用のノートパソコンには、
『ジュピター製パン』という企業のホームページが映し出されていた。
シーブック「ごめん、よくわからない。英文だらけだから外国の企業だと思うけど」
アル「この会社がどうかしたの?」
ヒイロ「念のため調べておいた。製パン業界ではかなり有名な企業で、ユーラシア大陸の複数の国に支社を置いている」
シーブック「すごいな。パンの世界でここまで成功した人たちがいたなんて」
ヒイロ「この企業が近々日本に進出する。しかも、支社の社屋はこの街の隣町に建設されている」
シーブック、アル、アムロ「!」
アル「シーブック兄ちゃん、こんな会社がすぐ近くにできちゃったら・・・」
シーブック「・・・いや、多分大丈夫。スーパーで売られているパンとドンキーベーカリーやカロッゾパンといった
      専門店で売られているパンは案外住み分けができているもんなんだ。
      デパートで食品売り場のパンとなんちゃらベーカリーのパンが隣に並んでいても、
      どっちかに売上が極端に偏ることはない」
ヒイロ「そうか。それなら安心だが・・・ジュピターにはよくない噂も流れている。気をつけろ」

83 :パンは剣より強し ウソ予告03:03/06/30 23:16 ID:???
ガノダ家の攻防が泊まりにきたアスランの説得によってほぼ決着したその1時間後。
二条の流星が地面に叩きつけられていた。
ザビーネ「ぐっ、ぐうううううっ!」
ドレル「うわああああああっ!!」
ザビーネの愛機『ベルガギロス』とドレルの愛機『ベルガダラス』である。
ドレル「うっ・・・・・・ザビーネ、大丈夫か?」
ザビーネ「・・・私はともかく、ギロスはダメです。10メートル歩ければ御の字か。
     ダラスは?」
ドレル「こっちはまだ当たり所がよかったようだ、まだ動ける。どこかに機体を隠せればいいんだが」
???「MSの輸送と手配ならこちらでしよう」
ドレル「誰だ!?」
ザビーネ「・・・お前は」
山林の奥から現れた時代錯誤な貴族風の紳士、それは・・・
トレーズ「自身もエレガントなら愛機もエレガントか。ますます良き友になれそうだ。あの服は大事にしているかね?」
ザビーネ「ごたくはいい。なぜお前がここにいる」
トレーズ「私は歯医者からソムリエ兼支配人まで、複数の職で腕をふるっているのだよ。
     そして、エレガントを汚す者に制裁を加えることも。君たちに協力させてもらおう」
レディ「トレーズ様、MSトレーラーの準備整いました」
トレーズ「うむ。ザビーネ君たちは紫のMSで黒いMSをトレーラーまで運んでくれないか?
     私は先に行く。わからないことがあったら運転手に聞いてくれ」
去っていくトレーズとレディ。残された2人、特にドレルは開いた口が塞がらなかった。
ドレル「な、なんなんだ連中は?あなたの知り合いか?」
ザビーネ「少し前に。相変わらず人の話を聞かない奴らだ。行きましょう。」

84 :パンは剣より強し ウソ予告04:03/06/30 23:17 ID:???
 山の中腹をくりぬいて建設された格納庫へ案内される2人。
ザビーネ「トレーズ。輸送と手配といったが、手配とは?」
トレーズ「君たちが行動する際、先のMSではアレを見慣れた付近住民に『私が犯人です』と言ってるようなもの。
     そこで隠密行動用にまったく異なるMSを用意させてもらった・・・これだ」
四方八方のライトに照らされて浮かび上がるのは、ドクロの紋章を額につけた3機のガンダムタイプMS。
それぞれ白黒、濃紺と紫、青と白のカラーリングが施されている。武装も微妙に違うようだ。
レディ「順に、クロスボーンガンダムX−1、同X−2、同X−3。
    ザビーネ様には中央のX−2にお乗りいただきます」
ザビーネ「フン、また黒いのか。いいだろう、ガンダムタイプが持つ悪魔の力とやらにも少し興味があった」
レディ「ドレル様には、X−3を・・・」
ドレル「いや、今はちょうど帰省中だっただけで、この先駆けつけられるかわからない。
    他の誰かのために温存しておいてくれ。もちろん、秘密は厳守する」
レディ「かしこまりました」
トレーズ「気に入ってくれたようだな。この機体は好きに使ってくれてかまわない。
     もっとも、パン職人とパン業者の戦いである以上、最後にものを言うのはパンだろうが」
ザビーネ「当然だ。俺がカロッゾさんの下で働いているのも、真の朝パン主義を極めるため。
     この社会の基盤をパンが支えている現実を確かめるために焼き続けるのだ。
     シーブックを知っているな?奴は朝パン主義を受け継ぐにふさわしい男だ。
     朝パン主義継承者の名声が欲しくないといったら嘘になるが・・・
     感情をコントロールできない人類はゴミだしな」
トレーズ「その思想には相容れないものを感じるが、こちらにそこまで強制する権利は無い。
     君は君のエレガントを極めてくれたまえ」
ザビーネ「言われなくとも。・・・さて、裏切ったフリをしてジュピターに潜入でもするかな?」



これは、製パン業界とガンダムパイロットたちを揺るがす一大事件のプロローグである。
「安心したよドゥガチ。あんたはパン屋だ・・・心が歪んだだけの、ただのパン屋だ!!」

85 :通常の名無しさんの3倍:03/06/30 23:28 ID:???
どうも。これで>>81からの連作は終わりです。
もしよろしければ、続きをお願いします。
(こっちも少しシナリオを考えてます)

86 :通常の名無しさんの3倍:03/07/01 01:16 ID:???
薬も健康食品も効果は無く思い余って町の氏神様のところへ神頼みのカクリコン。

┏━━━━━━━━━━━┓::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
┗┳┳━━┃禿┃━━┳:::::::::::::::::: ::::::::: 
  ┃┃    ┃神┃    ┃┃::::::::::::::::::::::::::::::
┏┻┻━━┃社┃━━━━ ::::::::::
┗┳┳━━━━━━━┳━┛::::::::::::::::::::::::
  ┃┃              ┃┃::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
  ┃┃~~~ノノ         ┃┃
  ┃┃;゚д゚)┘(この神社でその願い事は無理だカクリコーン!!)
  ┃┃⊂ノ          ┃┃
  ┃┃     //^^^ヾ  若ハゲが治りますように。
  ┃      <ゞ -U-)
        _(    つ ミ_____
      |\\\\\\[ 千 ]\\\\
      |  \\\\\\\\\\\\
      |   | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
           |     富 野 御 大     |


87 :通常の名無しさんの3倍:03/07/01 01:25 ID:zcjgG/fO
続き期待。何か凄いお話になりそうだ。

88 :通常の名無しさんの3倍:03/07/01 03:55 ID:???
>>86
ワロタ!

89 :通常の名無しさんの3倍:03/07/01 17:40 ID:pqmwZ5pb
ワロロタ

90 :通常の名無しさんの3倍:03/07/01 23:38 ID:???
やっぱりX1はシーブック、X3はトビアが乗るのか?

91 :酒乱・セアック :03/07/02 23:04 ID:???

深夜1時、居酒屋・青い巨星
カラカラカラカラ〜…
ロラン「こんばんは…」
ラル「お?ロラン君だね?アムロ君達は奥座敷だよ」
ロラン「ありがとうございます…いつも兄がご迷惑を…」
ラル「いいんだよ。創業以来からの付き合いだ。ちょっと私は出かけるから君の兄さん達を頼むね」
ロラン「はい、すみません」

アムロ「おッ!来たな!我が弟よ!」
シロー「お迎えご苦労様です!」
ドモン「酒は〜飲んでも〜飲まれるな〜!」
ロラン「うッ!かなり飲んでますね?さ、帰りますよ兄さん」
シロー「久しぶりに飲んだであります、隊長殿!」
ロラン「誰が隊長ですか…それにしてもこんなに出来上がってる兄さん達は初めて…」
アムロ「ま、ま、駆け付け3杯!ほらこっち来い!」
ロラン「ちょっ、アムロ兄さん!」
ドモン「遠慮するな!酒の一つや二つ飲めんで男とは言えんぞ!?」
シロー「ロラン・セアックのー!ちょっとい〜とこッ見ッてみッたい!!」
アムロ、シロー、ドモン「そーら、一気!一気!一気!」
ロラン「そんなぁ…僕、飲めませんよぉ!」
アムロ「ドモン!押さえつけろ!」
シロー「ほれほれ、飲め!」
ロラン「ちょっ、本気ですか!?うぐッ!?………ゴク、ゴク、ゴク……………ぷはぁ!!」
シロー「お?いける口じゃないか!」
ドモン「流石は俺の弟!いい飲みっぷりだ!」
アムロ「駆け付け3杯ぃ!ほら二杯目!!」
ロラン「ちょっと、これ以上は……止めてくださ〜い!」

それから30分後


92 :酒乱・セアック :03/07/02 23:06 ID:???
ロラン「全員、正座!!」
シロー「…ロラン…酒癖悪いよな…」
ロラン「なにか言いましたか?甘ちゃん!?」
シロー「いえ…何も…」
アムロ「ロラン?もうこのぐらいでお開きに…」
ロラン「お開きぃ?兄さん達が進めたんじゃないですか…」
ドモン「ロラン…いい加減にしないと…」
ドモンはロランの胸倉を掴む
ロラン「何ですかぁ?この手は?」
ドモン「酒は飲んでも飲まれるな…その言葉、身をもって思い知れ!」
ドモンがロランに鉄拳を浴びせる!しかしロランはそれを受け流すと合気道の要領でドモンを投げ飛ばす!
アムロ「なにぃ!?」
シロー「ロランが…ドモンを…投げ飛ばした?」
ドモンは何が起こったか分からず目を白黒させた。そして今の自分の状況を理解すると静かに立ち上がる
ドモン「…流石は我が弟だ。合気道を体得していたとは…ま、ここは引いておくか…」
ドモンはそう言うと店から出て行く
ドモン「・゚・(´Д⊂ヽ・゚・うあ゛ッ!うあ゛ぁぁああ゛あぁあぁあぁぁあぁぁぁ!!」
アムロ「ドモン…ショックだろうな…まさかロランから投げられるとは…」
シロー「俺もショックだよ…一気に酔いが醒めた…」
ロラン「さ、残るは兄さん達だけだね…」
ロランがゆっくり立ち上がりアムロ達に近づく
アムロ「ま、待て!ロラン!暴力はいかん!話し合えば…」
シロー「お、俺達が悪かった!悪乗りしすぎて…」
ロラン「僕は止めてって言ったんですよぉ?…なのに兄さん達は…」
アムロ「ロラン!ちょ、ちょっと!!」
シロー「うあッ!うわあぁ!?」
ロラン「ユニヴァース!!」


ラル「アムロ君?ドモン君が泣きながら走って行ったが…どうかしたのかね?……うおッ!?」
ラルの目前には肉の塊になったアムロ達と、一升瓶を抱いて豪快に寝るロランの姿がありました。
ラル「み…ミンチより……」


終わり…パラレルで…


93 :91.92:03/07/02 23:09 ID:???
注意 お酒は二十歳から…

ところでドモンってお酒飲めましたっけ?


94 :通常の名無しさん3倍:03/07/03 00:46 ID:???
お酒のようなものを飲んでいた気がする。

95 :通常の名無しさんの3倍:03/07/03 00:55 ID:???
グッジョブ(*´∀`*)

確かに飲んでたね、ウィスキーっぽいもの

96 :フットボール狂騒曲23・ロッカールームの中で:03/07/03 23:30 ID:???
 一回戦の<SCクロスボーン>戦を前にしたロッカールームでは、試合用のユニフォームが兄弟たちに
手渡されるところだった。
 ユニフォームを前に兄弟たちの顔は引きつっている。試合への緊張のためではない。ユニフォームの
デザインのせいだ。
 上下とも白を基調にしたそのユニフォームはあのレアル・マド○ードを連想させたが、通常、企業の
広告などがあてられている前面に、ギンガナムが刀を構えるプリントがなされていたのだ。
ジュドー「ダサい、ダサいよ。こんなの着て試合するのかよ、俺たち」
ギム「当然だ。なんといっても<FCギム・ギンガナム>なのだからな。ダサいとは、センスがないなあ」
カミーユ「子供が着るヒーロープリントTシャツじゃないんだぞ……」
アムロ「とにかく、今から名前と番号を呼ぶからな。背番号1、ドモン。背番号2、シーブック……」
 アムロは兄弟にユニフォームを手渡していった。3番がガロード、5,6がそれぞれコウとシローだ。
アムロ「背番号4、カミーユ。ほら、お前の希望通りにしておいたぞ」
カミーユ「ありがとう、アムロ兄さん。……フォウ、これで一緒に戦えるね」
カミーユは4と刻まれているユニフォームをそっと抱きしめた。
ウッソ「なんか、おかしいっていうか、不気味ですよ! カミーユ兄さん!」
アムロ「7番、ロラン。 8番、ウッソ。 9番、ギンガナム。 10番、ジュドー。 11番、ヒイロ」
ジュドー「へへ、やっぱり俺がエースだよね。あとはデザインさえ良ければなあ」
ギム「やはり、ストライカーの番号は9番であるな。デザインも最高であろうが」
希望通りのナンバーを与えられて、ジュドーとギンガナムは結構ご満悦だ。
アムロ「12番、シッキネン。僕は14番で、アルは18番だ」
アル「18番かあ……バッ○ョやクリンス○ンがつけていたけど、個人的にはマンチェ○ターUの
   スコ○ルズの印象が強いね。イングラ○ド代表では8番だけど」
シロー「相変わらず微妙なところをいくなあ……スコー○ズは有名といえば、有名かもしれんが」
 選手にユニフォームがいきわたった所で、コーチであるキラやマネージャーのソシエとリリーナは、
一緒にユニフォームを着るのか、という選択を迫られた。
キラ「ギンガナムさんがこれでもか、っていうぐらいにでかでかとプリントされているけど……」
キラは着ることにした。兄弟一のギンガナム嫌いのキラだが、兄弟のなかで仲間はずれになるのは
嫌だったからだ。リリーナも着るという選択。
リリーナ「チームの皆さんが着られるのでしたら、わたくしも着なければならないでしょう」
そうなると残されたソシエだけが着ないというのも変だということで、ソシエも着ることになった。
ソシエ「こんなユニフォーム着るなんて、はぁ、お嫁に行けないわ」
ロラン「お嬢さんは、商売人やお役人のお嫁さんになるのはゴメンなんじゃないんですか」
ソシエ「……恥ずかしいってことよ。さすがにこれはね」
 そう言ってソシエはギンガナムのプリントを広げてみせた。多くの兄弟たちがそれには同意見のよう
でソシエと一緒に溜め息をつく。アムロは立ち上がってみんなに呼びかけた。
アムロ「みんな、ユニフォームのことは言っても仕方ないだろう! 僕たちはかっこつけにきたわけ
じゃない。勝つためにきたんだ! わかってるんだろうな!」
アムロの一喝に一同が、オウ! と応える。試合に向けた熱気がよみがえり、ロッカールームを一段と
蒸し暑くした。
 そのあと兄弟たちはみんな淡々として外で試合前の準備運動をしたり、軽い冗談を言い合ったりした。
誰の目にも緊張している者などひとりもいないように見える。だから、兄弟たちはみんな心の中で
思っていた。緊張しているのはもしかして自分ひとりだけなのか、と。


97 :フットボール狂騒曲24・兄弟たちピッチに立つ:03/07/03 23:33 ID:???
 試合開始前の練習のため、兄弟たちはスタジアム下のフィールドに続く地下道にやってきていた。
簡単な練習の後すぐ試合だから、これは実質上の選手入場だ。
シロー「このスタジアム、地下道まですごいリッパだな。テレビで見たプロみたいな気分だ」
アムロ「全部僕らの血税で作られたんだけどな」
 ガロードはユニフォームの下からティファのお守りを取り出して、こっそりとキスした。
ガロード「ティファ、俺に力を貸してくれ……」
コウ「なにやってるんだよ、ガロード。かっこつけてるなあ、お前」
ガロード「な、コ、コウ兄、み、見てたのかよ……」
キラ「僕も見ていたけどね。ふふっ……あれ、コウ兄さんもなんかつけてるね?」
ニヤニヤ笑いながら首を突っ込んできたキラは、コウの首にもひもがかかっているのを発見したのだ。
コウがあわてながら、聞いてもいないことまで話し出す。
コウ「い、いや、これは違うんだ。ほ、ほら、シーマさんって変な物しかくれないだろ。だ、だから、
   せっかくお守りなんてまともなものくれたからさあ、義理でつけてもいいかな、と思ってさあ」
いや、本当にそれだけなんだ、と付け加えたコウをからかうために、ジュドーも口を出す。
ジュドー「アストナージさんに聞いたんだけどさ、むか〜しの日本ってところの風習で、戦場に行く
     男に託したお守りのなかにはさあ、あれが入ってるんだってよ」
コウ「あれってなんだよ?」
 ジュドーはコウに耳打ちして、くくくっと笑い続ける。
コウ「ま、まさか、そ、そんなもの入っているわけないだろ。シーマさん、風習に詳しくないだろうし
   第一、そんな大げさな話じゃないだろ、戦場に行くのとは違うって」
ジュドー「確認してみなよ」
コウ「い、いいや、遠慮しておく。入っているわけないしな」
コウはお守りを急いでユニフォームの中にしまいこんだ。お守りをくれたのは正直嬉しかったところ
もあるが、ジュドーの言ったものが入っているのはごめんだった。そして、本当に入っているかどうか
を確認するのが怖かったから、そのことは忘れることにしようと心に決めた。
コウ「そんなわけない。そんなもの入っているわけがないんだ、うん」
カミーユ「いったい何の話?」
ジュドー「それがさあ……」
 ジュドーは、目前にせまった試合の恐怖から逃れるために、浮かれたそぶりでカミーユにもお守り
のことを話した。

 整えられた芝は陽光に照らされて鮮やかに青く、空席がほとんどのスタンドは城壁のようにそびえて
いる。<FCギム・ギンガナム>は今、暗い地下道から出て、緑に輝くフィールドに足を踏み入れる。
もうここまできたらどんな言い訳もできず、ピッチを後にするときは、勝ったか、負けたか、それだけ
である。そして、兄弟たちは勝つしかない。
 すでに相手の<SCクロスボーン>は練習を始めていた。その中には、眼帯をした金髪の男もいる。
シーブックは、ザビーネの姿をじっと見つめた。ザビーネはやわらかいタッチでボールを扱っている。
 与えられていた練習の時間はあっというまに終わってしまい、審判が両チームのキャプテンを呼び
寄せた。いよいよ、試合開始のときが訪れたのだ。

続く
続く

98 :フットボール狂騒曲25・再会、兄弟子よ…:03/07/04 01:27 ID:???
 コイントスの結果、前半のキックオフは<SCクロスボーン>が行うことになった。ピッチに両チーム
のメンバーが散り、審判の笛が高らかに鳴り響く、試合開始だ。まずは<SCクロスボーン>のドレル
が後ろにボールを回す。
キラ「敵は、4−4−2のフォーメーションだね」

<SCクロスボーン>・フォーメーション

             FW9
    FW10・ドレル

MF14・ザビーネ          MF7

     MF6    MF8

DF5                DF2
     DF4    DF3

         GK1

ソシエ「あのいけ好かないやつはFWで10番か。うちは4−2−3−1よね」
アル「シーブック兄ちゃんの先輩は、左サイドハーフで14番だね」

<FCギム・ギンガナム>・フォーメーション

         FW9・ギンガナム

MF4・カミーユ  MF10・ジュドー   MF8・ウッソ 

    MF11・ヒイロ   MF7・ロラン

DF3・ガロード            DF2・シーブック
      DF6・シロー   DF5・コウ

         GK1・ドモン

 シーブックとザビーネは、それぞれ右SBと左SHなのでちょうど真っ向からぶつかり合うことに
なる。シーブックは、ボールがサイドラインを割ったすきに、ザビーネに話しかけた。
シーブック「ザビーネさん……どうしてこの大会に出場しているんです?」
ザビーネ「ドレルとはちょっとした知り合いでな。メンバーが怪我したから代わりに入ってくれないか、
     と頼まれたのだ」
シーブックはザビーネの眼帯に目を向けていた。片方の目をふさがれて、満足にプレイできるもの
だろうか。すると、シーブックの視線に気付いたのかザビーネが言い放つ。
ザビーネ「ふん、問題はない。私はずっとこれでやってきているからな。それより、敵の心配をする
     余裕をもたれるとは、私もなめられたものだな」
 そんなつもりじゃあ、と言おうとしたシーブックに背を向けて、ザビーネはボールを受けに動いた。
シーブックはあえてカットには行かず、ザビーネにボールを持たせた。一対一で抜いてみろ、という
姿勢をみせたのである。ザビーネもそれに答えるようにボールを自分の前に置いて、ドリブルで振り
きってやろう、と表明した。シーブックには、ザビーネがかすかに笑った気がした。嘲笑か、それとも
別の感情を込めたか。
 <SCクロスボーン>から見て、敵陣中ほどの左サイドライン際。ザビーネが、仕掛ける。


99 :フットボール狂騒曲26・迷える戦士たち:03/07/04 01:28 ID:???
 ザビーネのドリブルは決して速いものではなかった。しかし、ボールタッチやスピードの緩急に
独特のリズムがあり、またボールを扱うテクニックは格別に上手かった。何度かのフェイントと切り
返しのすえ、シーブックは完全に抜かれた。ザビーネはすぐさま、中央に低いクロスを挙げる。
ザビーネ「ドレル!」
 中央には二人のFW、10番のドレルと9番の選手、そして右SHの7番、CHの8番がすでに
待ち構えて、もしくは走りこもうとしていた。ザビーネがクロスをあげることを信じていたので
ある。兄弟たちもぴったりと彼らについている。はずが、ドレルをマークするはずのコウはまったく
見当違いのところに突っ立っていた。
コウ「あ」
ザビーネのクロスは正確にドレルにあわされている。攻め手から見てペナルティエリアの左やや後ろ、
ドレルがボレーであわせた。決定的な得点チャンス。
 シュートは枠をキッチリ捉えていた。決まる! とドレルは確信しただろう。しかし、ドモンが
その身を投げ出して止めにいく。ドレルのシュートはドモンの体に当って跳ね返った。弾かれた
ボールは運良くシローの前に転がり、シローはともかくも前に思いっきりボールを前にけりだす。
ボールはサイドラインを割り、<FCギム・ギンガナム>は致命的なピンチをなんとか乗り越える
ことができた。
ドモン「コウ、なにやってるんだ! アホみたいに突っ立っているな! シーブックも簡単に抜かれる
    んじゃない!」
シロー「ドモン、ナイスセーブだ! 助かったぞ」
シローがドモンに声をかけて、頭をなでた。
 しかし、その後も兄弟たちのミスは続いた。ロランはパスミスでピンチを招き、ジュドーはシュート
を空振り、カミーユは簡単にボールを奪われてしまう。シローでさえ一度クリアミスをして、ドモンも
ゴールキックを目の前の敵に渡してしまう始末だった。それでも何故か失点だけはしなかったのは、
ドモンが神がかったセービングをみせ続けたからである。
アムロ「まずいな、みんな初めての真剣勝負に戸惑っている。ドタドタとして落ちつきがない」
 ベンチに座る選手兼監督のアムロはつめを噛んだ。そして立ち上がり、チームに声をかけた。
アムロ「みんな、落ち着け! 自信を持ってプレイしろ! いつもどおりやればいいんだ!」
 もっともそれがいちばん難しいのだということは、アムロも痛いほど感じている。今の叫びも、
ピッチの中にいるメンバーに届いたものかどうか。皆、頭が真っ白になっているのではないだろうか。
アムロは自分でも知らぬあいだに、またつめを噛んでいた。
 そしてシーブックは、いまだザビーネに振り回されるままだった。


100 :フットボール狂騒曲:03/07/04 01:33 ID:???
ザビーネがドレルに敬語を使ってないのは、敬語を使う理由がないからです。
カロッゾは単なるパン屋になっていて、ロナ家も貴族というわけではないので。
他のネタとは違うかもしれませんが、ご容赦ください。

あと、続くを入れ忘れてしまいました。

101 :フットボール狂騒曲:03/07/04 01:46 ID:???
さらに追記、クロスボーンのユニフォームの色は黒です。デザインはオリジナルで、
前面にXが白で入っているものです。
書き忘れました。申し訳ないです。


102 :通常の名無しさんの3倍:03/07/04 02:13 ID:???
>96-101
乙です。相変わらず上手いですなァ。
ところで、余裕があれば、補欠のシッキネン氏の解説おながいします。

(以下パラレル)
1/3
                         ( rνy
          r'⌒⌒ヽ        サヨク ヾ ゚Д
         ( r^^,,^^i            /  ¶
          ヾ ‘-‘ノ 尻でベンチを磨くだけで終われないよ
    ____( アル )___        ||__」
           ) ) )             H
                           '=ゝ

103 :102:03/07/04 02:15 ID:???
2/3
 |(iii)
 |ハヽヽ ←メリーベル
 |∀(;)> <あたしのことは最初から数に入れてないギンガナムなんてさ!
 |⊂ノ               ディフェンス ( rνy
          r'⌒⌒ヽ      ウスイゾ!! ヾ ゚Д
         ( r^^,,^^i            /,  ¶
          ヾ ‘-‘ノ            ヽ|_
    ____( アル )___        ||__」
           ) ) )             H
                           '=ゝ
3/3
 |
 |  サッ
 |= 3
 | チリンチリンチリン          ナニ    ( rνy
          r⌒⌒ヽ      ヤッテンノ!! ヾ ゚Д
          i^^y  i 鈴の音……?  /,  ¶
          (‘ ヽ,,,,ノ ))          ヽ|_
    ____( アル )___        ||__」
           ) ) )             H
                           '=ゝ

104 :通常の名無しさんの3倍:03/07/04 12:02 ID:???
アルのちびっこいAAなんて初めて見たなぁ。
何はともあれ、職人さんグッジョブ。

105 :**************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************************通常の名無しさんの3倍:03/07/08 03:25 ID:???
復帰あげ

106 :通常の名無しさんの3倍:03/07/08 03:45 ID:???
http://members.tripod.co.jp/ybuewrei/1055909816-d.html
飛んだログまとめ

107 :通常の名無しさんの3倍:03/07/08 22:17 ID:???
飛んだネタに関しては職人さんに再うpして貰うほうがいいかな?

108 :通常の名無しさんの3倍:03/07/08 22:52 ID:???
一家の夏休み(1-15,未完)
フットボール狂騒曲(27-28)
が>106で補完されてます。

>>107
職人さんの自由意志かな。

109 :一家の夏休みの作者:03/07/09 22:48 ID:???
シャア板復活!
今日から一家の夏休みの続きを貼ります。
1-15に関しては>>106さんがまとめてくれた111から125を参照して下さい。


>>106の中の127さん
ごめん。>114のガロードに激しく違和感。

確かに…あの文面ではそうですね。
ガロードがオルバに気づかなかったのは、オルバが麦わら帽子を深く被っていた為。さらにガロードは早くボートを借りたいが為に、さして気にしなかったという設定です。
オルバはオルバで初めての客で舞い上がってしまいガロードの顔すら確認出来ない状況という事で……ちょっと苦しい言い訳のような…

ガロードの敬語…確かに敬語になっていましたね。書いている時は気づかず、今読み直したらちょっと笑ってしまいました。
申し訳ございません。描写等、詳しく書けばよかったのですが…

結構長くなると思うので、マッタリとお付き合い願えれば幸いです。


110 :一家の夏休み 16:03/07/09 22:50 ID:???
ジュドー「シロー兄さん、遅い!」
シロー「悪い悪い。お、カミーユ来てたのか…って、スイカじゃないか!?」
アル「メロンもある!」
カミーユ「親切な人からの頂き物です。後でスイカ割りしましょう」
シロー「後でお礼を言いに行かなきゃな…」
キラ「パラソルここに立てますね…って、ジュドー兄さんどうしたの?」
ジュドー「いや…昨日カキ氷買った店、安かったから行こうとしたら看板閉まってて…」
ガロード「貸しボート屋も看板閉まってたな…潰れたのかな…」
アル「遊んでくるね!」
ヒイロ「海に入る前に…準備運動しろ。昨日の俺のように…怪我をしたくなかったら…」
ガロード「お前のは違うだろ…岩に頭から飛び込めば準備運動したって怪我するよ…ってゆ〜か、死ぬよ普通…」
デュオ「お、ヒイロじゃないか!何してんだ?」
カトル「家族の方と海水浴ですか?」
ヒイロ「デュオ、カトル…どうしてここに?」
デュオ「海水浴に決まってるでしょうが。それにしてもお前、そのトランクス似合わね〜な。センスがおかしいんじゃない?」
カトル「デュオ止めなさい…中傷はいけない事ですよ」
ヒイロ「…似合わないか?」
デュオ「ダサダサだよ。ピンクのチューリップ柄なんて」
デュオは腹を抱えて笑っている
ヒイロ「…そんなに可笑しいか…」
デュオ「ハハハハ…いや〜悪い悪い。何怒ってんだよ。ジョークじゃん」
ヒイロ「リリーナから貰ったこのトランクスが…可笑しいか!?」
デュオ「お、おい!何切れてんだよ!危ねぇ!おい、止めろ!!」
ヒイロ「殺す!」
デュオ「面白れぇ!死神を殺すってか!?やれるもんならやってみろ!!」
カトル「ヒイロ止めなさい!デュオも!待ちなさーい!!」
シロー「友達か?」
カミーユ「友達…じゃない?」


111 :一家の夏休み 17:03/07/09 22:52 ID:???
オルバ「兄さん…無職になっちゃったね…」
シャギア「言うな、オルバよ…まだ我々にはチャンスはある」
オルバ「結局売り上げは二人合わせて700円…海の家でラーメンも食えないよ…」
シャギア「…実はな、その700円も貸し屋台代と材料費に消えた…それどころか逆に借金が増えてしまった…」
オルバ「そんな!?…じゃあ僕達はこれからどうやって…」
シャギア「泣くなオルバ!泣いても何も解決はしない!」
オルバ「なら何故兄さんは泣いてるの!?」
シャギア「泣いてなどいない!」
オルバ「泣いてるじゃないか!!」
シャギア、オルバ「…………」
シャギア「…すまない、オルバよ……私が不甲斐無いばかりに…」
オルバ「やめてよ兄さん!…兄さんの口からそんな言葉は聞きたくないよ…」
シャギア「…オルバ…」
オルバ「…兄さん…」
シャギア、オルバ「・゚・(´Д⊂ヽ・゚・うあ゛ッ!うあ゛ぁぁああ゛あぁあぁあぁぁあぁぁぁ!!」


112 :一家の夏休み 18:03/07/09 22:54 ID:???
コウ「無口で無愛想なヒイロにも友達と彼女がいる……他の兄弟達にも…ああ見えて皆結構顔が広いからな……それに引き換え俺には友達はキースだけ…後は嫌な先輩にキッチーな女、年増の女…
なんか疫病神が付きまとってんのかな…」
キラ「そんな事無いでしょう?もっと外に出て遊んだほうがいいんじゃないですか?」
コウ「でもな、なんか苦手なんだよな…大学の他の連中はクラブに行ったり合コン行ったりで楽しそうなんだけど…俺が一緒に行ってもなんか俺一人取り残されてる気がして。話も合わないし…」
キラ「コウ兄さんと話が合う人なんて中々いないですよ、僕達以外は。だから、社交的になる為にもっと外の勉強もした方がいいですよ。情報誌を買うとか」
コウ「情報誌なら買ってるよ」
キラ「MSのでしょ?じゃ無くてファッション誌とかそう言うやつ」
コウ「え〜…興味無いよ」
キラ「だから、彼女出来ないんだよ。そうだ、シーマさんは?あの人なら問答無用で彼女になるよ」
コウ「ちょっとな…歳も離れてるし、何より怖い」
シーマ「誰が怖いって?」
コウ「げッ!?シーマ!!」
キラ「シーマさん!?」(な、なんて際どい格好を…)
シーマ「驚く事は無いだろ?ほらぁ鼻血を拭きなって…」
コウ「いいって!俺が一人で出来るよ!」
シーマ「折角拭いてあげるって言うのに…まあ、いいさね。そうだ、今日の夜この浜辺で花火大会があるんだよ。一緒にどうだい?」
キラ「花火大会あるんですか?」
シーマ「本当は昨日にやるって話なんだけど、今日に延びたんだってさ…どうだい?」
コウ「いいよ、別に…」
キラ「コウ兄さん、一緒に行きなって!こんなチャンスめったに無いよ!」
コウ「何だよお前まで一緒になって?別にいいって…」
シーマ「じゃあ、7時頃迎えに行くね。たしかあんた達の泊まってる所って…」
キラ「あの道を登った所に一軒だけポツンと別荘があります。そこですよ」
シーマ「そうかい。じゃあ、コウ…迎えに行くから待っててね」
キラ「やったじゃん、コウ兄さん!上手くいけば卒業できるよ!!」
コウ「卒業出来るって…」


113 :一家の夏休み 19:03/07/09 22:56 ID:???
ロラン「明日のお昼には家に帰るから…とりあえず食材はこんな所かな…」
アムロ「ロラン、そろそろレジに並ぶぞ!」
ロラン「今行きます」
アムロ「流石にレジ混んでるな。お、このレジ空いてる…って貴様!!」
シャア「む、アムロか…何故ここに?」
アムロ「それは此方の台詞だ。貴様こそ…って、何してんだ?」
シャア「値引きのシールが貼られてあるのに値引きにならんと言うのだ、この店員は!!」
店員「ですから、お客様。この商品は12時を回ったら値引きになる商品ですので…」
シャア「なら何故こんなに早くからシールを貼る!このシールは飾りだとでも言うのか!?それに時間制限が書いていなかったぞ!」
アムロ「せこい真似はよせ!見苦しいぞ!」
ロラン「どうしたんですか?」
シャア(ロラン君!?…仕方ない、ロラン君に見苦しいところは見せられん!ここは引くか…)
アムロ「いやあ、この赤い奴がな…」
シャア「や、失敬。まあ、私の見間違いだったようだ。君、すまなかった。早くレジを済ませてくれたまえ」
店員「はあ…それでは、5862円になります」
シャア「うむ、では6000円。釣りはいらない」
ロラン「流石はシャアさん!太っ腹です!」
アムロ「それで太っ腹って言うのか?」
シャア「待たせたな。さあ、会計を済ましてくれ」
ロラン「はい!」
店員「ピーマン…円、玉ねぎ…円、トマト…円、………円……」
ロラン「ちょっと待って下さい!!」
店員「え?」
ロラン「この商品は値引じゃないんですか!?シール貼られてますよ!?」
店員「こ、この商品は12時を回ってからの値引きですので…」
シャア「そうだろ?ロラン君!おかしいよな!?」
ロラン「どこにも表示はして無かったですよ!?」
シャア「そうだそうだ!値引きしろ!!」
ロラン「それにこのトマト!傷物をこの値段で売るんですか!?おかしいですよ!」
店員「それでは他の物と交換いたします」
ロラン「他のもそうでした!ただとは言いません。傷物でも食べる事は出来ますから、トマトも値引きでお願いします!」
店員「…承知いたしました…」
アムロ「ロラン…お前まで…」


114 :一家の夏休み 20:03/07/09 22:58 ID:???
シャア「いや〜、ロラン君のおかげで私も値引きできたよ」
ロラン「値引きは家計を預かる者の基本です。お手の物です!」
アムロ「ロラン、お前の買出しはいつもあんな感じなのか?」
ロラン「あの程度の事は日常茶飯事ですよ。なるべくお金は出したくないですからね」
アムロ「苦労をかけるな…」
シャア「それにしても見事なものだな。まさか私の買い物もあれだけ値を下げられるとは…やはり君は私の母になる…」
アムロ「止めろシャア!そこまでだ!」
ロラン「私の母って?なんです?」
シャア「いや、すまない。聞き流してくれ」
ロラン「そうですか…ところでシャアさんも海水浴ですか?」
シャア「そんなところだな。大きな仕事にケリが付いてなドライブがてら近くに来たのだ」
アムロ「大きな仕事って…まさか」
シャア「そのまさかだよ。豊富な資源を所有しているウィナー家との商談が成立したのだよ」
アムロ「接触していると噂では聞いていたが…まさか…」
シャア「アムロ、君は時間の流れが見えてないようだな。そんな事では我が社には追いつけないぞ」
アムロ「くッ!」
ロラン「シャアさんは今日は泊まりですか?」
シャア「いや、泊まりたいのは山々だが今日は帰って明日の仕事の仕度をしなくてはな…君と別れるのは寂しいが…」
ロラン「そうですか…」
シャアはロランに別れの言葉を言いその場を跡にする。
ロラン「この不景気なのに…すごいですね…」
アムロ「俺だって本気を出せばそれくらい……ブツブツ…」


115 :一家の夏休み 21:03/07/09 23:01 ID:???
シロー「お、買出し終わったか?」
ロラン「はい、ちゃんとビールも買ってきましたよ」
シーブック「…アムロ兄さんどうした?」
ロラン「ちょっと機嫌が悪いみたいです。そーっとして置きましょう…ところでアルは?」
カミーユ「クリスさんもここに来てて一緒に遊びに行ったよ」
ウッソ「そう言えばさっきグエンが来てロラン兄さんを探してたよ」
ロラン「グエン様が?…あ、そう言えば!!」
グエン「ローラあぁ!!何故、昨日来てくれなかったぁ!!」
ロラン「グエン様!?すみません!すっかり…」
グエン「寂しかった…寂しかったんだよローラぁ!」
ロラン「本当にすみません!約束を破ったお詫びは何でも言う事を…」
ロランはそこまで言いかけて、しまった、っと思い口を噤み、恐る恐るグエンの顔を見る。グエンは薄気味悪い笑みを浮かべていた
グエン「それならば今日こそは来てもらう!もちろん一人で!!」
ロラン「ハイ…わかりま…」
シロー「馬鹿!ロラン!グエンの作戦だ!」
グエン「横槍は止めて頂こう!ローラは私との約束を破った。それに対しローラはお詫びとして何でも言う事を聞くと言った!」
シロー「くッ!べらべらと減らず口を!」
ロラン「シロー兄さん、いいですよ…いつも弟達に約束を破るなって言っている僕が約束を破ってしまったんです…嘘つきにはなりたくないですし、
お詫びをするのは当たり前のことですよ…」
ウッソ「グエンの言う事なんか無視しなよ!」
ロラン「駄目です!非は僕にあるんです。これが僕のけじめです」
ロランは少し目に涙を溜めウッソに問い正す。嘘をつく、決まり事を守らなければこうなると…ウッソはロランのその覚悟に気圧される。
グエンはロランの涙目を見て快感を覚える。まるで背筋に電流が走ったような…
グエン(我が世の春が来たな…これでローラにあんな事やこんな事が…)
ウッソはグエンのにやけた顔に腹立たしさを感じていた
ウッソ(何でこんな奴に…)
グエン「それではお詫びとして今日の夜、私の別荘に来てもらおう。これを着て!」
ロラン「浴衣?」
グエン「そうだ!必ず着用して来てもらう!」
ロラン「わかりました…必ず着て行きます」
グエン「それでは、楽しみにしているぞ」


116 :一家の夏休み 22:03/07/09 23:03 ID:???
シロー「本当に行く気か?」
カミーユ「行かなくてもいいんだぞ。怖いんだろ?」
ロラン「怖くは無いよ…グエン様だって人の子だもん。まさか取って食おうなんて事は…」
ウッソ「ロラン兄さん…この浴衣、女物だよ…」
ロラン「……」
シーブック「…食われるな…」
カミーユ「そーゆー言い方は止めろ!」
ロラン「大丈夫…ですよ…」(食われるって?)
シロー「ヒイロを護衛に付けようか?」
シーブック「ヒイロはさっき決着を付けに行くって、どこかに行ったよ」
シロー「くッ!肝心な時に限って使えない!」
ロラン「だ、大丈夫です!変な事されそうになったら抵抗しますし…こう見えて腕に自身ありますから!」
シロー「…に、見えないんだよな…お前の場合…」
ロラン「…言わないで下さい…」


117 :一家の夏休み 23:03/07/09 23:06 ID:???
夕刻
シロー「にしても、その浴衣綺麗だな…」(アイナが着たらなおさら…)
カミーユ「かなり高い物みたいだな…」
シーブック(…絶対、食われるな…)
ウッソ「ロラン兄さん、本当に行くの!?」
ロラン「けじめですから…」
シロー「ロラン、身に危険が及ぶ時はこのボタンを押せ。すぐに駆けつける」
ロラン「わかりました…それでは行ってきます」

ウッソ「行っちゃったね…大丈夫かな」
シロー「ヒイロの荷物からスタンガンを出して持たせたからな…」
キラ「ただいま〜!あれ?ロラン兄さんは?」
シロー「ちょっとな…」
キラ「そう言えば、今日花火大会あるって」
ウッソ「へ〜そう…」
キラ「何だよ、その気の無い返事は…それでね、コウ兄さんがシーマさんから一緒に行かないかって誘われて一緒に行くって…」
ウッソ「何ィ!!!」
キラ「何なんだよ、いきなり…」
ウッソ「時間は!?どこで!?」
キラ「確か7時頃…迎えに来るって言ってたな…」
ウッソ(花火大会…二人っきり…これはロラン兄さんの心配をする所じゃないな)
カミーユ「コウは?」
シーブック「憂鬱そうな顔をして2階に行ったよ」
シロー「花火か…よし、皆で見に行くか!」
全員「おおー!」
カミーユ「ロランの事は?」
シロー「あいつも男だ!一人で何とか出来るだろ!それに発信機つきの警報機とスタンガンを持たせたんだ。大丈夫だよ」
シーブック「その発信機から反応が消えたよ…」
全員(キラ、ウッソ除く)「何ィー!!?」
キラ「え?何?どうしたの?」


118 :一家の夏休み の作者:03/07/09 23:13 ID:???
今日はここまでで…
この後は怒涛の展開が…

続きはまた明日にでも…
おやすみなさい

119 :通常の名無しさんの3倍:03/07/10 00:27 ID:???
お疲れです、フロスト兄弟ワロタ
これからも期待してます。

120 :フットボール狂騒曲:03/07/10 02:55 ID:???
>>106さんが飛んだログをまとめてくれているのですが、続けて載せたほうがいいと
思ったので、>>106の最後に貼ってあるネタ二つと続けて貼ることにします。

121 :フットボール狂騒曲27・流れ、新たなり:03/07/10 02:56 ID:???
 <SCクロスボーン>ボールでリスタートして何度かパスを回した後、再びザビーネにボールが
わたる。今度はシーブックだけではなくウッソもザビーネにつき、一対二の状況だ。しかし、それでも
抜きにかかるザビーネ。二人のディフェンダーを振り回し、あいだに隙をつくってそこを突破する。
シーブック「クソッ」
ウッソ「このお」
ザビーネのこの試合何度目かのクロスを長身の9番が頭で折り返し、そこにドレルが走りこんで
シュート。が、これはドモンが真正面でキャッチした。コウがドレルに何とか喰らいつき、シュート
コースを限定したためだ。とはいえ、いまだに相手の思惑通りの形でシュートまで持っていかれて
おり、 この前半15分まで<FCギム・ギンガナム>は圧倒的に相手にボールを支配されていた。
ドモン「ディフェンダー! 好きにやらせるな!」
シロー「前のやつらはもっとボールを大切にしろ! 簡単に取られるんじゃない!」
シッキネン「前、つまりFWやMFがボールをキープできないから、後ろのDFは体勢を立て直す
時間が無く、相手の攻撃に対して後手後手に回らねばならない。これでは辛いな」
シローの苦情にベンチのシッキネンも同意する。今は辛い時間帯だ。しかし、相手とてミスを犯して
いるのだ。
シッキネン「敵は点を取れる機会を無駄にしている。試合の流れ、このままでは行かん」
アル「なんだか急にキャラが解説のひとっぽくなったね」
 コースを限定されたことを悔しがりながらも、ドレルはザビーネに近づいてささやいた。
ドレル「この調子で行けば楽勝だね。連中、キーパーはそれなりにやるみたいだけど、他はたいした
    ことないよ。それにキーパーのまぐれ当たりだって、これ以上続くものじゃない」
ザビーネ「決められるときに決めなければ、まずいことになる。次のチャンス、逃さないでもらいたいな」
 チャンスを逃し続ければ、相手に試合の流れが行ってしまうのがサッカーだ。もっとも、このことは
サッカーだけでなくスポーツ全般に言えることだろう。
ドレル「それぐらいわかっている。今度こそ決めてみせる。流れはこっちにあるんだ」
 しかし、ドレルの思惑とは逆に、そしてシッキネンの呟いた通り、このプレイをさかいに試合は
一進一退の攻防を繰り広げていく。

 <SCクロスボーン>のコーナーキック。ザビーネが自分たちから見て左のコーナースポットに
行き、<SCクロスボーン>のCBも前線に上がってきた。ペナルティエリアの中で、両軍の選手
が体をぶつけ合ってポジションを確保しようとする。ザビーネは、ドレルに合わせようと、左足を
振りぬいた。あげられたボールに合わせるように跳ぼうとするドレル。しかし、マークについている
コウが、上手く体を寄せてジャンプをさせなかった。だがピンチはまだ終わっていない。流れた
ボールを拾った<SCクロスボーン>7番が、再度中央にボールを放り込んでくる。これは、ドモン
が飛び出してキャッチ。
ドモン「カウンターだ! 行くぞ!」
 ドモンは素早くボールを前線に蹴りだした。そのボールをギンガナムがジュドーに頭で落として、
ジュドーは左サイドを上がってきたカミーユにボールを託す。カミーユが相手の右サイドを破り、
クロスをあげた。
カミーユ「ギム!」
二人のディフェンスに阻まれながらも、ゴール前まで上がっていたギンガナムが、あげたれたボール
を強引にヘディングシュート。キーパーの正面だったが、まともに枠に飛んだシュートは、これが<FC
ギム・ギンガナム>で初めてだった。
ギム「いいぞ、どんどん小生にもってこい!」


122 :フットボール狂騒曲28・ローラの策略:03/07/10 02:57 ID:???
 ザビーネは試合の流れが変わったのを感じた。中盤で相手のボールを奪うことが、少なくなって
きている。<FCギム・ギンガナム>から今までのような凡ミスが消えて、変わりに選手同士で声
を掛け合うようにもなっている。
カミーユ「こっちによこせ! あいてるぞ!」
シロー「コウ、当たりにいけ! 後ろは大丈夫だ!」
ロラン「シーブック、ウッソのフォローにいって!」
ベンチのアムロたちも、試合の流れを押し戻したのを感じていた。
キラ「いいぞ、互角にやりあえるようになってきている……!」
ソシエ「でも、あんなに押されていたのに、急に動きがよくなってきたのはどうして?」
シッキネン「今までのピンチをずっとキーパーが頑張って切り抜けてきたからな。他のやつらにして
      みれば、ドモンのプレイに応えたいって気合が入ってくるもんだぜ」
アムロ「ああ。ドモンが試合に戸惑っている連中に、プレイで喝を入れてくれたのさ」
アル「それに、サッカーは決められるときに決めておかなければ、逆にやられる立場に立たされてしまう
   ものだからね。相手があんなにあったチャンスを決められないんじゃ、この流れも当然だよ」
ソシエ「小さいくせに偉そうね、あんた」
リリーナ「あ、ヒイロがボールを奪いましたわ! あ、でも相手も!」
 何度かの中盤での潰しあいのすえにボールがザビーネのもとにこぼれる。その瞬間、一気に攻撃に
移る<SCクロスボーン>。ザビーネのサイドチェンジから右サイドの7番がセンタリングを入れる。
しかし入れられたボールは精度を欠き、シローがクリア。センターライン付近でサイドラインを割った。
 相手ボールのスローインの前、ロランはシローとシーブックを呼び寄せた。現在、前半30分を
回ったところだ。
ロラン「試してみたいことがあるんだ」
シーブック「なんだ、ロラン」
ロラン「敵の攻撃はザビーネさんを起点にしている。ザビーネさんにボールが入ると、敵全体が前に
    上がってくるんだ。だから、そこでザビーネさんからボールを奪えれば、絶好のカウンター
    のチャンスになる」
シロー「しかし、あのザビーネからそうそう簡単に奪えるものじゃないぜ」
シーブック「ああ。悔しいけど、ウッソと二人がかりでもやられている……」
ここまで、シーブックの守っている右サイドは完全にザビーネに圧倒されている。
ロラン「そう。あの人は本当に上手い。だけど、キープに徹せず、一対二の局面で抜きにくる人でも
    ある。そこに、この考えが成立するポイントが隠れている。いいかい、まず僕とシーブック
    が当たりに行き、そこで取れればよし……」
シロー「だが、それはおとり。本命は俺、残った俺がやつにタックルを仕掛ける……!」
うなづいて、ロランが話を進める。
ロラン「でもそれはギリギリのタイミングまで、そう本当に限界までそぶりを見せちゃだめだ。罠が
    仕掛けてあるとわかれば、キープやパスに変え、抜きにはこないだろうから」
策略を語るロランと、乗ろうとしているシロー。しかしシーブックだけは乗り気でなかった。
シーブック「で、でもシローまで抜かれたらどうするんだよ」
呑まれちまったもんだな、とシローは内心苛立ちを覚えた。シーブックは精神的に負けている。
シロー「クリーンなタックルじゃあ抜かれるとなったら、迷いなく足を引っ掛けにいくさ。Pエリア内
    には何をしてでもいれない。しかし、ロラン、一対二でも勝負にくるとは限らないぜ」
ロラン「くる、二人なら必ず……! 今までもそうだったように。あの人は正直なところ、中に待つ
    FWをそんなに認めてはいないと思うんだ。それも当然。最初にあれだけお膳立てしてきた
    チャンスをことごとく外されたんだからね」
シーブック「だから、自分が二人もかわすことによって、中のFWの負担を減らすなり、自分がその
      ままシュートしてしまおうと考えている、と」
ロラン「そう。この試合ザビーネさんは自分がドリブルで仕掛けられるときは、必ず仕掛けてきても
    いる」
シロー「……よし、ロランの策に乗るぞ。この作戦、二度目は無いぞ。一回やったら警戒されてしまう
    だろうからな」
シーブック「あ、ああ。よし、やろう、うん。ザビーネをはめるんだ」
頼りない口調で同意するシーブック。シローはその肩に手を置いて、ぴったりシーブックの横についた。
シロー「呑まれるな、シーブック。勝負はな、やられたらやり返すしかないんだよ」


123 :フットボール狂騒曲29・敵の中心選手を叩け!:03/07/10 02:58 ID:???
 <SCクロスボーン>はスローインの後、いつものようにザビーネにボールを預ける。シーブックと
ロランは不自然に見えないようにザビーネへのマークを甘くしておいた。もちろんザビーネにボールを
持ち、勝負に来てもらうためだ。ザビーネがドリブルで抜きにきてくれないと作戦は始まらない。
 ザビーネはボールを持たされていることがわかった。<FCギム・ギンガナム>には何らかの企みが
あるようで、当たりに来た二人だけでなく中央のCBの一人もこちらばかり気にしている。これはこちら
のチャンスにもなり得る。そうザビーネは思った。3人自分がひきつけてから中にパスを送ることが
できれば、決定的な得点のチャンスが生まれるだろう。ザビーネは、罠を承知で仕掛ける。<SCクロス
ボーン>の選手たちはザビーネを信頼して上がり、チーム全体が大きく前がかりになる。
 来る! そうシローは感じた。いや、感じさせられた。ザビーネは巧みなフェイントでシーブックと
ロランを振り切ろうとしていた。自分がタイミングを間違えばファウルで止めるどころか、抜きさられて
最悪のピンチを迎えるはめになる。また、フリーキックを与えてしまうのはザビーネの技術を考えれば、
それも失点の危機だ。シローはザビーネの挙動を注視し、同時にパスのコースをも常に警戒し、その時
にそなえていた。そしてザビーネはついに二人のマーカーを振り切り、飛び出してきた。パスか抜きに
くるか、シローは一瞬で見極めて判断しなければならず、瞬間的に決断していた。ドリブルでかわしに
来る! シローのタックルは自分をかわそうとしたザビーネを的確に捉えた。ファウルでもない。だが
ボールは奪うことができなかった。ザビーネとシローのぶつかり合いでボールはこぼれて、誰もいない
ところに流れ、サイドラインを割ろうとしている。作戦は失敗におわるのか、シローがそう思ったとき
だった。
 ロランがボールはサイドラインを割ってしまうと思った瞬間だった。シーブックが体を滑らせて
ギリギリでボールに足を引っ掛け、ライン上でボールを生かして繋いだのは。
シーブック「なんとぉおお」
ボールはロランの方に転がってくる。ロランは素早くボールをトラップして、前を向く。そこには
前がかりになった敵チームの裏に広がる大きなスペースと、そこに走りこむウッソの姿があった。
ロランはそれを認めると同時に、ウッソに鋭くパスを放っていた。
ロラン「シーブック……ウッソ!」
ボールは確実にウッソに向っていく。ロランは速く、そして丁寧にウッソへと繋げた。ロランには
そうしなければならない理由があった。絶好のチャンスだというだけではない。自分へと転がって
きたボールにはシーブックの意地がこもっていたからだ。これまでザビーネに負けっぱなしでいた、
相手に飲まれてしまっていた、そんなシーブックの、このまま負けたくないという意地が。その気持ち
がシーブックのボールへのスライディングを呼び、ロランへボールが繋がったのだ。ロランは自分も
前線へ向って走る。このチャンスを必ず得点に繋げるために。


124 :フットボール狂騒曲30・ウッソの戦い:03/07/10 03:01 ID:???
 右サイドを駆け上がるウッソがパスを受けようとした瞬間を狙って、残っていた少ない敵DFが迫る。
ウッソはトラップの後の隙を狙われていることを感じ、あえてボールを自分から離れたところへと蹴り
出した。あての外れた相手にできた隙を利用して、ウッソは中央を走るギンガナムやジュドーへクロス
をあげようとする。何気ないプレイだが、相手の動きを冷静に読み、すぐ機転を利かせた好プレイだ。
カウンターのチャンスに立ち上がっているベンチのアムロたちもこれには舌を巻いた。
アムロ「いいぞ、ウッソ! しかし13歳が大学生を相手にやることか」
キラ「さすがスペシャルって言われることはあるよ。コーディネーターほどじゃないけどね」
アル「キラ兄ちゃん、ウッソ兄ちゃんの活躍にプライドをくすぐられたね」
 しかしウッソのあげたセンタリングは精度を欠き、中央の誰にも触れられないまま反対のサイドまで
流れていってしまった。が、そのボールを左サイドを駆け上がっていたカミーユが拾い、再び中央へと
放り込む。そのボールもやや精度がないものだったが、ギンガナムが無理やり相手のDFを押しのけ、
後ろから走りこんできたロランへと頭で落とすポストプレーをみせる。
ギム「撃て! ローラァ!」
ペナルティエリアのやや手前からロランは迷いなくミドルシュートを放つ。正面から見てゴール左上
を襲うボールに飛びつく<SCクロスボーン>のキーパー。弾かれるロランのシュート。
さらにちょうど
ボールが転がったところにいたジュドーがシュート。しかし、狙いすぎたシュートはゴール右のポスト
に当たり、ゴールの外へ跳ね返った。
 ウッソはそこに走りこんでいた。クロスをあげた後、右のペナルティエリアにきっちり入り込んで
いたのだ。ボールがポストに跳ね返って自分へ向けて跳んできたとき、もはやウッソはなにも考えて
いなかった。ただ、体が勝手に動いていた。ウッソの体は宙を舞い、少し大きめの頭は鋭く振りぬかれ
た。そしてボールはゴールの内側へ飛びこんでゴールネットを揺らした。それは、見事なダイビング
ヘッドだった。主審の笛が高らかに鳴り響く。前半31分<FCギム・ギンガナム>先制。
ウッソ「……やったの? やった、やった、決めたぁああ!」
ウッソは立ち上がり、そして疾走する。気付けば自軍のベンチの前だった。キラとアルが、両手を広げ
て待ちかまえている。
キラ「ウッソ、すごいじゃないか、ダイビングヘッドなんて!」
アル「ウッソ兄ちゃん! カッコイイ!!」
ウッソもそれに満面の笑みで応える。だが、ウッソは彼らに抱きつかず、横を走りぬけた。
 キラとアルがあてを外されて、走り去ったウッソを振り向くとウッソはソシエとリリーナに向けて
全速力で突進していった。自分たちと同じように得点を喜ぶソシエとリリーナに、ウッソはもみくちゃ
にされている。
ソシエ「よくやったわ! 見なさいよ、あのドレルの顔! もっとくやしがらせてやるんだから」
リリーナ「見事なゴールでしたわ! あんなふうに決めるなんて、素晴らしいです」
二人のマネージャーの体に抱きつきながら、ウッソは最高の笑顔で歓喜を爆発させていた。
ウッソ「お二人の応援のおかげですよ! 僕、僕、やりましたよ!」
抱き合い、喜び合う3人。サッカーの醍醐味のひとつはゴールが決まったあとの一体感にある。そして
キラとアルもひとつの一体感を抱えていた。なにかが納得いかない。そんな二人に後ろから声が掛かった。
シッキネン「苦しい時間を耐え抜き、せめぎ合いのなかで生まれたワンチャンスを生かした先制点だ。
      こいつは大きいぞ」
キラ「シッキネンさん……ええ、そうですね。これでチームが波に乗ってくれれば」
アル「シッキネンさん、一緒にアップしようよ。出してくれってアピールするのさ」
ウッソのゴールに喜ぶ兄弟たち。その歓喜の輪の中では新たな友情が育まれているのかもしれなかった。

続く 毎度長くなってしまってますが、読んでくれる人ありがとうございます。 
    旧シャア間借りでも復活して一安心。

125 :通常の名無しさんの3倍:03/07/10 15:59 ID:???
期待age

126 :通常の名無しさんの3倍:03/07/10 17:15 ID:2uN1+jjc

私が頑張って作りました♪

http://nuts.free-city.net/index.html

http://akipon.free-city.net/index.html

127 :通常の名無しさんの3倍:03/07/10 18:48 ID:???
「アムロ兄さん、僕、考えたんです」
いきなりどうした?ロラン
「僕が女性に間違われるのって・・・・・もしかして僕が華奢なせいじゃないかって」
それだけとは言い切れんが・・・・・要因の一つかもしれないな。
「だから僕・・・・・・」

          ,,-==-、          
         〃/ヾヽヽi |
         川 ´∀`)
     γ´⌒´-−ヾvーヽ⌒ヽ  
    /⌒  ィ    `i´  ); `ヽ 
    /    ノ^ 、___¥__人  |   ビルドアップしてみたんです!!
    !  ,,,ノ爻\_ _人 ノr;^ >  )   
   (   <_ \ヘ、,, __,+、__rノ/  /    
    ヽ_  \ )ゝ、__,+、_ア〃 /    
      ヽ、___ ヽ.=┬─┬〈  ソ、  
        〈J .〉、| ロ |, |ヽ-´  
        /""  | ラ |: |    
        レ   :| ン | リ
        /   ノ|_ | |
        | ,,  ソ  ヽ  )
       .,ゝ   )  イ ヽ ノ
       y `レl   〈´  リ
       /   ノ   |   | .
 (:: ::)   l  /    l;;  |      (:: ::):: ::)
(:: ::)::    〉 〈      〉  |    (:: ::(:: ::):: ::)
(:: ::):: ::  /  ::|    (_ヽ \、 (:: ::(:: ::):: ::)
(:: ::):: ::)(。mnノ      `ヽnm(:: ::):: (:: ::






「な、なんて恐ろしい夢だ・・・・・・・」
「アムロ兄さん、朝ですよ。どうかしたんですか?」

128 :通常の名無しさんの3倍:03/07/10 19:06 ID:???
フットボール狂騒曲、相変わらず乙です。

しかし、>>124のウッソのあれ…いやあ、らしいですね。
お姐さん好きめ…。
ヒイロとロランにシバカレても俺は知らんぞ…。


129 :通常の名無しさんの3倍:03/07/11 21:45 ID:nyEWe/sd
ほしゅ

130 :山崎 渉:03/07/12 11:53 ID:???
ドラゴンボール完全版 1〜16巻 絶賛発売中!!
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 \                        ┃:::.  __ 《Y》_   ∪レ..... 弋|   :::┃
    ̄ ̄∨ ̄ ̄∧_∧   。..    ┃...  .uヘ人iイ  .  (. .」_ ノ   ....:┃
    ∧_∧  (  ^^ ) / ..    ┃..     (∨ヘ      |....|: .)   .:::::┃
 ̄\(  ^^ ) (つ  つ / ̄ ̄  ┃....    .|;|レ'      .(_;);;.| -〜、 .┃
|\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /| ̄   ┃. ::;〜⌒^^⌒⌒´⌒` ̄ ̄ ....:: , ⌒~┃
|::::.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .|    ┣━━━━━━━━━━━━━━┫
|::::.| . 山崎渉ニュース (^^) | .|_  ┃..と〜けたこおりのな〜かに〜♪ ┃
\.|__________|/  ......┗━━━━━━━━━━━━━━┛

131 :通常の名無しさんの3倍:03/07/12 17:48 ID:???
エヘヘ来たの?
一応保守

132 :通常の名無しさんの3倍:03/07/12 18:02 ID:???
>121-124

職人さん乙です。ピッチの動きが見えるような描写お見事。

ところで、>124の、
>キラ「さすがスペシャルって言われることはあるよ。コーディネーターほどじゃないけどね」

は、爆弾発言な気が。
参加資格が無いウップンがあるとはいえ、ピッチ上の兄弟が聞いてたら家から追い出されますぜ。


133 :フットボール狂騒曲:03/07/12 19:27 ID:???
>>132
兄弟だから多少の軽口は許されるかなぁと思ったもので。
そこまでの爆弾発言のつもりはなかったのですよ。
種を見たらキラは積極的にいばることはなくとも結構自信家な感じを受けたので、
言わせてみたかったんです。
キラは腹のなかでは「自分が一番MSの操縦上手いし、AAにとって一番大事でしょ」
と思ってるな、あれは。サッカー漫画の典型的ストライカータイプな性格かな。
作ってる人、というかあの嫁は自己犠牲タイプとして設定してるかもしれないのが
種の面白い悲劇ですね。キラはチームで一番給料や人気が高くないとすねちゃうヤツ
だろうな。というのが俺の印象です。

皆さん、スレどころか板違いの話題すいません。
今日のうちに続きをアップしようと思ってます。

134 :通常の名無しさんの3倍:03/07/12 22:42 ID:???
「自分しかまともにMS操縦できないし、AAを守るためには」
と思い詰めてるんだと思ってましたが。
(この辺のキラの心理は、小説版で補完されてるそうです)

133さんは昼メロ時代の種しか見てないんでしょうか・・・。
>いばることはなくとも結構自信家

135 :フットボール狂騒曲31・追撃! と泣き虫キラ:03/07/12 23:03 ID:???
 チームが的確に連動したカウンターからの波状攻撃が決まり、描いていた策略が現実に炸裂した
ロラン、シーブック、シローの3人はハイタッチをして喜びあった。
ロラン「作戦成功だ! やったよ、二人とも!」
シーブック「ああ……これでザビーネに一泡吹かせてやった」
シロー「おい、まだ試合は前半なんだぞ。気を抜くな。それにシーブック、これで満足したわけ
    じゃないだろうな」
 3人の会話をザビーネはすこし離れたところで聞いていた。小刻みに揺れる拳を握り締めながら。
 しかし、反撃を自らに誓うザビーネの思惑とは逆に、前半31分の先制点をきっかけに試合の
流れは<FCギム・ギンガナム>に大きく傾く。格下と思っていた相手に鮮やかなカウンターを
喰らってしまった<SCクロスボーン>は動揺し、ミスからボールを失うことが多くなっていた。
さらに勢いに乗って攻め立てる<FCギム・ギンガナム>に対して守勢に入ってしまい、チーム
全体が下がっていた。ザビーネも当然守備に回らざるをえず、強く攻撃の姿勢を打ち出せない。
 シーブックがオーバーラップしてウッソをフォローする。守備に来るのはザビーネと敵左SB
の5番だが、攻撃時には無敵のザビーネも、守備に関しては普通の選手だった。ロランは右サイド
のシーブックを上げることによりザビーネを守備に走り回らせ、相手の左サイドの攻撃力を封じ
込めようとしている。また得点を決めてソシエとリリーナの祝福を受けてからのウッソの動きは
特別よく、それを活かしたいとも思っていた。
 そして押し気味に試合を進め続けた前半ロスタイム、ウッソ−シーブック−ウッソのワンツー
からウッソがフリーでクロスを上げ、それを中央でDFに競り勝ったギンガナムが頭で合わせて
豪快なヘディングシュートを叩き込んだ。
ギム「ふははははは、庶民はぁ、小生に放り込めばいいのだ! こんなにゴールが好きだぁあ」
<FCギム・ギンガナム>は最高の形で追加点をあげ、ギンガナムもご満悦だ。しかしベンチの
キラはすこし複雑な気分だった。チームの得点は嬉しくとも、ギンガナムが喜んでいる姿なんて
あまり見たくない。
キラ「ゴールが嫌いなやつなんかいるものか」
リリーナ「得点をあげたのですから素直に祝福すべきですわ」
ソシエ「あんた、男としての器が小さいのよ」
ウッソ「そうですよ、キラ兄さん。まあどうでもいいですけどね。それより僕のアシストですよ、
    ソシエさん、リリーナさん」
キラ「毎日朝食を奪われてみなよ……うあぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ」
ギム「泣くほど嬉しかったか、少年! 小生にかかる期待の大きさを実感するものだなあ」
ウッソ「あのクロスやさっきのゴールにはおふたりに対する日ごろの感謝を込めてですね……」
キラ「お前たち、さっさとピッチにもどれ゛ぇえ゛ぇ」

 前半はそのまま終了し、<FCギム・ギンガナム>2−0<SCクロスボーン>のスコアで試合
はハーフタイムへ。両チームの選手は正反対の思いを抱えてロッカールームに引き上げることに
なった。
ドレル「ばかな、最初はあんなに僕らが押していたんだぞ。それが、0−2だって、ばかな」
アムロ「ふう、一時はどうなることかと思ったが、前半が終わってみれば2−0か。いいぞ、終了
    間際の得点で理想的なかたちで後半に突入できる」

続く

136 :フットボール狂騒曲:03/07/12 23:50 ID:???
>>134
種は今日、10話ぶりぐらいに見ました。あまり熱心じゃない視聴者だということは確かです。
種はあまり面白いと思えないのでつい見逃しちゃうことが多いので。
ただ、少しちゃかして書いちゃいましたけど、キラそのものにはそう否定的なわけじゃないです。
で、いばることはないけど、結構自信家だと言ったのは、
「自分しかまともにMS操縦できないし、AAを守るためには」 と思いつめてるということは、
つまり他のやつらはあてにならない。悪いけど戦力としてダメ。でも自分だけは戦えるはず。
他のやつらとは違うんだ。と考えてるということだからです。
そして戦力として自分以下だということで他人を責めることもしませんし、他のやつに特別
偉ぶることもない。サイへのあのセリフは除いてね。
だから「いばることはなくとも結構自信家」なんです。俺はこのことにキラに関して否定的じゃないん
ですけどね。むしろ多くの主人公はそういう傾向だと思う。特にアムロとウッソ。
ただ、嫁はそういう思いつめを素敵な自己犠牲としてしか考えてないと感じるんです。だから熱心に
見るのやめちゃったんですけど。キラきゅんマンセーかよ、嫁脚本。なんて叩かれちゃう原因はその
あたりにもあるんだろうなと思っています。
実はキラが嫁の最大の犠牲者だなあ。単に嫌な奴にされちゃうもの、周囲の反感とか頑張りを上手く
描かなきゃ。


雑談、すいません。

137 :フットボール狂騒曲:03/07/12 23:57 ID:???
136に追加なんですが、
種の話と>>135でキラを泣かせたことにはつながりは一切ないです。
ベンチにいるしかないキラになんとか出番を作りたかっただけです。

138 :通常の名無しさん3倍:03/07/13 00:42 ID:rtTkL2SN
職人さん乙。相変わらずおもろいよ。

>134
それぞれ考えはあると思うけど、
書いてくれてる人にそういう言い方はないのでは?

139 :フットボール狂騒曲:03/07/13 01:27 ID:???
 ハーフタイムのロッカールーム、<FCギム・ギンガナム>は沸いていた。一時はいつ失点しても
おかしくない状況だったのが逆に二点差をつけて試合を折り返したのだから当然の気分だった。
ギム「小生のパワフルなヘディング、完璧だったなあ、あれは」
ウッソ「僕のおかげだってこと忘れないでくださいね。それに僕の先制点から一気に流れがこっちに
    きたんですから」
ジュドー「その先制点は俺のシュートが跳ね返ったのを押し込んだんだろ」
ドモン「ふん、前半のピンチを誰がすくってやったと思ってるんだよ」
シロー「ああ、ドモンのセービングのおかげだな。でも一人で守っていたわけじゃないだろ」
コウ「そうだよ。俺だってそれなりにさあ」
カミーユ「まあ、この試合は勝てるよ。このままいけるって」
ヒイロ「油断大敵だ」
ガロード「なに言ってんだよ、ヒイロ。楽勝、楽勝」
 2−0でのリードということで早くも勝った気になったような発言も見受けられる。サッカーに
おいて2−0が試合終了スコアならば完勝と見なされるものだから無理はない。しかし、アムロは
そういう考えこそもっとも危険だと考えている。2点差は安全圏でもあり、充分に逆転される可能性
のある点差でもあるのだ。部屋のすみでひざを抱えてロランに慰められているキラを不思議に思い
ながら、チームの油断を取り除くために、アムロは手を叩いて注目を集めた。
アムロ「お前たち、まさかもう勝った気になっているんじゃないだろうな! サッカーは2点差が一番
    危険だっていうだろうが。なにかの間違いだろうが一点決められたら、すぐに2−1でいつでも
    追いつかれてしまう点差になるんだぞ」
ドモン「一点だって決めさせるわけないだろう!」
アムロ「その意気だ。そのためにも油断するなよ」
シーブック「油断なんてするわけないさ。ザビーネが……二点の借りを返しにくるんだ」
シーブックが緊張した面持ちで言った。
ロラン「そうだね。向こうは後半の早い時間に一点差に追いつきたいはずだからとばしてくるね」
アムロ「ああ、後半始まって15分は思いっきり攻めてくる。逆にいえばそこを無失点でしのげれば
    圧倒的にこっちが有利になる。試合を決める15分になるぞ。いいな、試合再会の笛が鳴った
    その瞬間から決して集中をとぎらせるなよ!」
「おう!!」
 アムロの喝にチーム全員が大声で応え、各々が適度な緊張と共に後半への準備にとりかかった。

 同じそのとき、<SCクロスボーン>のロッカールームでもキャプテンのドレルが叫んでいた。
ドレル「僕たちは優勝するためにこの大会に参加しているんだ! いいな、後半開始から猛攻をしかけ、
    15分までに最低でも一点とる。もちろん2点取れればそれに越したことはない が、とにかく
    一点だ。そうすれば相手に追いかけられている焦りが生まれる。そうすれば逆転まであっと
    いう間だ! 前半の2失点は油断が原因だ。それさえ気をつければ僕らが逆転勝利を飾ること
    は間違いないんだ! いくぞ!」
 <SCクロスボーン>はまだ、戦うための気力を萎えさせてはいない。ザビーネも静かに、だが
強い意志で復讐を誓っていた。

続く 自分で話を広げておいてずうずうしいのですが種の話はもうやめましょう。134さんの突っ込みも
    間違いじゃないです。あの頃の印象が強いのでどうしてもそれが文に
    出たんだと思います。

140 :フットボール狂騒曲:03/07/13 01:34 ID:T2gRDJ9R
>>139のタイトルは フットボール狂騒曲33・後半の行方 です。今日はネタには関係ない雑談と
度重なる訂正ばかりしてしまって申し訳ないです。これからはネタだけ書きます。

141 :通常の名無しさんの3倍:03/07/13 09:16 ID:???
 ┏━━━┓
 ┃うぷれ ┃
 ┗━┳━┛
(`Д´)ノ

142 :だがね帝國:03/07/13 09:59 ID:???
ガノタは
  |       __     ヽ 二工二、  /  ヽ
  ̄| ̄     / /  \   ヽ 二土二「   |    |
  ̄| ̄    /  /    |      -┼┬     し 
   \_ノ   ヽ丿    ノ    ノ  └┼ 

  / ̄/   |   │      │ ゝ 
   |二二|  |  ─┼─   ─┼──
   |二二|  |    |      人  
   / \  し  ノ    _/ \_ 

だから
┏━━━━━━━━━━━┓
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    ┃┏━┓┃┃┗━━━┓    ┏┓          ┏┓┏┓
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( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!ルン♪

143 :一家の夏休み 24:03/07/14 00:01 ID:???
ロラン「やっぱり止めようか…でも、また嘘をつく事になる…でも、シーブックの一言が気になる…皆にこの別荘の住所言うの忘れたし…」
ロランはグエンの別荘の目の前まで来ていた。兄弟達に啖呵をきったものの入るか入らないか迷っていた。その時、グエンの別荘の重厚な扉が開く
グエン「待っていたよ。ああ、やはりその浴衣は君にぴったりだ」
鮮やかなアサガオが描かれたその女物の綺麗な浴衣は派手でも無く、地味でも無くロランにピッタリとマッチしている。まさにグエンのセンスが現されていると言っても過言ではない。恐らく百人中百人がロランを女性と思えよう。
内心ロランもこの綺麗な浴衣を着たとき満更でもないと思えていた程である
ロラン「遅くなりました」
グエン「まあ、入りたまえ」
ロランが中に入りグエンが扉を閉める。そして鍵をかける
ロラン「グエン様!?」
グエン「安心したまえ。君の兄弟達が邪魔をしないとも限らない。言わば保険だよ」
鍵の方を見るとそれは内側から鍵を使って掛けられる仕組みになっている。扉も分厚い。
ロランは他の逃げ道を見付けようと別荘の中を見回す。シローから渡された警報機をいつでも押せるように警戒しながら…
グエン「そうそう。この別荘の周りは半径300メートルに渡り強力な磁場が発生している。発信機や警報機の類の精密機器は恐らく故障していよう。」
ロランはその一言に反応し浴衣の袖に隠している警報機を取り出した。そしてスイッチを押す…が、何も反応は起きない。ロランは素早くスタンガンを取り出しグエンに向かい構えを取る
ロラン「何をする気ですか?…返答次第ではグエン様を…」
グエン「クックックックッ…ローラ、君にそんな物騒な物は似合わない。それにそんな物で私をどうにか出来るのかな?」
ロラン「これはスタンガンです。僕の弟が作った物で普通の物よりも遥かに協力です!このスイッチを押すと…」
ロランはそう言いながらスイッチを押す。が、出るはずの電撃の火花が出ない。
ロラン「そ、そんな!?」
グエン「ハーハッハッハッ!言っただろう!機器関係は故障すると!無駄な抵抗は止めたまえ…」


144 :一家の夏休み 25:03/07/14 00:01 ID:???
ロランはスタンガンを投げ捨てるとグエンに向かって殴りかかる。が、その拳はグエンの顔の前で弾かれる
ロラン「何!?」
グエンの周りに不思議な物体が浮いている
グエン「無駄だと言っただろ、ローラ。私の体の周りにはプラネイトディフェンサーと言うあらゆる攻撃が無効になるビームシールドのようなシステムが機能している。下手をすると君が怪我をすることになる」
ロラン「卑怯な…」
グエン「卑怯と言ったかね?それは君の事では無いのか!?ローラ、君は口約束とは言え約束を破ったのだよ。君は嘘をついた挙句、私に暴力も振るおうとした。卑怯なのはどちらかね?」
ロランは何も言えずにいた。グエンの言う通りだから…ロランは心の底から後悔している。もしかしたら昨日の内に行っておけばこのような事にはならなかったかもしれない。これが約束を破った代償だ。ロランは悟った。
自分は何をされようと文句の言える立場ではない事を…
グエン「そんなに怯えなくてもいいさ。別に取って食べようと言う事じゃない。私は君とのひと時を過ごしたいだけだ。さ、ローラ…こちらへ…」
ロラン「…はい…」


145 :一家の夏休み 26:03/07/14 00:03 ID:???
シロー「それじゃあ、花火見に行くぞー」
ジュドー「あれ?ウッソは行かないのか?」
ウッソ「うん、ちょっと具合が悪くて…」
キラ「コウ兄さんに言っておいてね。がんばれって」
ウッソ「わかった」
全員「行ってきまーす!」
ウッソ(誰がコウ兄さんに渡すものか…)
ウッソは静かにコウの部屋に行く
コウ「あ〜…もう少しで7時になる……どうしたものか…」
ピンポーン
コウ「来た!?」
シーマ「コウ、居るんだろ?迎えに来たよ!」
コウ「どうしよう、どうしよう……ウグッ!!?」
ウッソは静かに忍び寄り後ろからコウの首を絞めた!
ウッソ(コウ兄さん、ごめん…渡さないよ…)
コウ「だ、誰だ!?…く、苦し…い……」
ゴト!
…コウはあっけ無く落ちた…気絶して床に横たわるコウを見ながらウッソは話しかける
ウッソ「…やっと落ちた……コウ兄さんが悪いんだよ?シーマさんの事をはっきりさせないから…そんな人にあの人を任せられないよ…」

シーマ「コウ!?居ないのかい?」
ガチャ
ウッソ「シーマさん?」
シーマ「ウッソじゃ無いか」
ウッソ「シーマさん…浴衣姿最高です!」
シーマ「ありがと。ところで、コウは居るかい?」
ウッソ「コウ兄さんなら足早に出かけましたよ?…どうしたんです?」
シーマ「これから花火を見に行く約束をしてたのさ……逃げられたか…」
ウッソ「約束してたんですか!?コウ兄さん…約束を破るなんて……シーマさん、申し訳ありません!!兄が約束を破るなんて、本当に情けないと思います!」
シーマ「まあ、いいさね…約束が破られるなんていつもの事さ…」
ウッソ「シーマさん…」
シーマ「一人で花火を見るのもなんだし…ウッソ、一緒に行かないかい?」
ウッソ「シーマさんがよろしければ…兄の代わりにはなりませんが…」
シーマ「そんなの気にしないで…あんただって十分いい男だよ」
ウッソ「ありがとうございいます!」
シーマ「それじゃ行くかい?」
ウッソ「はい!!」


146 :一家の夏休み 27:03/07/14 00:04 ID:???
グエン「ローラ、こちらのテラスに来たまえ」
ロラン「…はい…」
グエン「どうした?いつもの元気が無いが?嬉しくないのかね?」
ロラン「…いえ、嬉しいです…」
グエン「それならそんな暗い顔しないで…折角の料理と景色が台無しになる」
ロラン「…申し訳ございません…」
ロランは憂鬱な表情を浮かべながらテラスにある椅子に腰をかける。そして外の景色を眺めながら一人物思いにふける
ロラン(綺麗な景色…もしかしてこれが僕の見れる最後の…)
グエン「さあ、ローラ!スパークリングワインだ。グラスを…」
グエンがロランのグラスにスパークリングワインを注ぎ自分のグラスにも注ぐ。それをロランは魂の抜けた表情で見つめている
ロラン(…もう…考えるのはよそう…)
グエン「(そろそろだな…)さあ、ローラ。グラスを手に」
ロランはグエンに言われるがままグラスを手にする
グエン「私と愛しのローラに…乾杯!」
ロラン「…乾杯…」
その時だ!
ドーンッ!ドドーン!!
ロランの目の前に花火が打ちあがる
ロラン「花…火?」
グエン「どうかね?私はこれを君に見てもらいたくてな…」
ロラン「この花火を?」
グエン「ああ、そうだ。本来なら昨日行なわれるんだが…昨日は君が来なかったから中止にした」
ロラン「中止にしたって?」
グエン「毎年ここで花火大会をしているんだよ。そして私はそのスポンサー。中止にするぐらいわけは無い…」
ロラン「グエン様…」
グエン「誰にも邪魔されず、ただ純粋にこの花火をこの特等席で君に見てもらいたくてな…」
ロラン「グエン様…僕、グエン様に何かされると…勘違いしてました!僕…」
グエン「気にするな、勘違いは誰にでもある。さ、遠慮なく飲みたまえ」
ロラン「はい!」
グエン(フフフ…ローラ、勘違いなどではないよ…たくさん飲ませて酔いつぶれたところを…)


147 :一家の夏休み 28:03/07/14 00:05 ID:???
ドモン「花火…か……ギンガナムは何とか逃げただろうか…」
暗闇の森の中でドモンは一人夜空に上がる花火を見ていた
ドモン「しかし、警察も中々のものだ…まさかこれほど手こずるとは…しかし俺は捕まるわけにはいかない…なぜなら友と約束したからな…」
ドモンは赤い鉢巻を締め直すと森の中を歩く
ドモン「生きてギンガナムと…それまでは誰が相手でも死ぬ訳にはいかない!待っててくれ、ギンガナム!!」

その頃ギンガナムは…
ギンガナム「た――まや―――!!」
キラ「ギンガナム五月蝿い!」
シロー「折角、静かに花火見てたのに…」
ジュドー「ギンガナム、ドモン兄さんは?」
ギンガナム「知らん!!」
ジュドー「知らんって…仲よかったじゃない?」
ジュドー「警察に追われてんだろ?ドモン兄さんを見捨ててきたのか?」
ギンガナム「見捨ててなどいない!ドモンが逃げてくれって言うからそうしたまで…本来なら小生がドモンの代わりになり警察の足止めをしなければならないのに…」
キラ「それって見捨てた事になるんじゃない?一緒に戦うべきだよ」
ギンガナム「…やはり、そうか?」
キラ「それが男ってもんでしょ?」
ギンガナム「ぬう…そうだな…キラの言う通りだな」
キラ「じゃあ、行ってあげなきゃ!」
ギンガナム「よし!花火が終わったら行く事にしよう!!」
キラ「今行けよ…」


148 :一家の夏休み 29:03/07/14 00:07 ID:???
その頃、ウッソとシーマは高台にある神社の石段に座り花火を眺めていた
シーマ「綺麗だねぇ…」
ウッソ「そうですね。でもシーマさんの方がもっと綺麗ですよ」
シーマ「嬉しい事言ってくれるねぇ…あんたよく見ると可愛いね」
ウッソ「可愛いなんて…そんな……僕は男ですよ…」
シーマ「もう、立派な大人の男だって言いたいのかい?」
ウッソ「子供に見られるのはちょっと…」
シーマ「そうかい…あんたのプライドを傷つけたかねぇ?…だとしたら、ごめんな…」
ウッソ「何でもないです。シーマさんこそ僕なんかと一緒で…楽しいですか?」
シーマ「フフ、楽しいさ…それに、あんたと一緒に居ると、なんか…安らぐよ」
ウッソ「でも、本当はコウ兄さんと二人っきりだったらいいんでしょ?」
シーマ「まあ、欲を言うと……でも、あんたは…」
ウッソ「シーマさん!」
ウッソはシーマの両肩を掴む
シーマ「な、なんだい、急に?」
ウッソ「僕…シーマさんの事が…」
シーマ「お止しよ、からかうのは…あたしには…」
ウッソ「コウ兄さんには渡しません!」
シーマ「…それに…年齢が…」
ウッソ「関係ありません!…コウ兄さんには悪いけどシーマさんを任せられません…必ず幸せにしますから!…シーマさん…」
シーマ「ウッソ……そう言ってもらえるのは嬉しいけど…」
ウッソ「シーマさん……僕、あなたを奪います!」
ウッソはそう言い、シーマの肩を強く握ると顔を近づける
シーマ「ちょ、ちょっと、ウッソ!?」
シーマはキスをされる事に気づき、どうしたらいいか分からずオロオロするばかりだ。そうしている間にもウッソの顔は近づいて来る。シーマは、キスをされる、もう駄目だ、と思い目を瞑り体を硬直させる
ウッソ(シーマさん…体を硬直させるなんて、可愛いよ。可愛すぎるよ!……もう、食べちゃいたいぐらい…それじゃあ、頂きます…)

ウッソがキスをしようとしたその時、神社のお堂が開く!
マリア「罪深き子羊が見えます!」
シャクティ「…お母様…私にも見えます」
ウッソ「げ!?シャクティ!?」
シーマ「え?何?」
マリア「あまりにも重いその罪…どうしましょう?」
シャクティ「私に任せて頂けますか?お母様…」
マリア「…シャクティ…あなたに任せます」
シャクティはゆっくりとその場を立ち、ウッソに向かい歩いて来る
ウッソ「シャクティ…どうしてここに?」
シャクティ「ここはお母様の社です…ウッソ、貴方は私という者が居ながら…」
ウッソ「シャクティ…これには深い訳が…」
シャクティ「ギロチン?それとも宇宙漂流?最後くらい選ばせます」
ウッソ「シャク…ティ…」
シャクティ「さあ、どちらに?」
ウッソ「…ごめん!!」
シャクティ「逃げた!?」
マリア「逃がすでない!!」
ウッソはすざまじいスピードでその場から離脱する。シャクティとマリアはそれを追いかける。その場にはシーマ一人が取り残された
シーマ「…何だかよくわからないけど…助かった…」


149 :一家の夏休み 30:03/07/14 00:09 ID:???
グエンの別荘では…
グエン「ローラ、もう止めたまえ」
ロラン「五月蝿い!もっと酒持って来いって言ってんだろ!」
グエン(まさか、ローラが酒乱だったとは…)
ロラン「御曹子!酒持って来いって、聞こえねえのか!?」
グエン「ああ、待っていてくれ。今…」
ロラン「メ゛―リさんのヒッツッジー!ヒッツッジー!メーメー!!」
グエン「この睡眠薬入りを飲ませて眠らせなければ…あんなのはローラじゃ無い!」
ロラン「御曹子!どこ行った!?出て来い!」
グエン「はい、こちらに!」
ロラン「おお、居た居た。ちょっと、僕の言う事を聞いてくれますか!?」
グエン「何でございましょうか?」
ロラン「ディアッカの真似をしろ!」
グエン「ディアッカ?…と、言いますと?」
ロラン「グレイト!って…いつもやってるじゃん!」
グエン「はあ?」
ロラン「ほらあ、早く!」
グエン「まあ、ローラ落ち着きたまえ。ほ、ほら、お酒」
ロラン「ああ、ありがとさん……んぐ、んぐ、んぐ…プハー!!」
グエン「美味しいかい?」
ロラン「うめー!結構いい酒でしょう、これ」
グエン「ああ、一本15万円の酒だ」
ロラン「ふ〜ん…もう味分からないしどうでもいいけど……ふあぁぁ…ちょっと眠くなってきた…」
グエン「だったら、横になったほうがいいぞ」
ロラン「…ん…寝る…」
グエン「さあ、こちらへ」
グエンは、ぐでん、ぐでんになったロランを連れベッドルームに入る
グエン「さあ、ローラ。横になりたまえ…」
ロラン「クー…クー…」
グエン「…もう、寝てるか…」
グエンは眠っているロランを静かにベッドに寝かせるとネクタイを緩める
グエン「しかし、手こずらせてくれた…だが、ここからは私の独壇場だ!」
グエンはベッドに腰をかけロランの銀髪をかき上げる
グエン「ああ、やっぱりローラはおしとやかに、こうでなくては…」
ロランの腰に手を回しゆっくりと浴衣の帯を外していく。っと、その時ロランの目が見開く
ロラン「ディアッカ…何しようとした?」
グエン「い、いや…暑いかと思い、ちょっと浴衣を…」
ロラン「ふ〜ん…苦しい言い訳だね…」
ロランはそう言うと立ち上がり千鳥足でテラスに戻って行く。そしてテラスの手すりに上り叫ぶ!
ロラン「ユニヴァース!!ここは良い所だぞー!皆、早く来−い!!」
グエン「ローラ、危ない!そこから降りなさい!」
ロラン「五月蝿い、ディアッカ!邪魔をしないで!」
グエン「だから、ディアッカって誰なんだ?ああぁあぁ…もう、どうしたものか………それよりも睡眠薬、効いてないのか?」
ロラン「つーきの友よ―――!!」
グエン「こうなったら実力行使だ。直接注射器でこの痺れ薬を打ち込む!」
グエンは恐る恐るロランに近づきロランを羽交い絞めしテラスから降ろすと注射器を首に押し当てる
グエン「すまないローラ。こうでもしないと収集がつかなくなる…こんな野蛮な行為に出てしまった事を許してくれ…ローラ」
ロラン「デイアッカ…今、女の名前を呼ばなかったかい?」
グエン「は?な、何を!?」
ロランはグエンの隙を突き、素早く体を入れ替えるとグエンから注射器を奪い取りグエンの首に押し当てる
ロラン「デイアッカ…覚えておけ。戦場で恋人や女房の名前を言う時はな…瀕死の兵隊が甘ったれて言うセリフなんだよ!!」
ロランはその言葉を吐くと注射器の中身をグエンの体内に打ち込む
グエン「だから、ディアッカって誰なんだ!…ローラ…前の、おしとやかなローラに…戻って…く…れ…」
グエンはその言葉を最後に体の自由が利かなくなり倒れる。ロランは倒れているグエンを見下ろしながら不敵な笑みを浮かべる
ロラン「…任務続行…」


150 :一家の夏休み の作者:03/07/14 00:12 ID:???
投稿遅くなりました。
いろんな意味で疲れました…
続きはまた後ほど。


151 :通常の名無しさんの3倍:03/07/14 00:31 ID:???
ロランおもしろすぎw

152 :通常の名無しさんの3倍:03/07/15 00:07 ID:???
良ネタage

>一家の夏休み作者さん
オモロイ、前の酒乱セアックのネタと同じ人かな?
いい感じに繋がってグッジョブです(*´∀`*)

153 :通常の名無しさんの3倍:03/07/15 10:21 ID:qOwmq9A2
かなり下なのでage

154 :真うんこ:03/07/15 12:00 ID:???
ガノタは
  |       __     ヽ 二工二、  /  ヽ
  ̄| ̄     / /  \   ヽ 二土二「   |    |
  ̄| ̄    /  /    |      -┼┬     し 
   \_ノ   ヽ丿    ノ    ノ  └┼ 

  / ̄/   |   │      │ ゝ 
   |二二|  |  ─┼─   ─┼──
   |二二|  |    |      人  
   / \  し  ノ    _/ \_ 

うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
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うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!

( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!
るんるん♪

155 :通常の名無しさんの3倍:03/07/15 14:34 ID:???

もれそうなの?

156 :通常の名無しさんの3倍:03/07/15 14:46 ID:???
ロラン、かなり印象が強かったんだな>ディアッカ

157 :通常の名無しさんの3倍:03/07/16 07:28 ID:???
ここ数日、フレイの猛威に曝されていたガノダ家…。
キラ「もうヤダ…死にたい…。あのストーカーめ…。」
ウッソ「そんなこと言うなんてキラ兄さんらしくありませんよ!」
ジュドー「…とは言っても…夜中はずっと車のクラクション攻撃。
学校ではラクスさんにカガリさんがいるおかげで問題ないんだけど…
学校が終わった後は…この通りだしな…。」
フレイ(玄関前)「すみませーん、キラに用があるんですけど…。」
アムロ「かといって相手はアルスター家の令嬢。暴力沙汰は会社の命に関わるしな…。」
ヒイロ「…寝不足は任務遂行に多大なる影響を及ぼす…。」
ドモン「五月蝿くて訓練に集中できない…。」
シロー「弁護士呼ぶ?」
ロラン「金はどうするんですか…。」
アスラン「ここに『ゲーム、CD、本一つづつ(うp、R@M可)と
一泊二日食事3食分で弁護士からヤクザ撃退まで何でもお任せ』
とかいう何でも屋 常夏 とかいうのがあるぞ。」
アムロ「それだ!」
キラ「よし、頼もう!」

次の日…。

158 :通常の名無しさんの3倍:03/07/16 07:43 ID:???
フレイ「ねぇ、キラ!いるんでしょ?出て来なさいよぉ!」
オルガ「ぅるせーぞ、そこのアマ!」
フレイ「何よ、あなたには関係無いでしょ?」
クロト「黙れ、撃滅!」(小型ガンダムハンマー投擲)
フレイ「私を舐めないでよ!」(下僕一 サイの頭を捕まえて盾にする。)
シャニ「自己厨女ウザーイ」
フレイ「キモいのよ、あなた。髪の色が!」
オルガ「だからうるせーっていってんだろ、このアマ!」
クロト「瞬殺!」(またガンダムハンマー)
シャニ「赤い髪の毛の方がよっぽどキモーい」
フレイ「五月蝿いのはあんたの方でしょうが!(サイを又盾にする。)
大体緑なだけじゃなくて、その髪のだらしなさ。頭おかしいんじゃない?」

結局…余計悪化した。因みに2時間ほどこれが繰り返された後、
3人がもがき苦しみながらフレイに襲い掛かり、フレイは逃げ帰って
3人は親のアズラエルにお仕置きされたそうだ。

159 :通常の名無しさんの3倍:03/07/16 10:56 ID:???
面白かったが、種中心ネタは避難所でお願いします

160 :通常の名無しさんの3倍:03/07/16 16:27 ID:???
なんかこのスレだけ文字化けしてるんだが…何故?

161 :通常の名無しさんの3倍:03/07/17 18:41 ID:???
ところで兄弟の住んでる場所ってどこよ?

162 :通常の名無しさんの3倍:03/07/17 18:45 ID:???
多分日本
コロニーじゃなく地球なのは確かだと思う。

163 :ガンダム一家の一日:03/07/17 19:41 ID:???
午前中
AM3:30 ドモン起床。庭で修行。

AM5:45 ロラン起床。朝食作り。

AM5:50 変態仮面s、家に侵入。ドモンによって粛清される。

AM6:00 ギンガナム起床。ガンダム一家の家に行く。

AM6:35 アムロ、シロー起床。ギンガナム到着。

AM7:00 朝食。起きて来た者から食べる。ギンガナムはキラの分を食べる。

AM7:00 コウ、ヒイロ,ウッソ起床。

AM7:05 カミーユ,シーブック,キラ、アル起床。

AM7:10 ガロード,ジュドー起床。
変態仮面s、復活。田代的行為を試みるが、兄弟達に殺られる。
初代変態仮面:アムロのガンダムハンマーで粛清。
変態赤眼鏡:朝食を奪われた怒りに燃えるキラの手で粛清。キラはここで発散する。
ライトニング仮面:ヒイロの銃撃で(ry
仮面レス変態仮面:ドモンの石(ry

AM7:30 アムロ、シロー出勤。

AM7:40 カミーユ,シーブック,キラ、コウ出発。

AM7:50 ジュドー,ガロード,ヒイロ、ウッソ出発。

AM8:00 アル出発。ロラン、朝食の後片付けを済ませる。ギンガナム、月に帰る。

AM8:10 ∀ガンダム洗濯出撃。

AM8:30ロラン出勤。
ここから変態仮面sはずっと盗撮とか。(ロラン、シャクティ,そこらへんのょぅじょ等)
ドモンは大抵修行をしたりして過ごす。

164 :通常の名無しさんの3倍:03/07/17 19:45 ID:???
午後
PM3:00 アル,学校から帰る。

PM4:00 中学生組,学校が終わる。
ジュドー:ビーチャ達やプルsと遊びに行く。たいてい悪巧み。
ガロード:ティファとデートorジュドーとかと一緒に悪巧みしに行く
ウッソ;盗撮or酒楽隊の皆様におもちゃにされる
ヒイロ:何か危険な任務orリリーナの『護衛』

PM4:30 高校生組、学校が終わる。
シーブック;カロッゾパンにバイトに行く。朝パン主義を叩き込まれる。
カミーユ:部活(ホモアビスか空手)orフォウかファとデート
キラ:フレイに呼び出され、(ry なことをされるorラクスとデート(女装)

PM5:30 中学生組,帰宅。
シロー:仕事終わり。アイナとデート。
コウ;ラグビー部の活動。モンシア先輩にしごかれる。

PM6:00 家族のほとんどが家に帰る。
カミーユとドモンのガンダムファイトが行われる。
バーニィ,ミンチになる。

力つきました…誰か6:00以降書いてくれると幸いです。
直した方が良いところとかあったら、俺に言わずに改造してかまいません。
職人さん達は凄い…

165 :164:03/07/17 19:46 ID:???
sage忘れましたすいません

166 :通常の名無しさんの3倍:03/07/17 19:48 ID:3OBLFfco
あぷろだだよ
http://homepage3.nifty.com/coco-nut/

167 :フットボール狂騒曲34・ザビーネ強襲:03/07/17 21:24 ID:???
 後半は両チームの激しい攻め合いで幕を開けた。まず<SCクロスボーン>がチャンスを迎える。
ドレルのパスを受けた9番がシローと競り合いながらも強引にシュート。しかしドモンが体を横に
倒してシュートを防ぎ、<FCギム・ギンガナム>は失点を免れた。
ドモン「どうだぁああああ」
ボールを外に弾き出し、空に叫ぶドモン。その後のコーナーキックはシローがクリアし、<FCギム・
ギンガナム>がカウンターアタック。ジュドーのスルーパスに反応して抜け出したギンガナムが最高
のチャンスとゴールを狙うが、ボールはクロスバーを遥か下に見つつ青空へと飛び去っていった。
ジュドー「あああ〜〜決めろよなぁ〜〜〜!」
ギンガナム「パスがずれたのだ! 小生の責任ではない!」
ジュドー「ぴったりだったでしょうが! シュートを外したエクスキューズにならないよ!」
ギンガナム「エクスキューズは小生の台詞である! 勝手に使わんでもらおうか!」
 その後も何度か両チームのあいだをチャンスの神様が走り回ったが、誰もその前髪をつかめない
ままに後半開始から15分が過ぎ、20分を過ぎたあたりで<SCクロスボーン>に次第に焦りの
色が濃くなってきた。ザビーネも左サイドから何本もクロスを上げるが、前半同様ゴールが遠い。
しかし後半22分、ザビーネがもはや当たり前のように左サイドを突破にかかる。ウッソを簡単にかわし、
さらにシーブックを抜きさろうとする。振り切られそうになったシーブックが足をかけてザビーネを転倒
させた。左サイド深くで直接フリーキックが<SCクロスボーン>に与えられる。チャンスに上がってくる
<SCクロスボーン>の選手たち。ザビーネの隻眼が鋭く輝き、仲間たちにクロスを打ち出す。合わせ
てきた。ドモンはそれを疑わなかった。この試合ずっとザビーネはクロスを中央のプレイヤーへ供給
してきた。今回もそうに違いない。ドモンの体は瞬時に決断し、ボールをパンチングで弾き出すために
ゴールから飛び出す。そして、その次の瞬間にドモンの両目は驚愕によってこじ開けられていた。
ボールは鋭く急激に曲がり、ドモンを嘲笑うかのようにゴールへとその進路を変えた。他のDFのカバー
も間に合わず、懸命に体勢を戻して手を伸ばしたドモンの指先のほんの少し前を、ボールはくるくると
踊りながら通りすぎてゴール左上すみに飛び込んでいった。後半22分、ザビーネのゴールによって
試合は2−1へとスコアを変えた。ウッソと交代するためにライン際へ来ていたアムロが呟く。
アムロ「ドモンは身体能力こそ高いがキーパーそのものとしては素人だ。そこを、突かれた……!」
ザビーネはチームメイトに祝福されながら、呆然とこちらを見やるシーブックを振り返った。
ザビーネ「さあ、どうする。感情を処理できん人間はゴミだと教えてきたはずだがな」


168 :フットボール狂騒曲35・互角の攻防戦:03/07/17 21:25 ID:???
 兄弟たちはゴールを決められてから何秒か立ち尽くしていた。対照的にザビーネを取り巻き、
反撃の歌を高らかに叫ぶドレルたち。そこに審判の許可がでてウッソとアムロがタッチをかわして
交代する。
ウッソ「アムロ兄さん。ぼくが簡単に抜かれなければ……」
アムロ「気にするな。先制点といい2点目といい、お前はよくやったよ。それに、まだ一点勝っている
    んだからな」
アムロがもっとも兄弟たちに伝えなくてはならないのはそのことだった。フィールドを回って声を
掛けていく。
アムロ「落ち込むな! こっちがまだリードしているんだぞ」

 試合が再開し、<FCギム・ギンガナム>は失点のショックを無理やり振り切るかのように、攻撃に
出る。しかし気合が空回りし、ちぐはぐになってしまったコンビネーションのミスにつけこまれ、逆に
カウンターのピンチを向かえてしまう。ザビーネにボールがわたり、シーブックが一人で対応しなけれ
ばならない状況に陥った。当然仕掛けていくザビーネ。これまでどおりに抜きされられるかという瞬間、
シーブックは足をぐっと伸ばしてボールをラインの外へと押し出し、ピンチを食い止めた。
シーブック「もう、やらせませんよ。ファウルをとられようともあなたを止めにいきます」
ザビーネ「ふん、冗談にしては、センスがない。本気にしては、実力が足りないな」
やや呼吸を乱しながら、ザビーネは唇を笑いに歪めて言った。
 そのプレイを境に試合は再び一進一退の状況へと入っていった。<FCギム・ギンガナム>は途中出場
のアムロにボールを集めてチャンスをつくるが、ゴールには結びつかず。対する<SCクロスボーン>
はザビーネを中心に攻撃を組み立てようとするが、マーカーのシーブックが奮闘。さらに中盤の真ん中
で執拗に喰らいついてくるヒイロにザビーネへのパスを遮断されてしまう。
ドレル「くそ、ザビーネに回せないのか! それにザビーネのやつ、マーカーを振り切れない」
はき捨てた瞬間、ドレルはわかった。ザビーネは消耗が激しく、疲れが彼からキレを奪ってしまったの
だと。無理もなかった。それほどザビーネには攻撃面において負担をかけてきた。
ドレル「それでも、ザビーネを下げるわけにはいかない……くそ」
 後半40分、中盤での潰しあいに業を煮やしたドレルが強引にドリブルで突破しようとする。半ば
やけになった行動であったが、これが効を奏してペナルティエリアにフリーで侵攻、飛び出してきた
ドモンの体を超えるようにループシュートにいく。足の感覚に得点を確信し、顔をあげたドレルの
目に映ったのは奇跡的にカバーに入っていたガロードがヘディングでシュートをクリアする瞬間だ
った。ドレルは、恨むように天を仰いだ。
 ガロードは皆に頭をなでられたりしながら、そっとお守りをユニフォームの上から握りしめた。


169 :フットボール狂騒曲36・勝利と次の戦いへの軌跡:03/07/17 21:26 ID:???
 結局、それが<SCクロスボーン>にとっての最後のビッグチャンスとなった。<FCギム・
ギンガナム>は最後まで一点差を守りきり、2−1で逃げ切った。試合終了の笛が鳴り響いた瞬間、
ジュドーやガロードは飛びあがって喜び、アムロやロランはほっと胸をなでおろした。シローと
コウがハイタッチをかわす。シーブックも小さくガッツポーズをつくったとき、ザビーネが目を下
に落とし、うなだれているのが視界に映った。シーブックの視線に気付いたザビーネが顔を上げる。
二人は何秒かお互いを見るともなしに見ていた。やがて、ザビーネが近寄って声をかけた。
ザビーネ「私の、負けか」
シーブック「あ、あの、でも一人の選手としてはそっちのほうがずっと……」
ザビーネ「勝ったやつだけが言えることだな、そういう言葉は。まあ、次の試合も勝つことだ」
背を向けて立ち去ろうとしたザビーネの後姿に、シーブックは何か言葉をかけようとしたが、何も
言うことができなかった。シーブックは思った。ザビーネも自分と同じように大会に向けて練習を
していたであろうに、自分と違って決して疲れたそぶりをカロッゾパンでは見せなかった
ことを。
それこそシーブックがザビーネにもっともかなわなかったと感じさせることだった。
 ザビーネは呆然としているドレルにも声をかけた。ドレルは大きな溜め息をついた。
ドレル「ザビーネ。僕はこの試合、負けるはずがないと思っていたんだ。それがなぜこんな結果に
    なったんだろう……傲慢がほころびを生むというのか?」
ザビーネ「さあな。我々にも充分に勝つチャンスはあった。運が少し悪かった。相手も弱くはなかった」
ドレル「決めるところで決められなかったから、か。ところでザビーネ、これからも僕のチームに
    参加しないか?」
ザビーネ「暇があればな。だが、私にはパンが第一だ。できればそちらに時間を使いたい」
ドレルは、そうか、とうなづいた。ザビーネは再びシーブックを見やった。できるならば勝ち進んで
もらいたいものだ、とザビーネは静かに思った。

 試合終了後のロッカールームは勝利を手にした<FCギム・ギンガナム>の選手達の喜びの声で
部屋が吹き飛んでしまいそうな状況だった。ハーフタイムのとき以上に、ほとんどの選手が自分の
おかげだと言い合い、ふざけあって勝利を祝う。
リリーナ「ヒイロ、何か怪我はありませんの? 体力の消耗が激しすぎることは?」
ヒイロ「問題ない」
リリーナ「でも念のためにわたくしが作った特製ドリンクを飲んでおきなさい。皆さんには内緒です
     わよ。ヒイロのぶんしかないのですから」
ヒイロ「……了解した」
なかにはこっそり二人きりで話しているものもいた。ヒイロはドリンクを飲んだ後しゃべることが
なかったが。そんななか、ロッカールームの扉を開けてフランが入ってきた。
フラン「みごと勝ったみたいね。皆さん、おめでとう。後半は見ていなかったけど、少し追い上げ
    られちゃったみたいね」
ロラン「ありがとう、フラン。後半は見ていなかったのかい?」
フラン「ええ。他の試合を見にいってたのよ。ロランたちの次の相手が決まる試合も見たわ」
カミーユ「へえ、どっちが次の相手なんです?」
フランはかばんからトーナメント表とメンバー表を取り出して言った。
フラン「こっちの<ASジャムル・フィン>が1−0で勝ったわ。得点者はオルバ・フロストよ」
ソシエ「<ASジャムル・フィン>? 変な名前ね。ねえ、フロストって二人いるけど兄弟かしら?」

続く

170 :通常の名無しさんの3倍:03/07/18 01:28 ID:ZxHkBjpk
>>「夏休み」
面白いですー。
あと、ロラン女装ネタが好きな自分には嬉しい展開ですw

>>「フットボール」
あいかわらずの良質かつ長文、乙です。
読み応えありますー。

171 :真うんこ:03/07/18 12:43 ID:???
:::::::::::/           ヽ::::::::::::
:::::::::::|  キ  じ  ガ  i::::::::::::
:::::::::::.ゝ モ   つ   ノ  ノ::::::::::: 
:::::::::::/  イ  に  タ イ:::::::::::::
:::::  |  な。       ゙i  ::::::
   \_         ,,-'
――--、..,ヽ__  _,,-''
:::::::,-‐、,‐、ヽ. )ノ       
:::::_|/ 。|。ヽ|-i、  ..    / ̄ ̄ ̄ ̄
/. ` ' ● ' ニ 、    (____人
ニ __l___ノ    (-◎-◎一 
/ ̄ _  | i     ( (_ _)   
|( ̄`'  )/ / ,..    ( ε   (∴
`ー---―' / '(__ )   ヽ____   
====( i)==::::/      ,/ニニ
:/     ヽ:::i       /;;;;;;;;;;;;;;;;

ガノタは
  |       __     ヽ 二工二、  /  ヽ
  ̄| ̄     / /  \   ヽ 二土二「   |    |
  ̄| ̄    /  /    |      -┼┬     し 
   \_ノ   ヽ丿    ノ    ノ  └┼ 

  / ̄/   |   │      │ ゝ 
   |二二|  |  ─┼─   ─┼──
   |二二|  |    |      人  
   / \  し  ノ    _/ \_ 

よって

うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
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うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!


( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!
( ´∀`)プーヒャ (゚ω゚) ニャンポコー るんるんらんらん♪

172 :通常の名無しさんの3倍:03/07/19 13:10 ID:e5RlXXLo
あげておく

173 :通常の名無しさんの3倍:03/07/20 16:13 ID:???
職人様降臨期待あげ

174 :通常の名無しさんの3倍:03/07/20 19:05 ID:BQuVmMYV
またしても間が空いてしまいまして忘れてる方々も多いと思いますが、
長々ダラダラと続けるのも嫌なので、この話に早いとこけりをつけるべく
書いていきますので宜しかったら読んで下さい.
(前回の最後はpart8の<<456でした)

翌日のジオニック社最下層研究所.
ガンダム一家全員とキエル、ディアナ、そしてシャアとナナイが一同に介し、ロランを男に戻す為の実験について説明を受けていた。因みにナナイを除く全員の首には、手の平サイズ、T字型の金具のペンダントが掛かっていた。

ナナイ「皆さんが首に下げているサイコフレームは、ここではロランさんの体内に注入されるナノマシンと皆さんの精神を結びつける働きを持っています。ロランさん
    や皆さんが本来の姿をイメージしますと、その情報をフレームが受信、ニ進化の
    後に肉体再構成用羊水層のマイコンに送信されます。そこで再構築のデータが
    作られ、体内のナノマシンに伝達の後に体が作り変えられていく流れになっています。皆さんには特に女の子になる前のロランさんをしっかりイメージしていただき、元の姿に戻れるよう念じてください。サイコフレームの最大の特徴である
    「人の意思の力で性能を引き出す」点に寄与していただきます。」

アムロ「それは我々の意思が弱かったり、雑念などが入って再構成に障害を生じる可能性
    があるのではないか?よもや中途半端な体になることは…」


175 :ロラン・ローラで大騒ぎ:03/07/20 21:42 ID:BQuVmMYV
シャア「人体の基本構造プログラムにサンプリングで適合しなければナノマシンにデータは
    送られない。だから例えばエイリアンみたいなロラン君、腕が6本のロラン君や
    男性器を持つ女性のロラン君を作り上げる事は無いから安心したまえ。」
アムロ「当然だ。そんな事されてたまるか」
シャア「だが細かい身体の特徴、背丈、肩幅、肉付きや顔の造詣などはオリジナルと異なる
    部位が出てくる可能性がある。多少は背が低かったりなで方でやや太り気味のロラン君
    になってしまうかもしれない。見たくはないがな。」
ロラン「あの、そうなった場合にやりなおしはきかないんですか?」
ナナイ「大丈夫、再構築は何度でも行えるから心配しないで。」
シャア「だが再構築は体力の消耗が多いから日に何度も行えるものではない。実際人体へのダメージ
    はどのくらい掛かるのか解っていないのでやり直しはなるべくさせたくない。」
ディアナ「そうなると、ここでサイコフレームを持つもの全員がイメージ統一をする必要がありますわね。
    ロランの元の姿を…」
ナナイ「これから機材の調整と、ロランさんの体内にナノマシンを注入して全身に浸透するのを
    待つ事で3時間ほど掛かりますから、その間に皆さんで良く話し合って意見を統一して
    ください。」
 
その頃、ハイム家、ソシエの部屋。一人ベッドにこもるソシエ。そしてその横でソシエを見つめる
シャクティ。     

ソシエ「あんた、いつまでそこにいる気?あたし行かないから、説得しても無駄よ。」
シャクティ「行くべきですよ、ロランさんを治したいなら。」
ソシエ「…あんたの方が向いてんじゃないの?」
シャクティ「いえ、前回あたし誤ってロランさんをデカ乳ね-ちゃんにしてしまいましたから」


176 :通常の名無しさんの3倍:03/07/21 11:06 ID:???
>175
シャクティグッジョブ!!

     ,,-==-、
    〃/ヾヽヽi
    川;´Д`)<エ、エエー?!


177 :通常の名無しさんの3倍:03/07/21 11:50 ID:XYXcscux
>>175
シャクタンの口からデカ乳ねーちゃんって親父臭い言葉が出るなんて
おかしいですよ、カテ○ナさん!!

でも、職人さん乙です!

178 :だがね総帥:03/07/21 14:40 ID:???
        ここは 乂ガノタ処刑場乂 です。

      \∧_ヘ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < ガノタ殺すぞ、いくぞゴルァ!!       ,,、,、,,,
    /三√ ゚Д゚) /   \____________  ,,、,、,,,
     /三/| ゚U゚|\      ,,、,、,,,                       ,,、,、,,,
 ,,、,、,,, U (:::::::::::)  ,,、,、,,,         \オーーーーーーーッ!!/
      //三/|三|\     ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ∪  ∪       (    )    (     )   (    )    )
 ,,、,、,,,       ,,、,、,,,  ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ,,、,、,,,       (    )    (    )    (    )   

   / ヽ r  ,,,....,,,         ヾllllllllllllllllllllllllllllll
   彡ヘ i i ,.-''";;;;;;;;;`ヽ、        ヾllllllllllllllllllllllll
  lヽゞノ ', ''i"~`゙`‐-、,;;;゙、         ヾllllllllllllllllll
  _____,  ,...,,,,__        `ヽ  _,,,..、-‐'ヾlllllllll
 l  `ヽ l   ヽ      ,.r‐'''"゙     WV
 'i   「ヽ,    ヽ7''~ ̄  `ヽ し     ::::::
  ゙、  l,'゙ヽ    ゙、'"´          ::::::::::
   ゙、 {   \   .)     し      :::::::::::    ←ガノタ♪
   `゙'ト、.,_,,...,_ゝ='ヽ
     ヽlllulllll`~´::::::::::ヽ    ・
     ゙、-,,,,,,,,,..,_..,_、 ヽ ::::::::::::    し   :::::::
    ,,-'"゙`;;;;;;;;;::::.  υ 、 :\  ):::::::::::::::: ::::::::::::
    .(ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;, 'u ::::::::::::::::::::::::::::::
   ../""ヽ;;;;;;;;;; .υ::::. '" ν:::::::::::::::::::::::::    /
 ../  ´ ^ ゞ.ノυ:::::::,,,,,,:::::::::::::::::::::::  , . - '"
/        / ヾ゙i;;;;;;;;;;::::::::::::::::::,.、,.、-' "
´,     .,/    ヽ、;;;;;;;;;;;;,.、-‐''"  \
ノ(    /        `'''''''''´      \  

ガノタは
  |       __     ヽ 二工二、  /  ヽ
  ̄| ̄     / /  \   ヽ 二土二「   |    |
  ̄| ̄    /  /    |      -┼┬     し 
   \_ノ   ヽ丿    ノ    ノ  └┼ 

  / ̄/   |   │      │ ゝ 
   |二二|  |  ─┼─   ─┼──
   |二二|  |    |      人  
   / \  し  ノ    _/ \_
 
( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!
ガノタ( ´;゚;ё;゚;)キモッ♪ るんるん♪

179 :ロラン・ローラで大騒ぎ:03/07/21 21:58 ID:Ygd2D7FX
ソシエ「…あたしその胸握りつぶしちゃったのよね。ロラン、よっぽど痛かったみたいで
    そのまま気絶しちゃうし、それであたし悪い事したなって思って介抱してたら
弟のアルに、あたしがエッチな事してるって誤解されちゃうし…なによ、最低!」
シャクティ「自業自得ですね。」
ソシエ「少しは自分にも責任があるって自覚しなさいよ!…ふん、どうせあたしはロランの
いじめっ子ですよーだ、きっとロランだってディアナ様やお姉様を引き合いにして
優しさのないひどい女だとか思ってるんだわ。そうよきっと…」
シャクティ「全くその通りですね、って言ってやりたいところですけど、それは違います。
   人の心の色が見える私には、彼がソシエさんに対してどのような想いを寄せているかを
   その色彩で知りました。それによりますと…」
ソシエ「え、どうなのどうなの!?」

包まった布団から這い出てシャクティに詰め寄るソシエ。

シャクティ「・・・知りたいですか?」
ソシエ「っえ、別に…そんなに気になるわけじゃないけど、やっぱり使用人の事は雇い主として
    知っておく必要はあるし・・でもそこまで必要性があるかなって思うし・…」
シャクティ「じゃ止めます。」
ソシエ「・・・・・教えてくれないの?」
シャクティ「・・・・・・・・ただでですか?」
ソシエ「・・・・・・・・・たかる気?」
シャクティ「悪いですか?」
ソシエ「開き直らないでよ!あんた大体ねぇ・・・」

このようなやり取りが続く中、ジオニック社ラボでは・・・



                                    続く


180 :カロッゾパン1:03/07/21 22:30 ID:8ASaT3Q3
ageつつネタ投下。

鉄仮面「ふはははは、我がカロッゾパンに新しいパン職人が加わるぞ。では、自己紹介を。」
アンナマリー「はい。ご紹介頂いたアンナマリーです。以前はクロスボーン・パンガードに勤めていました。どうぞよろしくお願いします。」
シーブック「クロスボーン・パンガード?バンガードじゃ無いんですか?」
鉄仮面「ふはははは、クロスボーン・パンガードは我がカロッゾパンのライバル店だ。」
シーブック「そのクロスボーン・パンガードの人が,どうしてこの店に?」
鉄仮面「ふはははは、特に引き抜いたわけではないのだがな。アンナマリー君自ら入店を希望して、向こうの店のレシピまで教えてくれた。まぁ、人類の10分の9に朝パン主義を広めている私の姿を見れば、こうもなろう。」
アンナマリー「はい。カロッゾさんに憧れております。」
シーブック「(なんとぉー!?この変な仮面被ったおっさんに!?)はぁ…。ところで店長,ザビーネさんがいませんが?」
アンナマリー「ザビーネ!?ザビーネがここにいるのですか!?」
シーブック「え?は…はい。」
アンナマリー「やったわ…ふふっ、ザビーネ…覚悟していなさい…」
シーブック「???」
セシリー「そういえば,ザビーネさんもパンガードにいたことがあるらしいわね。まあ、色々あるんでしょうね…」

181 :カロッゾパン2:03/07/21 22:31 ID:8ASaT3Q3
そして次の日の閉店後、店の裏でザビーネとアンナマリーがMSまで持ち出して何やら口論していた。(ちなみに昨日ザビーネは街頭で朝パン主義を広める演説をしていたらしい)
ザビーネ「何の用だ?」
アンナマリー「知れたことを!あんたは、私を捨ててパンを選んだ!その復讐をしてやるのさ!」
ザビーネ「フン…今の私は貴様などに興味はない。」
アンナマリー「何だと!?あんたはロナの名前とカロッゾパンを継ぎたいだけだろう!」
ザビーネ「当たり前だ。」
シーブック「(ロナの名前を継ぐ→ロナ家の誰かとケコーン→ロナ家の女はセシリーしかいない→ザビーネがセシリーと…)
なんとぉー!?おのれザビーネ!!許さん!」
シーブックは家までF91を取りに走り出した。


182 :カロッゾパン3:03/07/21 22:32 ID:8ASaT3Q3
ロラン「お帰りなさい。今日はいつもより早かったですね…って、なにガンダムに乗り込んでるんですか!?」
シーブック「ザビーネと戦いに行く!」
アムロ「やめろ!これ以上ガンダムで暴れられると慰謝料で家計が…」
シーブック「いいや!俺は行く!シーブック・アノー!F91、出撃します!」
アムロ「駄目だ!シロー、ドモン!シーブックを止めろ!」
シロー「了解!シロー・アマダ、ガンダムEz-8、出ます!」
ドモン「出ろぉぉぉぉっ!ガンダァァァム!」
シーブック「兄さんたち!邪魔をしないでくれ!」
シロー「駄目だ!うちの家計が苦しいのは知っているだろう!」
シーブック「くそっ!それなら、力ずくでも!」
F91がビームサーベルを振るう。シローも回避はしたが,Ez-8とF91ではスペックが違いすぎる。あっさりとEz-8の左腕が奪われた。
ドモン「シーブック!俺のこの手が(ryゴッドフィンガー!ヒィィットエンド!」
アムロ「よし!ドモン,よくやった!」
ドモン「いや,手ごたえが無い。…何っ!?」
F91のビームライフルがゴッドガンダムに直撃した。
シロー「質量を持った残像だったと言うのか!」
アムロ「シーブック!普段大人しいお前が!一体どうしたんだ!」
シーブック「セシリーがザビーネに奪われそうなんだよ!」
シロー「何だと?…恋のことか。なら、いいじゃないか。兄さん。俺もアイナのことではいろいろと無茶をしたぜ?」
ドモン「そうそう。「人の恋路を邪魔する奴は,馬に蹴られて死んじまえ!」って言うしな。」
恋愛では突進しまくる二人がいきなりシーブック擁護側に回る。
アムロ「駄目に決まってるだろうが!慰謝料にいくらかかるか知ってるのか!?この愚弟どもぉっ!」
アル「…もう行ったよ。」
アムロ「あああああっ!この二人に任せたのが間違いだった…。 」

183 :カロッゾパン4:03/07/21 22:32 ID:8ASaT3Q3
アンナマリー「私よりもパンが大事なのかい、ザビーネェェ!」
アンナマリーがビームサーベルでザビーネの機体に斬りかかった。
だが、MS操縦技術で勝るザビーネにやすやすと受け止められ,逆にやられ始める。
ザビーネ「感情を処理できん人間はゴミだと教えたはずだぞ、アンナマリー!」
アンナマリー「くっ…」
シーブック「ザビーネぇ!貴様ぁっ!」
突然現れたF91がベルガ・ギロスにビームライフルを乱射する。
ザビーネ「な…シーブック君!?いったい何を…」
(キレた)シーブック「問答無用ぉっ!食らえぇっ!」
シーブックはザビーネに向かって手加減も何も無い最大威力のヴェスバーを撃った。ザビーネはなんとか回避したものの,後ろにあった住宅街の3分の1が溶けた。
住民はMS戦を見て避難していたので、幸い死人は出なかった。ガンダムと戦う為ザクに乗り込もうとしていたバーニィがミンチになった以外は。
ザビーネ「な…何だあれは!?あいつは強力すぎる!止めなくては!」
シーブック「うぉぉぉぉぉ!ザビーネェェ!」
ザビーネ「シーブック君!止めろっ!」
シーブックとザビーネのビームサーベルが交錯する。
そこに長い触手のような物が出現した。それはF91とベルガギロスの動きを完全に止めてしまった。
鉄仮面「シーブック君!ザビーネ君!止めたまえ!」
それは、ラフレシアの触手だった。


184 :カロッゾパン5:03/07/21 22:33 ID:8ASaT3Q3
シーブック「放せっ!セシリーを寝取られてなる物かぁっ!」
ザビーネ「なんだと!?どういうことだ!?」
シーブック「とぼけるなぁっ!ロナの名前を継ぐと言っていただろうが!」
ザビーネ「・・・・・・」
鉄仮面「・・・・・・」
アンナマリー「・・・・・・」
シーブック「何がおかしい!」
鉄仮面「ふはははは、シーブック君。ロナと言うのは、もっとも美味しいパンを作れるものに与えられる称号なのだよ。」
シーブック「……は?」
ザビーネ「だから、私はそれを目指しているんだが。」
アンナマリー「私はザビーネとつきあっていた。それなのに、ザビーネは私を捨ててパンにばかり打ち込んでいる!だから私は怒っているんだ」
シーブック「なんだ…そうか!ははっ…はははははははははははははははっ!」
セシリー「シーブック、大丈夫?…そういえば私を寝取られるとか…どういうことなのかしら?」
シーブック「い、いや!なんでもないよ!じゃ、俺はそろそろ家に帰るよ!」
シーブック「ただいま。いやぁ、ただの勘違いだったみたいだ。良かった良かった」
アムロ「おい、シーブック…F91で壊しまくった住宅の請求書がきてるぞ。全部自分で支払えよ。」
シロー「勘違いだっただと?なら壊したEz-8の左腕、弁償してくれよ。」
ドモン「お前のビームライフル,痛かったなぁ…慰謝料はきっちり払ってもらうぞ。」
シーブック「なんとぉぉぉぉぉ!」
これからしばらくシーブックはとことん働く日々を送ったとか…

185 :pl702.nas921.kanazawa.nttpc.ne.jprlo:03/07/21 23:24 ID:???
あぼーん

186 :通常の名無しさんの3倍:03/07/21 23:25 ID:???
sage

187 :フットボール狂騒曲37・グエンの脅威:03/07/22 03:46 ID:???
 初戦を突破した兄弟たちにフランによってもたらされたのは、次なる対戦相手<ASジャムル・
フィン>の情報だった。
フラン「そうね。FWのオルバ・フロストとMFのシャギア・フロストの二人は兄弟よ」
ガロード「フロスト、フロスト兄弟……聞いたことがあるような、ないような……」
フラン「フロスト兄弟は草サッカーの傭兵みたいなもんよ。金を取るけど頼りになる助っ人として
    この近辺じゃそれなりに有名よ」
解説者顔でフランが続ける。
フラン「二人のコンビネーションはアイコンタクトすら必要としないほどすごいものらしいわ」
アル「ふーん、詳しいねフランさん。なんでそんなに知ってるわけ?」
フラン「記者だからよ。……ご都合主義なのよね、こういう場合の」
 アルとフランの会話はともかく、勝利の興奮真っ只中の兄弟たちには、相手に対する警戒などは
あまり生まれなかった。
ギム「ふん、どこのどいつが相手だろうと、小生が点を獲って勝つ。それだけであるよ」
ウッソ「そうですよ。優勝まで一直線に突き進んで、賞金もお姉さんがたの視線も独り占めです」
コウ「女の子の視線を独占かあ……そ、それってさあ、夢だよな、ファンタジーだよな」
キラ「僕は経験あるけど、そんなにいいものじゃないよ。あんなの面倒なだけだって」
コウ「……満足だろうな、キラ。だがな、それはそのセリフを言われた俺にとっては屈辱なんだ」
 むさくるしいロッカールームの中でのこんな会話に、フランは肩をすくめて溜め息をついた。
フラン「そんな様子じゃ優勝なんて無理ね。Bブロックを勝ち上がってくるのは間違いなくグエン卿
    のチームよ。今日の試合を7−0で完勝した<ラインフォード・ユナイテッドFC>」
それを聞いた瞬間、兄弟たちの笑い声が止まった。確認するように、皆がフランのほうを見る。
フランは視線で、本当よ、と答えた。
アムロ「7−0だって……あ、圧倒的じゃないか……」
シロー「で、でも相手が弱いだけだったんじゃないか?」
そんな希望を打ち砕くかのように、フランは厳しい表情のまま言葉を継ぐ。
フラン「私は試合を全部見たわけじゃありません。でも、彼らの相手の<ACサナリィ>はあなた
    たちが今日戦った<SCクロスボーン>と何度か試合をしていて、五分の戦績を残して
    いるわ」
シーブック「昔のクロスボーンにはザビーネがいなかったことを差し引いても……」
水を打ったようにしんとなってしまった部屋の空気。それを打ち砕こうと、ドモンが声を張り上げ
た。
ドモン「おい! 俺たちは優勝するしかないんだろうが! 7−0だろうがなんだろうが関係ない。
    直接やって勝てばいいんだよ!」
アムロ「そ、そうだ。ドモンの言うとおりだ! それにまずは次の相手、ジャムル・フィンのこと
    に集中しよう!」
やや慌ててアムロがドモンに同調する。本来ならば自分が真っ先に言わねばならないことだった
からだ。


188 :フットボール狂騒曲38・封筒の中:03/07/22 03:49 ID:???
ドモン「それにしても、優勝なんて無理なんていいやがって。あんた、グエン卿の手先なんじゃない
    だろうな?」
ドモンはフランをにらみつけた。ひるまずに「そんなわけないでしょう」と強い語調で言い返した
フランをかばうように、ロランがドモンの前に立つ。
ロラン「フランはそんなことしませんよ!」
フラン「あ、ありがと、ロラン。その、疑いを増すようだけど、私、皆さんにグエン卿から預かって
    来たものがあるんです」
そう言うとフランは大きめのふくらんだ封筒を取り出した。LとFを組み合わせたラインフォード家
のエンブレムが入っている。ますます妖しい、とフランに詰め寄ろうとするドモンをロランが制止
する。ドモンは、フンと鼻を鳴らして部屋の外に出て行ってしまった。
アムロ「グエン卿からの贈り物か。……ロランは部屋の外に出ておけ。封筒を開けたと単にガスが
    噴き出てくることもありうるからな」
ソシエとリリーナ、それにロランの護衛としてヒイロも部屋の外に出して、アムロは一応の対策を
とることにした。
フラン「私はここに残ります。スパイ扱いされたままなんて、いやですから」
アムロ「わかりました。外にはドモンもいるし、これで大丈夫だろう」
アムロは思い切って封筒を開けた。幸い心配していたようなことは起こらなかった。中に入って
いたのは、一本のビデオテープと何枚かの書類だった。書類の一枚に、「ASジャムル・フィン
対策」と書かれている。
アムロ「テープのほうも、ジャムル・フィンの試合を撮ったもののようだ。グエン卿はなぜこれを?」
アムロは傍らのフランにたずねたが、フランも首をふるだけだった。
フラン「私は中身についてはなにも聞かされていませんから」
 アムロは頷くと、外にいる連中を呼び戻した。ふくれっつらのドモンも一緒だ。アムロは全員に
ビデオテープと書類を見せた。
ジュドー「う〜ん、結構くわしくしらべてあるんだ。怪しいところもないし」
リリーナ「これは『敵に塩をおくる』ということでしょうか?」
ソシエ「自分たちには必要なくなったから私たちにくれたのかしら。でもあの御曹司が自分の利益
    抜きに行動するとは考えられないわ」
カミーユ「この資料のおかげで俺たちは次の試合に向けていい準備ができるのは確かだけどな」
アムロ「ああ。しかし、グエン卿はいったい何のために……」
 その後、ロランの尽力のおかげでドモンとフランの関係も改善し、<FCギム・ギンガナム>の面々
はフランからの取材に応えた。残す今日の予定は、兄弟家での次の試合に向けたミーティングだけ
だ。

続く

189 :フットボール狂騒曲:03/07/22 03:59 ID:???
訂正です。>>188の11行目の「と単に」は「とたんに」の誤りです。すいません。


190 :もし兄弟一家に妹もいたら?(準備中):03/07/22 06:25 ID:???
本編でのジュドーの妹リィナ、シーブックの妹リィズも一家にいるとして書いてみます。
男所帯だからこそ面白い、というネタが多いですし、今更途中から入れるというのも何なので、
パラレルとしてください。

本編での彼女らは、
リィナ(アーシタ) 10〜11歳
一見常識人だが、ジュドーに負けず劣らずの行動的な性格で、彼の尻を叩くことも多い。
彼女がグレミーにさらわれた事件が、ジュドーにネオジオンと戦う理由を与えた。
ハマーンに撃たれ流血しながらも兄をかばって毅然と振舞える精神力の持ち主。
ジャンク屋稼業のアニキに代わって家事を切り盛りしていた。結構口うるさい。
かなり強力なNT能力がある。

リィズ(アノー) 10〜11歳
シーブックはバイトやクラブで外出が多かったので、家事は彼女がよく手伝っていた。
特技は母から教わったあやとりで、その知識でF91の封印を解いた。
シーブックがF91に乗っているのを知っておびえる母親を叱咤している。
「逆襲のギガンティス」には出演せず、スパロボにも出ないので、存在感が少ない。

ネタの方は時間が少なくなったので、夜にでも。

          r'⌒⌒ヽ
         ( r^^,,^^i
          ヾ ‘-‘ノ 僕のマスコット役としての立場は?


191 :通常の名無しさんの3倍:03/07/22 07:37 ID:???
>>190
たとえパラレルと断っておいても色々と揉めちゃう可能性があるネタだから、先に避難所に貼って反応を見てみた方がいいんじゃないかな?

192 :だがね総帥:03/07/22 11:47 ID:???
        ここは 乂ガノタ処刑場乂 です。

      \∧_ヘ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < ガノタ殺すぞ、いくぞゴルァ!!       ,,、,、,,,
    /三√ ゚Д゚) /   \____________  ,,、,、,,,
     /三/| ゚U゚|\      ,,、,、,,,                       ,,、,、,,,
 ,,、,、,,, U (:::::::::::)  ,,、,、,,,         \オーーーーーーーッ!!/
      //三/|三|\     ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ∪  ∪       (    )    (     )   (    )    )
 ,,、,、,,,       ,,、,、,,,  ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ,,、,、,,,       (    )    (    )    (    )   

   / ヽ r  ,,,....,,,         ヾllllllllllllllllllllllllllllll
   彡ヘ i i ,.-''";;;;;;;;;`ヽ、        ヾllllllllllllllllllllllll
  lヽゞノ ', ''i"~`゙`‐-、,;;;゙、         ヾllllllllllllllllll
  _____,  ,...,,,,__        `ヽ  _,,,..、-‐'ヾlllllllll
 l  `ヽ l   ヽ      ,.r‐'''"゙     WV
 'i   「ヽ,    ヽ7''~ ̄  `ヽ し     ::::::
  ゙、  l,'゙ヽ    ゙、'"´          ::::::::::
   ゙、 {   \   .)     し      :::::::::::    ←ガノタ♪
   `゙'ト、.,_,,...,_ゝ='ヽ
     ヽlllulllll`~´::::::::::ヽ    ・
     ゙、-,,,,,,,,,..,_..,_、 ヽ ::::::::::::    し   :::::::
    ,,-'"゙`;;;;;;;;;::::.  υ 、 :\  ):::::::::::::::: ::::::::::::
    .(ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;, 'u ::::::::::::::::::::::::::::::
   ../""ヽ;;;;;;;;;; .υ::::. '" ν:::::::::::::::::::::::::    /
 ../  ´ ^ ゞ.ノυ:::::::,,,,,,:::::::::::::::::::::::  , . - '"
/        / ヾ゙i;;;;;;;;;;::::::::::::::::::,.、,.、-' "
´,     .,/    ヽ、;;;;;;;;;;;;,.、-‐''"  \
ノ(    /        `'''''''''´      \  

ガノタは
  |       __     ヽ 二工二、  /  ヽ
  ̄| ̄     / /  \   ヽ 二土二「   |    |
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   \_ノ   ヽ丿    ノ    ノ  └┼ 

  / ̄/   |   │      │ ゝ 
   |二二|  |  ─┼─   ─┼──
   |二二|  |    |      人  
   / \  し  ノ    _/ \_

うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!
( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!
ガノタ( ´;゚;ё;゚;)キモッ♪ るんるん♪ らんらん♪

193 :通常の名無しさんの3倍:03/07/22 16:13 ID:FY1afnPh
フットボール狂騒曲様グッジョブ!
ID晒しつつ良スレあげ

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